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公開番号2025020584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124064
出願日2023-07-31
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/14 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】内部の熱籠もりを抑制することができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、配索材収容空間14Bと開口部15を有するフレーム11と、フレーム11に対して装着可能に形成され、開口部15の一部を閉塞するロアカバー12とを備える。開口部15は、当該開口部15の開口面15aに対して、配索材収容空間14Bに配索された配索材Wの密集度合いが相対的に低い領域に対応する第一開口領域31と、配索材Wの密集度合いが第一開口領域31に対して相対的に高い領域に対応する第二開口領域32とを有する。ロアカバー12は、第一開口領域31を露出させた状態で、第二開口領域32を覆うように形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配索材の一端側を収容する配索材収容空間と、前記配索材収容空間と外部を連通し、かつ前記配索材の他端側を前記配索材収容空間から外部に導出する開口部とを有する筐体本体と、
前記筐体本体に対して装着可能に形成され、前記開口部の一部を閉塞するカバー部材と、を備え、
前記開口部は、
当該開口部の開口面に対して、前記配索材収容空間に配索された前記配索材の密集度合いが相対的に低い領域に対応する第一開口領域と、
前記配索材の密集度合いが前記第一開口領域に対して相対的に高い領域に対応する第二開口領域と、を有し、
前記カバー部材は、
前記第一開口領域を露出させた状態で、前記第二開口領域を覆うように形成される
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記筐体本体は、
形状が互いに異なる第一筐体本体及び第二筐体本体のいずれか一方で構成され、
前記カバー部材は、
前記第一筐体本体における前記第二開口領域及び前記第二筐体本体における前記第二開口領域に対して共通する形状である
請求項1に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電気接続箱は、ケース本体を左ハンドル車用も右ハンドル車用も同じ構造にして、金型を入れ子構造にする必要のない電気接続箱ものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-69567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続箱では、筐体の開口部を介して筐体内部から外部に向けて配索材の一部が配索される。そのため、電気接続箱には、配索材が電気接続箱周辺の機器との干渉を避けるために、カバー部材により今日阿智の開口部が閉塞されているものがある。カバー部材により筐体の開口部をすべて覆う場合、筐体内部で生じた熱が籠もるおそれがあることから改善の余地がある。
【0005】
本発明は、内部の熱籠もりを抑制することができる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、配索材の一端側を収容する配索材収容空間と、前記配索材収容空間と外部を連通し、かつ前記配索材の他端側を前記配索材収容空間から外部に導出する開口部とを有する筐体本体と、前記筐体本体に対して装着可能に形成され、前記開口部の一部を閉塞するカバー部材と、を備え、前記開口部は、当該開口部の開口面に対して、前記配索材収容空間に配索された前記配索材の密集度合いが相対的に低い領域に対応する第一開口領域と、前記配索材の密集度合いが前記第一開口領域に対して相対的に高い領域に対応する第二開口領域と、を有し、前記カバー部材は、前記第一開口領域を露出させた状態で、前記第二開口領域を覆うように形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱によれば、内部の熱籠もりを抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る電気接続箱の平面図である。
図4は、実施形態のカバー部材が適用される筐体本体の概略構成を示す側面図である。
図5は、実施形態におけるカバー部材の概略構成を示す平面図である。
図6は、実施形態のカバー部材が適用される他の筐体本体の概略構成を示す斜視図である。
図7は、実施形態のカバー部材が適用される他の筐体本体の概略構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
なお、以下の説明において、便宜上、図示のX方向、Y方向、及び、Z方向のうち、X方向を「第1幅方向X」とし、Y方向を「第2幅方向Y」とし、Z方向を「開口方向Z」とする。第1幅方向Xと第2幅方向Yと開口方向Zとは、相互に直交する。また、第1幅方向Xは、後述する筐体3の長辺方向に相当し、第2幅方向Yは、筐体3の短辺方向に相当する。開口方向Zは、後述する筐体3を構成するフレーム11に設けられた開口の開口方向に相当する。また、以下の説明では、開口方向Zにおいて後述のアッパーカバー13が設けられる側を上側、後述のロアカバー12が設けられる側を下側という場合がある。なお、図1~図6は、開口方向Zの上側、下側が逆に描かれている。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、電気接続箱1の各部が相互に組み付けられ、当該電気接続箱1が車両に搭載された状態での方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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