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公開番号2025011871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114262
出願日2023-07-12
発明の名称車両用充電部
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約【課題】組付けの自由度を向上することができる車両用充電部を提供する。
【解決手段】開口部7を有する車両部材3と、開口部7に挿入され、車両部材3に組付けられるハウジング5とを備えた車両用充電部1において、車両部材3とハウジング5との間に、開口部7に対するハウジング5の挿入をガイドするガイド部29を設け、ガイド部29に、開口部7に対するハウジング5の挿入途中において、ハウジング5の移動軌跡を変化させる変化部39を設けた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有する車両部材と、
前記開口部に挿入され、前記車両部材に組付けられるハウジングと、
を備え、
前記車両部材と前記ハウジングとの間には、前記開口部に対する前記ハウジングの挿入をガイドするガイド部が設けられ、
前記ガイド部には、前記開口部に対する前記ハウジングの挿入途中において、前記ハウジングの移動軌跡を変化させる変化部が設けられている車両用充電部。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記車両部材と前記ハウジングとのうち一方に設けられ前記開口部に対する前記ハウジングの挿入方向に沿って延出されたレール部と、他方に設けられ前記レール部と摺動可能な摺動部とを有し、
前記変化部は、前記レール部に段差状に設けられた段差部を有する請求項1に記載の車両用充電部。
【請求項3】
前記ガイド部には、前記開口部に対して前記ハウジングが挿入された状態において、前記ハウジングの前記開口部から離脱する方向への移動を規制するストッパ部が設けられている請求項1又は2に記載の車両用充電部。
【請求項4】
前記ガイド部には、前記開口部に対して前記ハウジングが異なる向きで挿入されるときに、前記ハウジングの挿入を規制する規制部が設けられている請求項1又は2に記載の車両用充電部。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電部に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両用充電部としては、開口部を有する車両部材としてのボディと、開口部に挿入され、ボディに組付けられるハウジングとしてのリッドボックスとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この車両用充電部では、リッドボックスに、充電装置などに電気的に接続された充電コネクタと嵌合可能なインレットが固定される。インレットは、車両に搭載された電源に電気的に接続されている。インレットに充電コネクタを嵌合することにより、充電装置から車両の電源に充電することができる。
【0003】
このような車両用充電部において、ボディとリッドボックスとの間には、開口部に対するリッドボックスの挿入をガイドするガイド部としてのスタッドボルトと貫通孔とが設けられている。スタッドボルトは、リッドボックスに設けられ、リッドボックスからボディに向けて直線状に突出されている。貫通孔は、ボディに設けられ、スタッドボルトが挿通可能にボディを貫通して形成されている。スタッドボルトを貫通孔に挿通させることにより、開口部に対するリッドボックスの挿入をガイドすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-157505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1のような車両用充電部では、ガイド部としてのスタッドボルトが直線状に突出しているので、車両部材の開口部に対するハウジングの挿入方向が直線的となっている。直線的な挿入では、例えば、ハウジングの外面に、開口部の縁部と干渉する部分がある場合、ハウジングの挿入途中で干渉する部分と開口部の縁部との干渉を避けることができない。或いは、ハウジングの挿入途中で開口部の縁部とハウジングとの間の隙間を大きくして、作業スペースを確保することができない。このため、ガイド部が直線的なガイドしか行えない場合、干渉する部分の回避や作業スペースの確保などを行うことができず、組付けの自由度が低下していた。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、組付けの自由度を向上することができる車両用充電部を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係る車両用充電部は、開口部を有する車両部材と、前記開口部に挿入され、前記車両部材に組付けられるハウジングとを備え、前記車両部材と前記ハウジングとの間には、前記開口部に対する前記ハウジングの挿入をガイドするガイド部が設けられ、前記ガイド部には、前記開口部に対する前記ハウジングの挿入途中において、前記ハウジングの移動軌跡を変化させる変化部が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、組付けの自由度を向上することができる車両用充電部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る車両用充電部の斜視図である。
第1実施形態に係る車両用充電部の分解斜視図である。
第1実施形態に係る車両用充電部のハウジングの斜視図である。
第1実施形態に係る車両用充電部の車両部材の斜視図である。
第1実施形態に係る車両用充電部の車両部材にハウジングを組付けるときの正面図である。
図5のVI-VI断面図である。
第1実施形態に係る車両用充電部の車両部材にハウジングを組付けたときの正面図である。
図7のVIII-VIII断面図である。
第2実施形態に係る車両用充電部の斜視図である。
第2実施形態に係る車両用充電部の分解斜視図である。
第2実施形態に係る車両用充電部のハウジングの斜視図である。
第2実施形態に係る車両用充電部の車両部材の斜視図である。
第2実施形態に係る車両用充電部の車両部材にハウジングを組付けるときの正面図である。
図13のXIV-XIV断面図である。
第2実施形態に係る車両用充電部の車両部材にハウジングを組付けたときの正面図である。
図15のXVI-XVI断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る車両用充電部について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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