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公開番号
2025018899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024034603
出願日
2024-03-07
発明の名称
光学部材の製造方法、発光装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
5/20 20060101AFI20250130BHJP(光学)
要約
【課題】被覆部材との密着性に優れた光学部材の製造方法を提供する。
【解決手段】本光学部材の製造方法は、第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有し、蛍光体粒子を含む多結晶体の波長変換部材を準備する工程と、前記波長変換部材の内部にレーザ光を集光し、前記波長変換部材の内部に改質部を形成する工程と、前記波長変換部材を前記第1面側から押圧し、前記改質部を起点として前記波長変換部材を割断する工程と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有し、蛍光体粒子を含む多結晶体の波長変換部材を準備する工程と、
前記波長変換部材の内部にレーザ光を集光し、前記波長変換部材の内部に改質部を形成する工程と、
前記波長変換部材を前記第1面側から押圧し、前記改質部を起点として前記波長変換部材を割断する工程と、を有する、光学部材の製造方法。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記割断する工程では、
前記波長変換部材の前記第2面側に支持部材を配置し、前記波長変換部材を前記第1面側から押圧部材で押圧する、請求項1に記載の光学部材の製造方法。
【請求項3】
前記割断する工程において、前記支持部材は前記押圧により弾性変形可能である、請求項2に記載の光学部材の製造方法。
【請求項4】
前記改質部を形成する工程において、
前記改質部は前記第1面及び前記第2面から離隔する位置に形成される、請求項1に記載の光学部材の製造方法。
【請求項5】
前記改質部を形成する工程において、
前記改質部は、前記波長変換部材の前記第2面からの深さが0より大きく10μm以下の領域に形成される、請求項1から4のいずれか1項に記載の光学部材の製造方法。
【請求項6】
前記改質部は、前記波長変換部材の深さ方向における長さが前記波長変換部材の厚さの2%以上30%以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の光学部材の製造方法。
【請求項7】
前記改質部は、前記波長変換部材の前記第2面に平行な方向の幅が1μm以上10μm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の光学部材の製造方法。
【請求項8】
前記改質部を形成する工程において、前記改質部は上面視で直線状に形成され、
前記割断する工程において、前記直線に沿って前記波長変換部材を押圧する、請求項1から4のいずれか1項に記載の光学部材の製造方法。
【請求項9】
発光素子と、
前記発光素子上に配置される板状の光学部材と、
前記光学部材の上面を露出し、前記光学部材の側面及び前記発光素子の側面を被覆する被覆部材と、を有し、
前記光学部材は蛍光体粒子を含む多結晶体の波長変換部材であり、前記波長変換部材の側面の高さ方向の異なる位置に、前記蛍光体粒子の粒子表面が露出する第1領域と、前記蛍光体粒子の粒子断面が露出する第2領域と、を含む、発光装置。
【請求項10】
前記第1領域は、前記第2領域よりも面粗さが大きい、請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光学部材の製造方法、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
発光素子上に波長変換部材等の板状の光学部材を備え、発光素子及び光学部材の側面を反射部材で被覆する発光装置が知られている。一例として、母材の第1の主面に分割溝を形成し、分割溝に沿って母材を割断し、波長変換部材を得る方法、及び波長変換部材の側面を樹脂等の反射部材で被覆する発光デバイスが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-97060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、被覆部材との密着性に優れた光学部材の製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、第1面と前記第1面の反対側の第2面とを有し、蛍光体粒子を含む多結晶体の波長変換部材を準備する工程と、前記波長変換部材の内部にレーザ光を集光し、前記波長変換部材の内部に改質部を形成する工程と、前記波長変換部材を前記第1面側から押圧し、前記改質部を起点として前記波長変換部材を割断する工程と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、被覆部材との密着性に優れた光学部材の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る光学部材を模式的に示す斜視図である。
図1のII-II線における断面図である。
第1実施形態に係る光学部材の製造工程を説明する模式図(その1)である。
第1実施形態に係る光学部材の製造工程を説明する模式図(その2)である。
第1実施形態に係る光学部材の製造工程を説明する模式図(その3)である。
第1実施形態の変形例に係る光学部材の製造工程を説明する模式図である。
第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
図7のVIII-VIII線における断面図である。
波長変換部材の側面のレーザ顕微鏡写真である。
波長変換部材の側面のSa及びRaの測定結果である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の製造方法、及び該製造方法により得られる光学部材(以下、「実施形態に係る光学部材」と呼ぶことがある)について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分または部材を示す。
【0009】
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための光学部材の製造方法等を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材料、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態や変形例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。さらに、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
【0010】
<第1実施形態に係る光学部材50>
図1は、第1実施形態に係る光学部材を模式的に示す斜視図である。図2は、図1のII-II線における断面図である。図1及び図2では、互いに直交するX方向及びY方向を規定し、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向としている。他の図においても、同様にX方向、Y方向、及びZ方向を示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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