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公開番号
2025020585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124065
出願日
2023-07-31
発明の名称
電気接続箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】配索材の組付け作業性を向上させることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、筐体3の外周壁16に形成され、上記締結状態で、配索材W1の一部を収容空間14から外部に導出する第1配索材導出部17と、配索材W1に装着して配索経路を規制する経路規制部材4とを備える。この経路規制部材4は、上記締結状態で筐体3側に向けて突出し、収容空間14に収容された電子部品2を保持するキャビティ11aに対して挿入可能に形成される被保持部34を有する。被保持部34は、キャビティ11aに挿入されることで経路規制部材4を配索経路上に固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部と、前記開口部を介して電子部品を収容可能に形成された収容空間とを有する筐体と、
前記収容空間に配置され、前記電子部品に電力を供給する配索材の端末に設けられた端子金具が締結される端子締結部と、
前記筐体の外周壁に形成され、前記端子金具が前記端子締結部に締結された締結状態で、前記配索材の一部を前記収容空間から前記筐体外部に導出可能に形成される第1配索材導出部と、
前記配索材に装着して当該配索材の配索経路を規制する経路規制部材と、を備え、
前記経路規制部材は、
前記締結状態で前記筐体側に向けて突出し、前記収容空間に収容された電子部品を保持するキャビティに対して挿入可能に形成される被保持部を有し、
前記被保持部は、
前記キャビティに挿入することで前記経路規制部材を前記配索経路上に固定する
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記経路規制部材は、
軸線方向に沿った中心軸線周りに筒状に形成され、内部に前記軸線方向に沿って前記配索材が挿通される筒状部と、
前記筒状部から前記配索経路に沿って延在して形成される板状の延在部と、を有し、
前記延在部は、
前記筒状部から前記軸線方向に延在する第1延在部と、
前記第1延在部から前記軸線方向と交差する交差方向に延在する第2延在部と、を有し、
前記第2延在部は、
当該第2延在部の幅方向の一方の端部から前記軸線方向と直交する立設方向に沿って立設され、前記配索材が前記筒状部に挿通された挿通状態において、前記配索材を前記交差方向に向けて屈曲する規制壁を有する
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記端子金具は、給電用のLA端子であり、
前記筐体は、
当該筐体の外周壁に形成され、前記締結状態で、前記第1配索材導出部から導出される前記配索材の第1導出方向と異なる第2導出方向に向けて、前記配索材の一部を前記収容空間から前記筐体外部に導出する第2配索材導出部をさらに備え、
前記端子締結部から前記第1配索材導出部までの前記配索経路、及び、前記端子締結部から前記第2配索材導出部までの前記配索経路は、前記電気接続箱の仕様に基づいて選択される
請求項1または2に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電気接続箱は、筐体本体から電子部品の収容空間に向けて突出して形成され、電線束の配索経路を規制する規制部材を有するものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-15466号公報
特開2010-124561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続箱では、筐体の共用化を図るために、筐体外壁から外側に配索材を導出する配索材導出部を複数設けたものがある。この場合、例えば、作業者が筐体内に配索材を配索する際に、相対的に太い配索材を曲げながら配索することもあることから、組付け作業性の観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、配索材の組付け作業性を向上させることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、開口部と、前記開口部を介して電子部品を収容可能に形成された収容空間とを有する筐体と、前記収容空間に配置され、前記電子部品に電力を供給する配索材の端末に設けられた端子金具が締結される端子締結部と、前記筐体の外周壁に形成され、前記端子金具が前記端子締結部に締結された締結状態で、前記配索材の一部を前記収容空間から前記筐体外部に導出可能に形成される第1配索材導出部と、前記配索材に装着して当該配索材の配索経路を規制する経路規制部材と、を備え、前記経路規制部材は、前記締結状態で前記筐体側に向けて突出し、前記収容空間に収容された電子部品を保持するキャビティに対して挿入可能に形成される被保持部を有し、前記被保持部は、前記キャビティに挿入することで前記経路規制部材を前記配索経路上に固定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱によれば、配索材の組付け作業性を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係る電気接続箱に配索される配索材の配索形態の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る電気接続箱の端子締結部周辺の分解斜視図である。
図4は、実施形態における経路規制部材の概略構成を示す平面図である。
図5は、実施形態に係る電気接続箱に配索される配索材の配索形態の他の一例を示す図である。
図6は、図5の電気接続箱の端子締結部周辺の概略構成を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
なお、以下の説明において、便宜上、図示のX方向、Y方向、及び、Z方向のうち、X方向を「第1幅方向X」とし、Y方向を「第2幅方向Y」とし、Z方向を「開口方向Z」とする。第1幅方向Xと第2幅方向Yと開口方向Zとは、相互に直交する。また、第1幅方向Xは、後述する筐体3の長辺方向に相当し、第2幅方向Yは、筐体3の短辺方向に相当する。開口方向Zは、後述する筐体3を構成するフレーム11に設けられた開口の開口方向に相当する。また、以下の説明では、開口方向Zにおいて後述のアッパーカバー13が設けられる側を上側、後述のロアカバー12が設けられる側を下側という場合がある。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、電気接続箱1の各部が相互に組み付けられ、当該電気接続箱1が車両に搭載された状態での方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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