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公開番号2024161716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076665
出願日2023-05-08
発明の名称スイッチ装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H03K 17/00 20060101AFI20241113BHJP(基本電子回路)
要約【課題】ヒータによる電力消費量を抑制する。
【解決手段】第1のスイッチング素子130と、第1のスイッチング素子130よりオン抵抗の値が低い第2のスイッチング素子140と、を入力端子110と出力端子120との間に並列に接続し、低温期であるならば、第1のスイッチング素子130を、オンオフ制御し、第2のスイッチング素子140を、オフに制御し、高温期であるならば、第1のスイッチング素子130を、オフに制御し、第2のスイッチング素子140を、オンオフ制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力端子と、
出力端子と、
第1のスイッチング素子と、
前記第1のスイッチング素子よりオン抵抗の値が低い第2のスイッチング素子と、
前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチングを制御する制御部と、を有し、
前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子は、前記入力端子と前記出力端子との間に並列に接続されており、
前記制御部は、
低温期であるならば、
前記第1のスイッチング素子を、オンオフ制御し、
前記第2のスイッチング素子を、オフに制御し、
高温期であるならば、
前記第1のスイッチング素子を、オフに制御し、
前記第2のスイッチング素子を、オンオフ制御する、スイッチ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記高温期は、前記低温期以外のすべての期間である、請求項1の記載のスイッチ装置。
【請求項3】
前記高温期は、前記低温期以外の一部の期間であり、
前記制御部は、前記低温期でなく、かつ前記高温期でないならば、
特定の周期のうちの第1の時間の間、
前記第1のスイッチング素子を、オンオフ制御し、
前記第2のスイッチング素子を、オフに制御し、
前記特定の周期のうちの前記第1の時間以外の間、
記第1のスイッチング素子を、オフに制御し、
前記第2のスイッチング素子を、オンオフ制御する、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項4】
第1のスイッチング素子は、直列した2以上のスイッチング素子により構成される、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項5】
第2のスイッチング素子は、直列した2以上のスイッチング素子により構成される、請求項1に記載のスイッチ装置。
【請求項6】
入力端子と、
出力端子と、
第1のスイッチング素子と、
第3のスイッチング素子と、
第4のスイッチング素子と、
制御信号に基づいて、前記第第1のスイッチング素子、前記第3のスイッチング、および前記第4のスイッチング素子を制御する制御部と、を有し、
前記第1のスイッチング素子、前記第3のスイッチング素子、および前記第4のスイッチング素子は、前記入力端子と前記出力端子との間に並列に接続されており、
前記制御部は、
低温期であるならば、
前記第1のスイッチング素子を、オンオフ制御し、
前記第3のスイッチング素子および前記第4のスイッチング素子を、オフに制御し、
高温期であるならば、前記第1のスイッチング素子、前記第3のスイッチング、および前記第4のスイッチング素子のすべてを、オンオフ制御し、
前記低温期でなく、かつ前記高温期でないならば、
前記第1のスイッチング素子および前記第3のスイッチング素子を、オンオフ制御し、
前記第4のスイッチング素子を、オフに制御する、スイッチ装置。
【請求項7】
前記低温期は、1年のうちの第1の期間である、請求項1から6のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
【請求項8】
前記第1の期間は、前記スイッチ装置が使用される地域の月の平均最高気温または平均気温に基づいて決定される、請求項7に記載のスイッチ装置。
【請求項9】
前記低温期は、気温が第1の温度以下である期間である、請求項1から6のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
【請求項10】
請求項1から6のいずれか一項に記載のスイッチ装置を有する電力分配装置と、
前記電力分配装置が発する熱を回収する熱回収装置と、
前記熱回収装置により回収された熱を用いる空調装置と、を有する車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジン自動車では、暖房の際に、エンジンの廃熱を利用することで、空調装置のヒータによる電力消費量を抑制していた(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-129054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、エンジンを搭載しない電気自動車が普及してきている。電気自動車では、暖房の際に、エンジンの廃熱により、空調装置のヒータの電力消費量を抑制することができない。
【0005】
そこで、本発明は、ヒータによる電力消費量を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置は、入力端子と、出力端子と、第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子よりオン抵抗の値が低い第2のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチングを制御する制御部と、を有し、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子は、前記入力端子と前記出力端子との間に並列に接続されており、前記制御部は、低温期であるならば、前記第1のスイッチング素子を、オンオフ制御し、前記第2のスイッチング素子を、オフに制御し、高温期であるならば、前記第1のスイッチング素子を、オフに制御し、前記第2のスイッチング素子を、オンオフ制御する。
【0007】
本発明の一実施形態に係る車両は、前記スイッチ装置を有する電力分配装置と、前記電力分配装置が発する熱を回収する熱回収装置と、前記熱回収装置により回収された熱を用いる空調装置と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヒータによる電力消費量を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るスイッチ装置100を示す図である。
第1のスイッチング素子130の別例を示す図である。
第1のスイッチング素子130の別例を示す図である。
第2のスイッチング素子140の別例を示す図である。
スイッチ装置100の別例を示す図である。
本発明の一実施形態に係る車両Mを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<スイッチ装置100>
図1は、本発明の一実施形態に係るスイッチ装置100を示す図である。スイッチ装置100は、入力端子110と、出力端子120と、第1のスイッチング素子130と、第2のスイッチング素子140と、制御部150と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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