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公開番号
2025008690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111070
出願日
2023-07-05
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 ニップ部における温度を精度よく検出することを目的とする。
【解決手段】 シートを加熱する第1ベルトと、第1ベルトを非接触で加熱する加熱手段と、第1ベルトの外周面と当接することで前記第1ベルトともにニップ部を形成し、第1ベルトとともに、シート上のインク画像をシートに定着する第2ベルトと、を有するインクジェット記録装置である。インクジェット記録装置は、ニップ部において、第2ベルトの内周面に当接し、第2ベルトを介して第1ベルトを押圧する押圧部材と、押圧部材は、加熱手段が加熱する加熱領域において、開口が形成され、開口に配置され、第2ベルトの内周面の温度を検知する温度検知部材と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを加熱する第1ベルトと、
前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1ベルトを非接触で加熱する加熱手段と、
前記第1ベルトに当接することで前記第1ベルトともにニップ部を形成し、前記第1ベルトとともに、シートの上のインク画像をシートに定着する第2ベルトと、
前記ニップ部において、前記第2ベルトの内周面に当接し、前記第2ベルトを介して前記第1ベルトを押圧する押圧部材と、
前記押圧部材は、前記加熱手段が加熱する加熱領域において、開口が形成され、
前記開口に配置され、前記第2ベルトの内周面の温度を検知する温度検知部材と、
を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記押圧部材は、金属製である
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記加熱手段は、シートの搬送方向に沿って複数設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記温度検知部材は複数設けられ、
複数設けられた前記加熱手段の加熱領域と対応する位置に、前記温度検知部材は配置される、
ことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記開口は前記第2ベルトと摺動する側にR加工が施されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記押圧部材の前記第2ベルトと摺動する側の表面には凹凸形状が施されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記加熱手段は、前記加熱領域に向かって開いているリフレクタを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記温度検知部材は、前記開口から一部が突出することによって、前記第2ベルトの温度検出する接触式の温度検知部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
シートの搬送方向において、前記リフレクタの上流端と下流端と、の間に前記温度検知部材が配置される、
ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクにより形成された画像をシートに定着させる定着装置及びインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクをシートに向けて吐出してシートに画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置では、インクにより画像が形成されたシートに対し熱及び圧力を加えることで、インクをシートに浸透させてインクの定着性をあげるために加熱装置が用いられている。こうした加熱装置の一例として、ヒータを有する加熱部材によって加熱された定着ローラと、定着ローラに圧接して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを備え、定着ニップ部においてシートを挟持搬送しながら圧力及び熱を加える熱定着方式が知られている。
【0003】
従来、電子写真方式の画像形成装置の場合であるが、定着ローラの温度を検知するサーミスタの検知結果に基づきヒータの温度制御が行われている。また、ヒータの温度を検知するサーミスタの検知結果に基づいて、ヒータの温度が所定の温度以上になった場合は、ヒータの電力供給を停止する制御が行われている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-53310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インクジェット記録装置において、シートにインク画像を形成した後、熱と圧力を与えることで定着を行う定着装置が提案される。インクジェット記録装置ではインクを扱うために、電子写真方式の定着と比べて、1対のベルトによって低温の熱且つ長い時間シートをニップして乾燥を行う。
【0006】
定着装置は1対のベルトを加熱する加熱手段を有しており、シートに対して熱を与えることができる。この加熱手段には、熱応答性の良さからベルトと非接触のヒータが用いられ、ヒータの輻射熱によってベルトが加熱される。1対のベルトが形成するニップ部には押圧部材が設けられ、これによりロングニップを形成できる。
【0007】
ここでヒータが暴走した場合に備えて、ヒータの加熱領域に温度検知手段を配置する必要がある。しかしながら、ヒータの加熱領域を測定するように、ヒータとベルトの間に温度検知手段を配置すると、温度検知手段が直接加熱される。そのため、温度検知手段の耐熱性を高くしなければならず、ヒータとベルトの間に温度検知手段を配置することは困難であった。
【0008】
本発明に係るインクジェット記録装置は、ニップ部における温度を精度よく検出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を鑑みて、本発明にかかるインクジェット記録装置は、シートを加熱する第1ベルトと、前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1ベルトを非接触で加熱する加熱手段と、前記第1ベルトの外周面と当接することで前記第1ベルトともにニップ部を形成し、前記第1ベルトとともに、シート上のインク画像をシートに定着する第2ベルトと、前記ニップ部において、前記第2ベルトの内周面に当接し、前記第2ベルトを介して前記第1ベルトを押圧する押圧部材と、前記ニップ部において、前記第1ベルトの内周面を非接触で加熱する加熱手段と、前記押圧部材は、前記加熱手段が加熱する加熱領域において、開口が形成され、前記開口に配置され、前記第2ベルトの内周面の温度を検知する温度検知部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ベルトの温度を応答性良く検出することができることにより、ヒータが暴走したときなど、異常発生時でもベルトの昇温を素早く停止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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