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公開番号
2024145230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057492
出願日
2023-03-31
発明の名称
画像読取装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241004BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】駆動源やセンサが正常に動作する場合に行われるエラー通知を防止する画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、原稿台ガラスに載置された原稿を読み取る読取処理を行う第1撮像ユニット204と、第1撮像ユニット204を移動させることができる光学モータ205と、第1撮像ユニット204の位置を検知するためのHPセンサ207と、光学モータ205に第1撮像ユニット204を所定の方向へ移動させながら、第1撮像ユニット204に読取処理を行わせるCPU3001と、を備える。CPU3001は、光学モータ205に第1撮像ユニット204を移動させて第1撮像ユニット204に読取処理を行わせ、該読取処理の間、HPセンサ207による検知結果に基づいて光学モータ205とHPセンサ207の少なくとも一方の異常を検知するとユーザに警告を通知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿が載置される透明部材と、
前記透明部材に載置された前記原稿を読み取る読取処理を行う読取手段と、
前記読取手段を移動させることができる駆動源と、
前記読取手段の位置を検知するための検知手段と、
前記駆動源に前記読取手段を所定の方向へ移動させながら、前記読取手段に前記読取処理を行わせる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記読取手段に前記読取処理を行わせる前に、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作するか否かを確認し、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作すれば、前記駆動源に前記読取手段を移動させて前記読取手段に前記読取処理を行わせ、該読取処理の間、前記検知手段による検知結果に基づいて前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知するとユーザに警告を通知することを特徴とする、
画像読取装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記透明部材に対して面一に設けられる第2透明部材と、
前記第2透明部材の上に原稿を搬送する搬送手段と、
前記第2透明部材の上に搬送された原稿を、前記搬送手段による搬送方向の下流側へ案内するガイド部材と、をさらに備え、
前記ガイド部材は、前記透明部材よりも前記搬送手段の側に配置されており、
前記搬送手段は、前記透明部材に対して開閉自在に取り付けられることを特徴とする、
請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記透明部材に対して開閉自在に取り付けられる圧板と、
前記透明部材よりも前記圧板の側に配置されるガイド部材と、をさらに備えることを特徴とする、
請求項1記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記読取手段に前記読取処理を行わせる前に、前記駆動源に前記読取手段を移動させ、そのときの前記検知手段の検知結果に基づいて、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作するか否かを確認することを特徴とする、
請求項1記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記検知手段は、前記読取手段が所定の位置にある場合と他の位置にある場合とで検知結果が変化し、
前記制御手段は、前記駆動源により前記読取手段を前記所定の位置へ移動させた後に前記所定の方向へ移動させ、そのときの前記検知手段の検知結果が変化する場合に、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作していると判断することを特徴とする、
請求項4記載の画像読取装置。
【請求項6】
シェーディング補整用の基準部材をさらに備え、
前記制御手段は、前記読取処理の前に、前記駆動源により前記読取手段を前記基準部材の読み取りが可能な位置へ移動させてシェーディング補整処理を行い、
前記制御手段は、前記読取処理の間、前記駆動源により前記読取手段を前記基準部材の読み取りが可能な位置から前記所定の位置へ移動させ、そのときの前記検知手段の検知結果が変化しない場合に、前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知することを特徴とする、
請求項5記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記読取手段を前記基準部材の読み取りが可能な位置から前記所定の位置へ移動開始させてから所定時間内に前記検知手段の検知結果が変化しない場合に、前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知することを特徴とする、
請求項6記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記読取処理の間、前記駆動源により前記読取手段を前記所定の位置へ移動させた後に前記所定の方向へ移動させ、そのときの前記検知手段の検知結果が変化しない場合に、前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知することを特徴とする、
請求項5記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記制御手段は、すでに前記警告を通知した後に前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知すると、前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方が故障していることをユーザに通知することを特徴とする、
請求項7又は8記載の画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿から画像を読み取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
原稿の画像を読み取る画像読取装置は、原稿台ガラスに載置された原稿を読み取る場合、原稿台ガラスの下側でイメージセンサ(以下、「撮像ユニット」という)を移動させながら読取処理を行う。原稿台ガラスに載置された原稿を読み取るジョブを、以下、「圧板ジョブ」という。読取処理中に撮像ユニットの移動の制限等の異常が発生した場合、異常の発生がユーザに通知される。このような通知を、以下、「エラー通知」という。
【0003】
特許文献1の画像読取装置は、撮像ユニットの移動量を検出し、検出した移動量に基づいて撮像ユニットの移動が制限されているか否かを判定する。撮像ユニットの移動が制限されている場合には、その旨のエラー通知が行われる。画像読取装置は、輸送時の撮像ユニットの故障を防止するために、固定部材により撮像ユニットが固定される。撮像ユニットの移動の制限は、この固定部材を取り付けたまま撮像ユニットの移動処理が行われることで発生する。画像読取装置は、撮像ユニットの移動が制限されることで、ユーザに撮像ユニットの移動が制限されていること及び固定部材の取り外しを通知(エラー通知)する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-22098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の画像読取装置は、撮像ユニットの移動処理が正常に行えない場合に、撮像ユニットを移動させる駆動源や撮像ユニットの位置を検知するセンサに異常があると判断する。ユーザは、エラー通知に応じて、画像読取装置の電源をオフにして、駆動源やセンサの交換、点検、修理等を行う。
【0006】
特許文献1の画像読取装置は、センサの検知結果に基づいて撮像ユニットの移動処理の成否を判断する。しかし、駆動源やセンサに異常が無い場合であっても、センサの検知結果によっては、ユーザに撮像ユニットの移動処理の異常が通知されることがある。例えば、原稿の自動搬送装置(以下、「ADF:Auto Document Feeder」という)を備える画像読取装置は、ADF側にも撮像ユニットを有することで原稿の両面の画像を読み取ることができる。このような画像読取装置は、ADF側の撮像ユニットの読取位置に原稿を搬送するために、原稿台ガラス上にガイド部材が設けられる。圧板ジョブの際にこのガイド部材が上方から強く押圧されることで、原稿台ガラスが沈み込むように歪むことがある。この歪みが撮像ユニットの移動を阻害する原因となる。この場合にも駆動源やセンサの異常と判断され、駆動源やセンサが正常に動作しているにもかかわらず、駆動源やセンサの異常を示すエラー通知が行われる。そのためにユーザは、不要な交換、点検、修理等を行うことになる。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、駆動源やセンサが正常に動作する場合に行われるエラー通知を防止する画像読取装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像読取装置は、原稿が載置される透明部材と、前記透明部材に載置された前記原稿を読み取る読取処理を行う読取手段と、前記読取手段を移動させることができる駆動源と、前記読取手段の位置を検知するための検知手段と、前記駆動源に前記読取手段を所定の方向へ移動させながら、前記読取手段に前記読取処理を行わせる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記読取手段に前記読取処理を行わせる前に、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作するか否かを確認し、前記駆動源と前記検知手段が正常に動作すれば、前記駆動源に前記読取手段を移動させて前記読取手段に前記読取処理を行わせ、該読取処理の間、前記検知手段による検知結果に基づいて前記駆動源と前記検知手段の少なくとも一方の異常を検知するとユーザに警告を通知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、駆動源やセンサが正常に動作する場合に行われるエラー通知を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成図。
画像読取装置の構成図。
コントロールシステムの構成図。
圧板ジョブ時の処理を表すフローチャート。
圧板ジョブ時の処理を表すフローチャート。
圧板ジョブ時の処理を表すフローチャート。
圧板ジョブ時の処理を表すフローチャート。
(a)、(b)は、警告画面の例示図。
(a)、(b)は、原稿台ガラスの状態の説明図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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