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公開番号2025025079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129529
出願日2023-08-08
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 12/77 20110101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子と配索材との安定した接続を可能として信頼性の向上を図るコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】絶縁性を有するハウジング21と、ハウジング21の内部に収容されて導電性を有する配索材Wの端部が接続される端子22と、ハウジング21に装着されて端子22の先端部が挿入される端子収納孔31を有するアライニングプレート13とを備え、端子22は、配索材Wの表面に沿って導体部Wbに向けて延びる端子本体41と、端子本体41から配索材Wの表面に対して交差して離間する方向に延びる延長部42とを有し、延長部42がアライニングプレート13の端子収納孔31に挿入される。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
絶縁性を有するハウジングと、
前記ハウジングの内部に収容されて導電性を有する配索材の端部が接続される端子と、
前記ハウジングに装着されて前記端子の先端部が挿入される端子収納孔を有するアライニングプレートと、
を備え、
前記端子は、
前記配索材の表面に沿って導体部に向けて延びる端子本体と、
前記端子本体から前記配索材の表面に対して交差して離間する方向に延びる延長部と、
を有し、
前記延長部が前記アライニングプレートの端子収納孔に挿入される、
コネクタ。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記端子は、前記端子本体と前記延長部との間に湾曲部が設けられ、前記湾曲部が前記配索材の導体部に接触する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子収納孔は、前記端子の先端部が挿入される入口部に拡径部が設けられる、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記アライニングプレートは、前記ハウジングの幅方向に長い形状をなし、前記ハウジングは、幅方向の各側部に前記配索材の表面に対して交差する方向に沿う一対の取付溝がそれぞれ設けられ、前記アライニングプレートは、長手方向の各端部が前記一対の取付溝に装着される、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記一対の取付溝は、前記アライニングプレートにおける長手方向の各端部を位置決めする保持突起が設けられる、
請求項4に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
コネクタは、一般的に、ハウジングと、端子とから構成される。コネクタは、端子がハウジングの内部に収納され、端子にケーブルが接続される。近年、ケーブルとして、FFCなどの平形ケーブルが適用されることがある。このようなコネクタとしては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1のコネクタは、ハウジングの底面が回路基板に接し、コンタクトが回路基板に向かうように延出され、整列板によりコンタクトを位置決め保持するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-204165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコネクタは、整列板によりコンタクトにおける幅方向の矯正を行うことができる。ところが、コンタクト(端子)は、製造上、先端部が破断面となり、先端表面に荒れたバリ面が生成される。特許文献1のコネクタは、整列板によりコンタクトにおける高さ方向の矯正を行うことができない。そのため、ハウジングに回路基板を装着したとき、コンタクト(端子)の先端部が回路基板の接続部に適切に接続されず、実装不良が発生するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、端子と配索材との安定した接続を可能として信頼性の向上を図るコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、絶縁性を有するハウジングと、前記ハウジングの内部に収容されて導電性を有する配索材の端部が接続される端子と、前記ハウジングに装着されて前記端子の先端部が挿入される端子収納孔を有するアライニングプレートと、を備え、前記端子は、前記配索材の表面に沿って導体部に向けて延びる端子本体と、前記端子本体から前記配索材の表面に対して交差して離間する方向に延びる延長部と、を有し、前記延長部が前記アライニングプレートの端子収納孔に挿入される。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタは、端子本体から配索材の表面に対して交差して離間する方向に延びる延長部を設け、延長部がアライニングプレートの端子収納孔に挿入されることで、端子の延長部がアライニングプレートにより矯正されて所定の位置に位置決めされ、配索材に接触する。その結果、端子と配索材との安定した接続を可能として信頼性の向上を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスを表す斜視図である。
図2は、ワイヤハーネスを表す分解斜視図である。
図3は、アライニングプレートを表す斜視図である。
図4は、第1ハウジングに対するアライニングプレートの組付状態を表す要部平面図である。
図5は、端子の電線接続部と配索材の導体部との接続状態を表すコネクタの断面図(図4のV-V断面図)である。
図6は、端子に対するアライニングプレートの組付方法を表す概略図である。
図7は、端子に対するアライニングプレートの組付方法を表す概略図である。
図8は、端子に対するアライニングプレートの組付方法を表す概略図である。
図9は、端子に対するアライニングプレートの組付方法を表す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
<ワイヤハーネス>
図1は、本実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスを表す斜視図、図2は、ワイヤハーネスを表す分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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