TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025016885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119662
出願日2023-07-24
発明の名称配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 11/00 20060101AFI20250129BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転部材の回転によって発生する電線の湾曲の度合いを低減できる配索構造を提供する。
【解決手段】配索構造1は、車体110とスライド体とを接続する電線が配索路に配索されるプロテクタ2と、配索路に配置され、電線が挿通される筒部31を有し、プロテクタによって回転可能に支持される回転部材3と、を備え、配索路は、車体に向けて電線が引き出される第一開口部51を有し、回転部材は、第一回転位置と第二回転位置との間で回動し、第一回転位置は、筒部をスライド方向の第一位置にあるスライド体に向ける回転位置であり、第二回転位置は、筒部を第二位置にあるスライド体に向ける回転位置であり、電線は、回転部材が第二回転位置にある場合に第一開口部と回転部材との間において湾曲し、回転部材の軸心CXは、回転部材が第二回転位置にある場合に筒部の中心軸線CLに対して第一開口部の側に位置する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車体およびスライド体の何れか一方に配置され、かつ配索路を有し、前記車体と前記スライド体とを接続する電線が前記配索路に配索されるプロテクタと、
前記配索路に配置され、前記電線が挿通される筒部を有し、前記プロテクタによって回転可能に支持される回転部材と、
を備え、
前記配索路は、前記車体および前記スライド体のうちの一方に向けて前記電線が引き出される第一開口部、および前記車体および前記スライド体のうちの他方である相手方に向けて前記電線が引き出される第二開口部を有し、
前記回転部材は、第一回転位置と第二回転位置との間で回動し、
前記第一回転位置は、前記スライド体がスライド方向の第一位置にある場合に前記筒部を前記相手方に向ける回転位置であり、
前記第二回転位置は、前記スライド体がスライド方向の第二位置にある場合に前記筒部を前記相手方に向ける回転位置であり、
前記電線は、前記回転部材が前記第二回転位置にある場合に前記第一開口部と前記回転部材との間において湾曲し、
前記回転部材を回動させる回転軸の軸心は、前記回転部材が前記第二回転位置にある場合に前記筒部の中心軸線に対して前記第一開口部の側に位置する
ことを特徴とする配索構造。
続きを表示(約 97 文字)【請求項2】
前記回転部材は、前記筒部に対して前記中心軸線から遠ざかる向きに突出した突出部を有し、
前記軸心が前記突出部に配置される
請求項1に記載の配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配索構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転部材を有する給電装置がある。特許文献1には、スライド構造体又は固定構造体に固定される支持部材と、該支持部材に軸支されるとともにワイヤハーネスが挿通される回動部材と、該回動部材を所定の回動方向に付勢する巻きバネと、を備えた給電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-077053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転部材を有する配索構造において、回転部材の回転によって電線が過度に湾曲すると、電線の耐久性に影響を与えることがある。回転部材の回転によって発生する電線の湾曲度合いを低減できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、回転部材の回転によって発生する電線の湾曲の度合いを低減できる配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の配索構造は、車両の車体に配置され、かつ配索路を有し、前記車体とスライド体とを接続する電線が前記配索路に配索されるプロテクタと、前記配索路に配置され、前記電線が挿通される筒部を有し、前記プロテクタによって回転可能に支持される回転部材と、を備え、前記配索路は、前記車体に向けて前記電線が引き出される第一開口部、および前記スライド体に向けて前記電線が引き出される第二開口部を有し、前記回転部材は、第一回転位置と第二回転位置との間で回動し、前記第一回転位置は、前記筒部をスライド方向の第一位置にある前記スライド体に向ける回転位置であり、前記第二回転位置は、前記筒部を前記スライド方向の第二位置にある前記スライド体に向ける回転位置であり、前記電線は、前記回転部材が前記第二回転位置にある場合に前記第一開口部と前記回転部材との間において湾曲し、前記回転部材を回動させる回転軸の軸心は、前記回転部材が前記第二回転位置にある場合に前記筒部の中心軸線に対して前記第一開口部の側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る配索構造において、回転部材を回動させる回転軸の軸心は、回転部材が第二回転位置にある場合に筒部の中心軸線に対して第一開口部の側に位置する。本発明に係る配索構造によれば、第二回転位置において筒部の中心軸線と第一開口部との距離を大きくして電線の湾曲の度合いを低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るアッパカバーの背面図である。
図4は、実施形態に係る回転部材の分解斜視図である。
図5は、実施形態に係る第一部材の側面図である。
図6は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図7は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図8は、実施形態に係る回転部材の平面図である。
図9は、電線の配索経路を説明する図である。
図10は、比較例に係る回転部材を示す図である。
図11は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図12は、実施形態の配索経路を示す図である。
図13は、実施形態の軸心についての説明図である。
図14は、突出部に配置される軸心を示す図である。
図15は、実施形態に係る配策構造の他の例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る配索構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図15を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、配索構造に関する。図1は、実施形態に係る配索構造の平面図、図2は、実施形態に係るプロテクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係るアッパカバーの背面図、図4は、実施形態に係る回転部材の分解斜視図、図5は、実施形態に係る第一部材の側面図、図6および図7は、実施形態に係る配索構造の平面図、図8は、実施形態に係る回転部材の平面図、図9は、電線の配索経路を説明する図、図10は、比較例に係る回転部材を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
加締型
11日前
矢崎総業株式会社
給電装置
1か月前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
計器装置
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
クランプ
13日前
矢崎総業株式会社
クランプ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
1か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接触構造
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
端子金具
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
続きを見る