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公開番号2025010652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023112737
出願日2023-07-10
発明の名称光学系および撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250116BHJP(光学)
要約【課題】小型化と像面湾曲の補正とを両立した広画角な光学系を提供する。
【解決手段】光学系は、第1レンズ群と、開口絞りと、第2レンズ群により構成される。第1レンズ群は、物体側から第1レンズと第2レンズを有し、第2レンズ群は、像側から2番目の第3レンズと最も像側の第4レンズを有する。第1レンズは、軸上に負、軸外に正の屈折力を有し、第2レンズは、軸上に正、軸外に負の屈折力を有する。第3レンズは、軸上に正、軸外に負の屈折力を有し、第4レンズは、軸上に負、軸外に正の屈折力を有する。光学系の軸上焦点距離をf、第2レンズにおいて最大像高を20分割したときの該第2レンズの負の屈折力が最も大きい軸外焦点距離をfn2、光学系の最大画角ωでの軸外焦点距離をfωとするとき、-2.4≦fn2/f<0.0と0.1≦fω/f≦2.1なる条件を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された第1レンズ群と、開口絞りと、第2レンズ群とにより構成される光学系であって、
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された第1レンズと第2レンズとを有し、
前記第2レンズ群は、像側から2番目の第3レンズと最も像側の第4レンズとを有し、
前記第1レンズは、軸上に負の屈折力、軸外に正の屈折力を有し、
前記第2レンズは、軸上に正の屈折力、軸外に負の屈折力を有し、
前記第3レンズは、軸上に正の屈折力、軸外に負の屈折力を有し、
前記第4レンズは、軸上に負の屈折力、軸外に正の屈折力を有し、
前記光学系の軸上焦点距離をf、前記第2レンズにおいて最大像高を20分割したときの該第2レンズの負の屈折力が最も大きい軸外焦点距離をfn2、前記光学系の最大画角ωでの軸外焦点距離をfωとするとき、
-2.4≦fn2/f<0.0
0.1≦fω/f≦2.1
なる条件を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第1レンズの物体側のレンズ面から像側のレンズ面までの光軸上の長さをt12、前記光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをTTLとするとき、
0.01≦t12/TTL≦0.10
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1レンズと前記第2レンズの合成焦点距離をfо、前記第3レンズと前記第4レンズの合成焦点距離をfiとするとき、
-5.0≦fо/f<0.0
-15.0≦fi/f<0.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記光学系の最大像高をImgHとするとき、
1.2≦TTL/ImgH≦2.1
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第2レンズ群に含まれる負レンズのd線を基準とするアッベ数をνN_2とするとき、
15.0≦νN_2≦40.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび正レンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正レンズ、負レンズ、前記第3レンズおよび前記第4レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび正レンズからなり、
前記第2レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正レンズ、正レンズ、負レンズ、前記第3レンズおよび前記第4レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の光学系と、
前記光学系を通して被写体を撮像する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、各種撮像装置に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
広画角な光学系において全長を短縮するためには、該光学系を構成するレンズの厚みとレンズ間の間隔を小さくする必要がある。また一般に、広画角な光学系では開口絞りよりも物体側にレンズ群を配置することにより、像面湾曲や歪曲収差を補正できることが知られている。ただし、この構成では、光学系が大型化しやすい。
【0003】
特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、開口絞りおよび負の屈折力のレンズ群を有する光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許公開2021/0199933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された光学系のように、物体側から順に強い負の屈折力の第1レンと弱い正の屈折力の第2レンズ群を配置すると、第1レンズ群の厚みが増加しやすく、光学系の小型化と像面湾曲の補正とを両立することが困難である。
【0006】
本発明は、小型化と像面湾曲の補正とを両立することを可能にした広画角な光学系を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された第1レンズ群と、開口絞りと、第2レンズ群により構成される。第1レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された第1レンズと第2レンズを有し、第2レンズ群は、像側から2番目の第3レンズと最も像側の第4レンズを有する。第1レンズは、軸上に負の屈折力、軸外に正の屈折力を有し、第2レンズは、軸上に正の屈折力、軸外に負の屈折力を有する。第3レンズは、軸上に正の屈折力、軸外に負の屈折力を有し、第4レンズは、軸上に負の屈折力、軸外に正の屈折力を有する。光学系の軸上焦点距離をf、第2レンズにおいて最大像高を20分割したときの該第2レンズの負の屈折力が最も大きい軸外焦点距離をfn2、光学系の最大画角ωでの軸外焦点距離をfωとするとき、
-2.4≦fn2/f<0.0
0.1≦fω/f≦2.1
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光学系を備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、広画角な光学系において小型化と像面湾曲の補正とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系の断面図。
数値例1の光学系の縦収差図。
実施例2の光学系の断面図。
数値例2の光学系の縦収差図。
実施例3の光学系の断面図。
数値例3の光学系の縦収差図。
実施例4の光学系の断面図。
数値例4の光学系の縦収差図。
実施例5の光学系の断面図。
数値例5の光学系の縦収差図。
実施例6の光学系の断面図。
数値例6の光学系の縦収差図。
光学面における軸外光線のヒットポイントを示す図。
実施例1~6の光学系を用いた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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