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公開番号2025108757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2025073860,2024072015
出願日2025-04-28,2020-03-31
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類B41J 29/42 20060101AFI20250715BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】所定の画面が表示されているときに表示制限することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】CPU101は、PC10がネットワークIF108を介してリモート接続されている場合、パネル105に表示されている表示画面と同一画面をPC10で表示するための画面データをPC10に送信し、PC10からのリモートアクセスを受信して、リモートアクセスに応じた表示画面の表示処理を実行し、表示画面が所定の画面であるときに、リモートアクセスを受信した場合、表示画面の表示制限を行う。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
通信インタフェースと、
表示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
情報処理装置が前記通信インタフェースを介してリモート接続されている場合、
前記表示部に表示されている表示画面と同一画面を前記情報処理装置で表示するための画面データを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置からのリモートアクセスを受信して、前記リモートアクセスに応じた前記表示画面の表示処理を実行し、
前記表示画面が所定の画面であるときに、前記リモートアクセスを受信した場合、前記表示画面の表示制限を行う、
画像形成装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記所定の画面は、前記画像形成装置のメンテナンスモードに移行する直前の画面及び移行後の画面である、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記所定の画面は、前記情報処理装置から管理者が前記画像形成装置にログインする直前の画面及びログイン後の画面である、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記表示制限は、前記リモートアクセスが前記表示画面に表示されたキーのキー操作である場合、前記キー操作に対応するキーの表示態様を変更しないことである、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記キー操作は、パスワードを入力するキー操作である、
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記キー操作は、フォーカスモード処理キーによるキー操作である、
請求項4又は5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記キー操作に対応するキーの表示態様を変更する第1モードと、前記キー操作に対応するキーの表示態様を変更しない第2モードとを選択可能である、
請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記情報処理装置は、前記キー操作の結果を表示する表示部を備えた、
請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記表示画面の表示制限を行っているときに、前記リモートアクセスを受信した場合、前記リモートアクセスに応じた表示画面を表示するための画面データを前記情報処理装置に送信する、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置はさらに、
ユーザインタフェース
を備え、
前記制御部は、
前記表示画面が所定の画面であるときには、前記ユーザインタフェースからのユーザ操作を受け付けない、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、情報処理端末から画像形成装置を遠隔操作する技術に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像処理装置の遠隔操作中に画像処理装置の権限を変更した場合において、画像処理装置のユーザに閲覧権限の無い情報を見られないようにする情報処理システムが記載されている。そして、閲覧権限の無い情報を見られないようにする具体的方法として、画像処理装置側のUI表示部をブラックアウトしたり、表示不可の項目の表示情報を非表示又は非表示相当にしたりすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-49851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の情報処理システムでは、所定の画面が表示されているときに表示制限することは記載されていないので、所定の画面が表示されているときに表示制限したいという要求に応えることはできない。
【0005】
本願は、所定の画面が表示されているときに表示制限することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、通信インタフェースと、表示部と、制御部と、を備え、制御部は、情報処理装置が通信インタフェースを介してリモート接続されている場合、表示部に表示されている表示画面と同一画面を情報処理装置で表示するための画面データを情報処理装置に送信し、情報処理装置からのリモートアクセスを受信して、リモートアクセスに応じた表示画面の表示処理を実行し、表示画面が所定の画面であるときに、リモートアクセスを受信した場合、表示画面の表示制限を行う。
【発明の効果】
【0007】
本願によれば、所定の画面が表示されているときに表示制限することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願の第1実施形態に係る画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。
図1のPC上に起動されたブラウザの表示画面((a),(b))及びMFPのパネルの表示画面((c))の各一例を示している。
図2のブラウザの表示画面が遷移した表示画面の一例を示している。
図1のPC、特にCPUが実行するメイン処理の手順を示すフローチャートである。
図4のメイン処理に含まれる遠隔操作画面表示処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図4のメイン処理に含まれる画面更新処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図4のメイン処理に含まれるhttp(s)cgiリクエスト実行処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図1のMFP、特にCPUが実行するメイン処理の手順を示すフローチャートである。
図8のメイン処理に含まれる本体パネル処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図8のメイン処理に含まれる初期画面送信処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図8のメイン処理に含まれる画面データ送信処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図8のメイン処理に含まれる画面押下処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図8のメイン処理に含まれる離上処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
本願の第2実施形態に係る画像形成システムのPC上に起動されたブラウザの表示画面((a))及びMFPのパネルの表示画面((b),(c))の各一例を示している。
本願の第2実施形態に係る画像形成システムのMFP、特にCPUが実行するメイン処理に含まれる画面押下処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
本願の第2実施形態に係る画像形成システムのMFP、特にCPUが実行するメイン処理に含まれる離上処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
本願の第3実施形態に係る画像形成システムのPC、特にCPUが実行するメイン処理の手順を示すフローチャートである。
本願の第3実施形態に係る画像形成システムのMFP、特にCPUが実行するメイン処理の手順を示すフローチャートである。
図18のメイン処理に含まれる初期画面送信処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
図18のメイン処理に含まれる離上処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、本願の第1実施形態に係る画像形成システム1の制御構成を示している。画像形成システム1は、PC10、MFP100及びルータ32を備えている。なお、MFPは、multifunction peripheral の略語である。
(【0011】以降は省略されています)

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