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公開番号2025021409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2024044299
出願日2024-03-20
発明の名称ヘッドアップディスプレイ装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20250205BHJP(光学)
要約【課題】表示品位の低下を抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、表示光Lを放射する表示面21、及び表示面21を囲む外周枠状に形成されるベゼル22bを有する表示パネル22と、表示面21に接着層27aを介して間接的に接着され、表示光Lが透過するプリズム40と、を備える。プリズム40は、表示面21に直交するZ方向から見て、ベゼル22bの一部に重なるように形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表示光を放射する表示面、及び前記表示面を囲む枠状に形成されるベゼルを有する表示パネルと、
前記表示面に直接的又は間接的に接着され、前記表示光が透過する透光部材と、を備え、
前記透光部材は、前記表示面に直交する方向から見て、前記ベゼルの少なくとも一部に重なるように形成されている、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記透光部材は、前記透光部材の前記ベゼルに対向する背面と前記透光部材の側面との少なくとも何れか一方に形成される遮光部を備える、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記透光部材は、
前記表示光が入射する光入射面と、
入射した前記表示光が出射する光出射面と、を備え、
前記透光部材の側面は、前記光入射面又は前記光出射面よりも表面粗さが粗い粗面として形成されている、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、前記表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示し、
前記透光部材は、
前記表示光が入射し、前記表示面に平行をなし、前記表示面に直接的又は間接的に接着される光入射面と、
入射した前記表示光が出射し、前記光入射面に対して傾斜する光出射面と、を備え、
前記光出射面の前記光入射面に対する傾斜角度により、視認者から見た前記虚像の倒れ角度が調整される、
請求項1から3の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項5】
表示光を放射する表示面を有する表示パネルと、
前記表示面に直接的又は間接的に接着され、前記表示光が透過する透光部材と、を備え、
前記透光部材は、前記透光部材の前記表示パネルに対向する背面と前記透光部材の側面との少なくとも何れか一方に形成される遮光部を備える、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
前記透光部材は、
前記表示光が入射する光入射面と、
入射した前記表示光が出射する光出射面と、を備え、
前記透光部材の側面は、前記光入射面又は前記光出射面よりも表面粗さが粗い粗面として形成されている、
請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
前記表示光を通過する光通過孔を形成する枠部を更に備え、
前記遮光部は、前記表示パネルの外周部から前記光通過孔へ向かって反射される不要光を遮る位置に形成される
請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項8】
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、前記表示光を被投射部材に投射することにより虚像を表示し、
前記透光部材は、
前記表示光が入射し、前記表示面に平行をなし、前記表示面に直接的又は間接的に接着される光入射面と、
入射した前記表示光が出射し、前記光入射面に対して傾斜する光出射面と、を備え、
前記光出射面の前記光入射面に対する傾斜角度により、視認者から見た前記虚像の倒れ角度が調整される、
請求項5から7の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、液晶層を透過した光が表示面に対してチルト角だけ傾くように、液晶層を透過した光を屈折させるプリズムを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6200798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成では、例えば、アイボックスの縁部に視点が位置する場合には、表示光がこの視点に到達するまでの光の一部がプリズムの側面を通過してしまい、虚像の表示品位が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示品位の低下を抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
表示光を放射する表示面、及び前記表示面を囲む枠状に形成されるベゼルを有する表示パネルと、
前記表示面に直接的又は間接的に接着され、前記表示光が透過する透光部材と、を備え、
前記透光部材は、前記表示面に直交する方向から見て、前記ベゼルの少なくとも一部に重なるように形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示品位の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の第1実施形態に係るプリズム及び表示パネルの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るプリズム及び表示パネルの分解斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示装置の概略断面図である。
本開示の第2実施形態に係るプリズムの斜視図である。
本開示の第3実施形態に係るプリズムの斜視図である。
本開示の第1実施形態の変形例に係る表示装置の概略断面図である。
本開示の第1実施形態の変形例に係る表示装置の概略断面図である。
比較例に係る表示装置の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、移動体の一例である車両200のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを被投射部材の一例であるウインドシールド201に投射することにより、車両情報を含む虚像V1(表示像
)を表示する。視認者1の視点EPが可視領域R(いわゆる、アイボックス)内にあるときに、視認者1が虚像V1を視認可能となる。虚像V1は虚像表示仮想領域K1内に表示される。虚像表示仮想領域K1は、実体のない平面または曲面で形成される。可視領域Rは、視認者1の左右方向に長い長方形に仮想的に形成される。視点EPが可視領域R内から外へ移動すると、視認者1が視認する虚像V1の輝度が顕著に低下する。
【0010】
虚像表示仮想領域K1は路面に沿って延びる。ここで、路面に沿うとは、虚像表示仮想領域K1が水平方向に対して±45°未満であることを指す。本例では、虚像表示仮想領域K1は、視認者1から離れるにつれて上方向に向かうように傾斜する。
(【0011】以降は省略されています)

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