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公開番号
2025010927
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113241
出願日
2023-07-10
発明の名称
端子仮固定構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
11/12 20060101AFI20250116BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子にボルトが挿通された状態でナット等によって端子が締結される前においても、樹脂成形体からの端子の脱落を抑止可能な端子仮固定構造を提供すること。
【解決手段】端子仮固定構造1は、相手側端子と接続されることになる端子10と、端子10が収容される端子収容部22を有するプロテクタ20と、を備える。端子10は、端子収容部22に埋設されたボルトBが挿通される接続部11と、接続部11からボルトBの軸方向との交差方向に延出する延出部14と、を有し、プロテクタ20は、延出部14よりも軸方向先端側に配置されて、接続部11の軸方向先端側への変位を規制する規制リブ27を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側端子と接続されることになる端子と、前記端子が収容される端子収容部を有する樹脂成形体と、を備えた端子仮固定構造であって、
前記端子は、
前記端子収容部に埋設されたボルトが挿通される接続部と、
前記接続部から前記ボルトの軸方向との交差方向に延出する延出部と、を有し、
前記樹脂成形体は、
前記延出部よりも軸方向先端側に配置されて、前記接続部の前記軸方向先端側への変位を規制する規制リブを有する、
端子仮固定構造。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の端子仮固定構造であって、
前記端子は、前記延出部から前記軸方向先端側に立設する立設部を更に有し、
前記規制リブは、
前記交差方向において前記接続部と前記立設部との間に配置される、
端子仮固定構造。
【請求項3】
請求項2に記載の端子仮固定構造であって、
前記立設部の軸方向先端部は、
前記規制リブの軸方向基端部よりも前記軸方向先端側に位置する、
端子仮固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子仮固定構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電源供給用等の電線付きの端子を樹脂成形体(例えば、電気接続箱)に埋設されたボルトに締結することで、ボルトを介して電線付きの端子と相手側接続部材とが電気的に接続される端子接続構造が提案されていてる(例えば、特許文献1~2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-28919号公報
特開2019-87483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の端子固定構造では、端子の挿通孔にボルトが挿通された状態であってナット等によって端子が締結される前、即ち締結作業途中段階において、端子に外力が加わる(伝わる)ことで、端子が樹脂成形体から離脱することがあった。より具体的には、例えば端子に接続された電線が引っ張られたりすると、端子にテンションが掛かりボルトから抜け落ちることがあった。この結果、作業が煩雑化したり部品が紛失したり等するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ボルトが挿通された状態の端子がナット等によって本締結される前においても、樹脂成形体からの端子の脱落を抑止可能な端子仮固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子仮固定構造は、下記を特徴としている。
相手側端子と接続されることになる端子と、前記端子が収容される端子収容部を有する樹脂成形体と、を備えた端子仮固定構造であって、
前記端子は、
前記端子収容部に埋設されたボルトが挿通される接続部と、
前記接続部から前記ボルトの軸方向との交差方向に延出する延出部と、を有し、
前記樹脂成形体は、
前記延出部よりも軸方向先端側に配置されて、前記接続部の前記軸方向先端側への変位を規制する規制リブを有する、
端子仮固定構造であること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、樹脂成形体に設けられた規制リブが端子の延出部よりも軸方向先端側に配置されることで、接続部が軸方向先端側に変位、即ち端子がボルトから抜け落ちる変位をしても、規制リブが延出部に干渉するため、接続部の軸方向先端側への変位が規制される。即ち、上記構成によって、端子が樹脂成形体に仮固定される。
この結果、本発明によれば、ボルトが挿通された状態の端子がナット等によって本締結される前においても、樹脂成形体からの端子の脱落を抑止できる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る端子仮固定構造を示す斜視図である。
図2は、図1の上面図である。
図3は、図1の要部分解斜視図である。
図4は、図3に示すプロテクタの上面図である。
図5は、プロテクタへの端子の取付方法を説明するための第1図である。
図6は、プロテクタへの端子の取付方法を説明するための第2図である。
図7は、図2のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る端子仮固定構造1について説明する。なお、本発明の「樹脂成形体」は、例えばハウジングやプロテクタ等であって特に限定されないが、以下の実施形態ではプロテクタ20を例に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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