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公開番号
2025011008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023160163
出願日
2023-09-25
発明の名称
ピーキング調整回路
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03F
1/44 20060101AFI20250116BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】ピーキング調整における出力信号の周波数特性の安定化を図る。
【解決手段】ドライバIC5は、入力信号が入力されるノードN1と、出力ノードN2とを含む差動増幅器11と、出力ノードN3と、出力ノードN2と出力ノードN3との間に接続されるインダクタ41aと、出力ノードN3と接地ラインGLとの間に接続され、キャパシタ80aと可変抵抗素子32aとが互いに直列に接続された直列回路60aと、を含むピーク調整回路13と、出力ノードN4と、出力ノードN3と出力ノードN4との間に接続されたソースフォロワ回路70aと、を含むフォロワ回路15と、を備え、可変抵抗素子32aは、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1入力信号が入力される第1ノードと、出力ノードである第2ノードとを含む増幅回路と、
出力ノードである第3ノードと、前記第2ノードと前記第3ノードとの間に接続される第1インダクタと、前記第3ノードとグランド配線との間に接続され、第1キャパシタと第1可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第1直列回路と、を含む調整回路と、
出力ノードである第4ノードと、前記第3ノードと前記第4ノードとの間に接続された第1ソースフォロワ回路と、を含むフォロワ回路と、を備え、
前記第1可変抵抗素子は、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有する、
ピーキング調整回路。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第1直列回路は、前記第3ノードと前記グランド配線との間で前記第1キャパシタ及び前記第1可変抵抗素子の順番で接続された回路である、
請求項1に記載のピーキング調整回路。
【請求項3】
前記第1可変抵抗素子は、前記第1キャパシタに接続されたドレインと、前記グランド配線に接続されたソースと、前記第1設定信号が入力されるゲートと、を有する電界効果トランジスタによって構成されている、
請求項2に記載のピーキング調整回路。
【請求項4】
前記フォロワ回路は、第1ソースフォロワ回路と前記第4ノードとの間において、前記第1ソースフォロワ回路に縦続接続された第1エミッタフォロワ回路をさらに含む、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のピーキング調整回路。
【請求項5】
第1入力信号が入力される第1ノードと、第2入力信号が入力される第5ノードと、出力ノードである第2ノードおよび第6ノードとを含む増幅回路と、
出力ノードである第3ノードおよび第7ノードと、前記第2ノードと前記第3ノードとの間に接続される第1インダクタと、前記第3ノードとグランド配線との間に接続され、第1キャパシタと第1可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第1直列回路と、前記第6ノードと前記第7ノードとの間に接続される第2インダクタと、前記第7ノードと前記グランド配線との間に接続され、第2キャパシタと第2可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第2直列回路と、を含む調整回路と、
出力ノードである第4ノードおよび第8ノードと、前記第3ノードと前記第4ノードとの間に接続された第1ソースフォロワ回路と、前記第7ノードと前記第8ノードとの間に接続された第2ソースフォロワ回路と、を含むフォロワ回路と、を備え、
前記第1可変抵抗素子は、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有し、
前記第2可変抵抗素子は、第2設定信号に応じて変化する第2抵抗値を有する、
ピーキング調整回路。
【請求項6】
前記第1直列回路は、前記第3ノードと前記グランド配線との間で前記第1キャパシタ及び前記第1可変抵抗素子の順番で接続された回路であり、
前記第2直列回路は、前記第7ノードと前記グランド配線との間で前記第2キャパシタ及び前記第2可変抵抗素子の順番で接続された回路である、
請求項5に記載のピーキング調整回路。
【請求項7】
前記第1可変抵抗素子は、前記第1キャパシタに接続されたドレインと、前記グランド配線に接続されたソースと、前記第1設定信号が入力されるゲートと、を有する電界効果トランジスタによって構成されており、
前記第2可変抵抗素子は、前記第2キャパシタに接続されたドレインと、前記グランド配線に接続されたソースと、前記第2設定信号が入力されるゲートと、を有する電界効果トランジスタによって構成されている、
請求項6に記載のピーキング調整回路。
【請求項8】
前記フォロワ回路は、
第1ソースフォロワ回路と前記第4ノードとの間において、前記第1ソースフォロワ回路に縦続接続された第1エミッタフォロワ回路と、
第2ソースフォロワ回路と前記第8ノードとの間において、前記第2ソースフォロワ回路に縦続接続された第2エミッタフォロワ回路と、
をさらに含む、
請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のピーキング調整回路。
【請求項9】
前記第1インダクタのインダクタンスと、前記第2インダクタのインダクタンスとが等しく、
前記第1キャパシタの容量値と、前記第2キャパシタの容量値とが等しく、
前記第1可変抵抗素子の抵抗値と、前記第2可変抵抗素子の抵抗値とが等しく設定される、
請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のピーキング調整回路。
【請求項10】
第1入力信号が入力される第1ノードと、出力ノードである第2ノードとを含み、前記出力ノードにおいて、前記第1入力信号に応じてピーキング特性を有する増幅信号を生成する、増幅回路と、
第3ノードと、前記第3ノードとグランド配線との間に接続され、第1キャパシタと第1可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第1直列回路と、を含む調整回路と、
出力ノードである第4ノードと、前記第3ノードと前記第4ノードとの間に接続された第1ソースフォロワ回路と、を含むフォロワ回路と、を備え、
前記第1可変抵抗素子は、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有する、ピーキング調整回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ピーキング調整回路に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、高周波信号を伝送する回路のピーキングを制御する回路が記載されている。この回路は、出力部の信号をモニタしてピーキング量を検出するピーキング検出部と、ピーキング検出部が検出したピーキング量に基づいてインダクタピーキング回路の回路パラメータを可変する制御信号生成部とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2007/110915号
特開2014-7578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の回路では、ピーキング量の調整においてピーク周波数が安定せず、調整によって出力信号の周波数特性が大きく変動する傾向にあった。
【0005】
本開示は、調整後の出力信号の周波数特性の安定化を図ることが可能なピーキング調整回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の一側面に係るピーキング調整回路は、第1入力信号が入力される第1ノードと、出力ノードである第2ノードとを含む増幅回路と、出力ノードである第3ノードと、第2ノードと第3ノードとの間に接続される第1インダクタと、第3ノードとグランド配線との間に接続され、第1キャパシタと第1可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第1直列回路と、を含む調整回路と、出力ノードである第4ノードと、第3ノードと第4ノードとの間に接続された第1ソースフォロワ回路と、を含むフォロワ回路と、を備え、第1可変抵抗素子は、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ピーキング調整における出力信号の周波数特性の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係る光送信モジュール1の構成を示す平面図である。
図2は、図1のドライバIC5の詳細構成を示す回路図である。
図3は、図2の可変抵抗素子32a,32bの構成例を示す回路図である。
図4は、本実施形態のドライバIC5において、出力ノードN3,N7における小信号応答の周波数特性を示すグラフである。
図5は、比較例にかかるドライバICにおいて、出力ノードN3,N7における小信号応答の周波数特性を示すグラフである。
図6は、本実施形態のドライバIC5において、出力ノードN3,N7における小信号応答の周波数特性を示すグラフである。
図7は、本開示の変形例に係るドライバIC105の構成を示す回路図である。
図8は、本開示の変形例に係るドライバIC5Aの構成を示す回路図である。
図9は、本開示の変形例に係るドライバIC105Aの構成を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の第1側面に係るピーキング調整回路は、第1入力信号が入力される第1ノードと、出力ノードである第2ノードとを含む増幅回路と、出力ノードである第3ノードと、第2ノードと第3ノードとの間に接続される第1インダクタと、第3ノードとグランド配線との間に接続され、第1キャパシタと第1可変抵抗素子とが互いに直列に接続された第1直列回路と、を含む調整回路と、出力ノードである第4ノードと、第3ノードと第4ノードとの間に接続された第1ソースフォロワ回路と、を含むフォロワ回路と、を備え、第1可変抵抗素子は、第1設定信号に応じて変化する第1抵抗値を有する。
【0010】
上記第1側面によれば、第1ノードに入力された第1入力信号が、増幅回路によって増幅され、第2ノード、第1インダクタ、および第1直列回路を経由して第3ノードにおいて第1出力信号として生成される。さらに、第1出力信号は第1ソースフォロワ回路を経由して第4ノードから出力される。このような構成において、第1直列回路内の第1可変抵抗素子が第1設定信号によって可変の第1抵抗値に設定される。これにより、第1出力信号のピーク量を調整しながらその信号におけるピーク周波数を安定化させることができる。その結果、本実施形態のピーキング調整回路によって調整された出力信号の周波数特性の安定化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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