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公開番号
2025024347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128387
出願日
2023-08-07
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/64 20060101AFI20250213BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタハウジングと半嵌合検知部材との係止状態の意図しない解除を抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、雌ハウジング2と、雄ハウジング4と、雌ハウジング2に移動可能に組み付けられ、仮係止位置と本係止位置との間を移動することにより雌ハウジング2と雄ハウジング4との嵌合状態を検知する半嵌合検知部材3を備える。半嵌合検知部材3は、係止位置保持部31を有する係止アーム32と、係止アーム32を弾性変形させる解除押圧部30と、係止アーム32の両側に配置されて、半嵌合検知部33をそれぞれ有する一対の検知アーム34,34とを有する。雌ハウジング2は、半嵌合検知部材3の本係止位置において係止位置保持部31が係止される本係止保持穴19と、半嵌合検知部材3の仮係止位置において解除押圧部30の移動を規制するための解除規制リブ22とを有する。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子を収容する第1端子収容室を有する第1ハウジングと、
第2端子を収容する第2端子収容室を有する第2ハウジングと、
前記第1ハウジングに移動可能に組み付けられ、仮係止位置と本係止位置との間を移動することにより前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合状態を検知する半嵌合検知部材と、を備え、
前記半嵌合検知部材は、
係止位置保持部を有し、弾性変形可能な係止アームと、
前記係止アームを弾性変形させる解除押圧部と、
前記係止アームの両側に配置されて、半嵌合検知部をそれぞれ有し、弾性変形可能な一対の検知アームと、を有し、
前記第1ハウジングは、
前記半嵌合検知部材の本係止位置において前記係止位置保持部が係止される本係止保持部と、
前記半嵌合検知部材の仮係止位置において前記解除押圧部の移動を規制するための解除規制部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記半嵌合検知部、前記係止位置保持部及び前記解除押圧部が、一対の前記検知アームの幅内に配置されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1ハウジングは、
弾性変形可能なロックアームと、
前記ロックアームに設けられ、前記第2ハウジングの被ロック部と係合し、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合状態を保持するロック部と、
前記ロックアームを弾性変形させる解除操作部と、を有し、
前記ロックアームには、前記本係止保持部が形成されており、
前記係止アームには、前記半嵌合検知部材の本係止位置において前記ロックアームとの隙間を埋めるガタ詰め部が形成されている、
請求項1又は2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、雄ハウジングと、雄ハウジングに嵌合可能な雌ハウジングとを備えている。また、雌ハウジングに移動可能に組み付けられ、仮係止位置と本係止位置との間を移動することにより雄ハウジングと雌ハウジングとの嵌合状態を検知する半嵌合検知部材(嵌合検知部材)を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このコネクタでは、雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合している場合、半嵌合検知部材を仮係止位置から本係止位置に移動させることができ、雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合していることを検知することができる。
【0004】
一方、雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合していない半嵌合状態等である場合には、半嵌合検知部材を仮係止位置から本係止位置に移動させることができず、雄ハウジングと雌ハウジングとが嵌合していないことを検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-18735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のようなコネクタでは、雌ハウジングの外周に半嵌合検知部材が組み付いた状態で、解除押圧部(第1ロック部)を押しながら雄ハウジングと雌ハウジングとを嵌合してしまうと、雌ハウジングと半嵌合検知部材との係止状態が解除され得る。このような場合には、雌ハウジングのみが移動して、半嵌合検知部材は移動せず、半嵌合検知部材を再度挿入する必要がある。
【0007】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、コネクタハウジングと半嵌合検知部材との係止状態の意図しない解除を抑制することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の態様に係るコネクタは、第1端子を収容する第1端子収容室を有する第1ハウジングと、第2端子を収容する第2端子収容室を有する第2ハウジングと、第1ハウジングに移動可能に組み付けられ、仮係止位置と本係止位置との間を移動することにより第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合状態を検知する半嵌合検知部材と、を備え、半嵌合検知部材は、係止位置保持部を有し、弾性変形可能な係止アームと、係止アームを弾性変形させる解除押圧部と、係止アームの両側に配置されて、半嵌合検知部をそれぞれ有し、弾性変形可能な一対の検知アームと、を有し、第1ハウジングは、半嵌合検知部材の本係止位置において係止位置保持部が係止される本係止保持部と、半嵌合検知部材の仮係止位置において解除押圧部の移動を規制するための解除規制部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コネクタハウジングと半嵌合検知部材との係止状態の意図しない解除を抑制することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る雌コネクタ及び半嵌合検知部材の概略分解斜視図である。
本実施形態に係る雄コネクタの概略斜視図である。
雌ハウジングの概略斜視図である。
雌ハウジングの概略平面図である。
雌ハウジングの概略正面図である。
図5のA-A線による断面図である。
雌ハウジングの概略背面図である。
半嵌合検知部材の概略斜視図である。
半嵌合検知部材の概略平面図である。
半嵌合検知部材の概略正面図である。
図10のB-B線による断面図である。
半嵌合検知部材の概略背面図である。
図12のC部の拡大図である。
雄ハウジングの概略正面図である。
図14のD-D線による断面図である。
雌ハウジングに半嵌合検知部材を装着したとき(半嵌合検知部材が仮係止位置にあるとき)の概略正面図である。
図16のE-E線による断面図である。
図16のF-F線による断面図である。
雌ハウジングと雄ハウジングとが完全嵌合状態のとき(半嵌合検知部材が仮係止位置にあるとき)の概略正面図である。
図19のG-G線による断面図である。
図19のH-H線による断面図である。
雌ハウジングと雄ハウジングとが完全嵌合状態のとき(半嵌合検知部材が本係止位置にあるとき)の概略正面図である。
図22のI-I線による断面図である。
図22のJ-J線による断面図である。
半嵌合検知部材の解除押圧部を押下したときの概略正面図である。
図25のK-K線による断面図である。
図25のL-L線による断面図である。
半嵌合検知部材を仮係止位置に戻したときの図25のK-K線に対応する断面図である。
半嵌合検知部材を仮係止位置に戻したときの図25のL-L線に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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