TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025023435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127547
出願日2023-08-04
発明の名称光トランシーバ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 6/42 20060101AFI20250207BHJP(光学)
要約【課題】安全性を向上させた接点装置、及び電池切替装置を提供する。
【解決手段】光トランシーバは、光電変換素子102と、光電変換素子102から発せられる又は光電変換素子102に入射する光が通過するレンズ103と、レンズ103が埋め込まれたレンズキャップ104と、レンズ103を通過する光を導く光ファイバ106が挿通され一端側がレンズキャップ104に取り付けられたスタブ105と、スタブ105の他端側と、光ファイバ2が挿通されたフェルール22の一端側とを相互に突き合わせた状態で接続する割スリーブ12とを備える。レンズキャップ104は、スタブ105の一端部が挿入された凹部104Cと、凹部104の開口縁部から拡径した段差部104Sとを備え、共にエポキシ樹脂で形成されたレンズキャップ104の段差部104Sとスタブ105のフランジ105Fとが、エポキシ接着剤107で接着されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
光電変換素子と、
前記光電変換素子から発せられる又は前記光電変換素子に入射する光が通過するレンズと、
前記レンズが埋め込まれた透光性部材と、
前記レンズを通過する光を導く第1光導波路が形成され、前記第1光導波路に沿った方向の一端側が前記透光性部材に取り付けられたスタブと、
前記スタブの前記第1光導波路に沿った方向の他端側と、第2光導波路が形成されたフェルールの前記第2光導波路に沿った方向の一端側とを相互に突き合わせた状態で接続する割スリーブと
を備え、
前記透光性部材は、
前記スタブの前記第1光導波路に沿った方向の一端部が挿入された凹部と、
前記凹部の開口縁部から拡径した段差部と
を備え、
前記スタブは、前記段差部に嵌め合わされたフランジを備え、
前記透光性部材と前記スタブとはエポキシ樹脂で形成され、
前記段差部と前記フランジとは、エポキシ接着剤で接着されている
光トランシーバ。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記フェルールを収容する光コネクタ側ハウジングが着脱され、前記透光性部材と前記スタブと前記割スリーブとを収容するハウジングを備え、
前記光コネクタ側ハウジングが前記ハウジングに着脱される際、前記スタブは前記割スリーブに固定された状態に維持され、前記フェルールが前記割スリーブに挿抜される
請求項1に記載の光トランシーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光トランシーバに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
光トランシーバとして、割スリーブを介してFOT(Fiber Optical Transceiver)側のレンズと光コネクタ側のフェルールとをアライメントするものが知られている(例えば、特許文献1~3参照)。特許文献1~3に記載の光トランシーバでは、FOT側のスタブと光コネクタ側のフェルールとを割スリーブで接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-28214号公報
再表2015-12183号公報
特開2013-246246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1~3に記載の光トランシーバでは、レンズとフェルールとを割スリーブ、スタブ及びレンズ保持部を介して高精度に位置決めし、光軸ずれによる光損失を抑える必要がある。また、スタブとレンズ保持部とが別部材である場合には、両者の接着強度を確保する必要がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、レンズとフェルールとのアライメントを実現すると共に、スタブとレンズ保持部との接着強度を確保することができる光トランシーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の光トランシーバは、光電変換素子と、前記光電変換素子から発せられる又は前記光電変換素子に入射する光が通過するレンズと、前記レンズが埋め込まれた透光性部材と、前記レンズを通過する光を導く第1光導波路が形成され、前記第1光導波路に沿った方向の一端側が前記透光性部材に取り付けられたスタブと、前記スタブの前記第1光導波路に沿った方向の他端側と、第2光導波路が形成されたフェルールの前記第2光導波路に沿った方向の一端側とを相互に突き合わせた状態で接続する割スリーブとを備え、前記透光性部材は、前記スタブの前記第1光導波路に沿った方向の一端部が挿入された凹部と、前記凹部の開口縁部から拡径した段差部とを備え、前記スタブは、前記段差部に嵌め合わされたフランジを備え、前記透光性部材と前記スタブとはエポキシ樹脂で形成され、前記段差部と前記フランジとは、エポキシ接着剤で接着されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、レンズとフェルールとのアライメントを実現すると共に、スタブと透光性部材(レンズ保持部)との接着強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る光トランシーバと光コネクタとを備える光伝送装置を示す斜視図である。
図2は、図1に示す光伝送装置の接続状態を示す断面図である。
図3は、図1及び図2に示す割スリーブを示す斜視図である。
図4は、図1及び図2に示すFOTモジュールを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限られるものではなく、以下に示す実施形態は本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る光トランシーバ10と光コネクタ20とを備える光伝送装置1000を示す斜視図である。この図に示すように、光トランシーバ10は、光コネクタ20を介して光ケーブル1に接続される。この光ケーブル1は、他の光コネクタ(図示省略)を介して他の光トランシーバ(図示省略)に接続される。これにより、光トランシーバ10は、他の光トランシーバと光ケーブル1を介して光伝送可能に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
加締型
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
25日前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
クランプ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
クランプ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
13日前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
端子金具
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接触構造
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
ブラケット
11日前
矢崎総業株式会社
ケース構造
12日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
7日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
7日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
8日前
矢崎総業株式会社
情報処理装置
13日前
矢崎総業株式会社
増し撚り装置
13日前
続きを見る