TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025005821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106208
出願日
2023-06-28
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インナー端子が適正位置まで挿入されていないとき、そのことを組み立て中に検出できるコネクタを提供する。
【解決手段】インナーハウジング20の開口部22を塞ぐ蓋体25の内面に、インナー端子30が端子収容室24の正規位置まで挿入されたとき、インナー端子の突起を受け入れることで蓋体の閉操作を可能にする収納凹部25aと、インナー端子が半挿入位置にあるとき、インナー端子の突起と干渉することで蓋体の閉操作を不可とする干渉壁部25bとが設けられている。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
コネクタハウジングと、当該コネクタハウジングに挿入されるケーブルアッシーと、を備えるコネクタであって、
前記ケーブルアッシーは、
アウターハウジングと、前後方向に延在する端子収容室を有し前記アウターハウジングに収容されるインナーハウジングと、電線の端末に接続された状態で前記インナーハウジングの端子収容室に後方から前方に向けて挿入されるインナー端子と、を備え、
前記インナーハウジングには、前記インナー端子の挿入経路の側方に向けて開放する開口部と当該開口部を閉鎖する開閉可能な蓋体とが設けられると共に、前記インナー端子には、前記インナーハウジングに挿入された際に前記開口部に臨む突起が設けられ、
前記インナーハウジングの蓋体の内面には、
前記インナー端子が前記端子収容室の正規位置まで挿入されたとき、前記インナー端子の突起を受け入れることで前記蓋体の閉位置への閉操作を可能にする収納凹部と、前記インナー端子が前記端子収容室の正規位置の手前の半挿入位置にあるとき、前記インナー端子の突起と干渉することで前記蓋体の閉位置への閉操作を不可とする干渉壁部とが、設けられている、
コネクタ。
続きを表示(約 89 文字)
【請求項2】
前記蓋体が、前記インナーハウジングの本体の前記開口部の前縁部に、ヒンジを介して回動可能に一体に連結されている、
請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子の挿入不全を検出可能なコネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一方のコネクタの端子が正規位置まで適正に挿入されていない状態で、当該コネクタを相手側コネクタと嵌合した場合、両コネクタの端子同士が接触不良を起こす場合がある。
【0003】
それを防ぐ技術として、特許文献1に、端子にバネ部を設けると共に、端子収容室の内壁に傾斜壁部を設け、半挿入位置にある端子のバネ部が傾斜壁部に弾接することで、端子をバネ力により適正位置まで押しやる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-152833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の技術は、端子に専用のバネ部を設ける必要があり、端子が大きくなりがちで、小型通信用のコネクタには適用が難しいという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、インナーハウジングに対してインナー端子が適正位置まで挿入されていないときに、そのことを組み立て中に検出できるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0008】
コネクタハウジングと、当該コネクタハウジングに挿入されるケーブルアッシーと、を備えるコネクタであって、
前記ケーブルアッシーは、
アウターハウジングと、前後方向に延在する端子収容室を有し前記アウターハウジングに収容されるインナーハウジングと、電線の端末に接続された状態で前記インナーハウジングの端子収容室に後方から前方に向けて挿入されるインナー端子と、を備え、
前記インナーハウジングには、前記インナー端子の挿入経路の側方に向けて開放する開口部と当該開口部を閉鎖する開閉可能な蓋体とが設けられると共に、前記インナー端子には、前記インナーハウジングに挿入された際に前記開口部に臨む突起が設けられ、
前記インナーハウジングの蓋体の内面には、
前記インナー端子が前記端子収容室の正規位置まで挿入されたとき、前記インナー端子の突起を受け入れることで前記蓋体の閉位置への閉操作を可能にする収納凹部と、前記インナー端子が前記端子収容室の正規位置の手前の半挿入位置にあるとき、前記インナー端子の突起と干渉することで前記蓋体の閉位置への閉操作を不可とする干渉壁部とが、設けられている、
コネクタ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、インナーハウジングの蓋体が適正な閉鎖位置まで閉まるか否かで端子の半挿入を検知することができる。したがって、端子にバネ部のような余計な構成を設ける必要がなく、小型通信用のコネクタに容易に適用することができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
コネクタ
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
12日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
照明装置
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
照明装置
11日前
矢崎総業株式会社
サーミスタ
4日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
4日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
4日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
3日前
矢崎総業株式会社
充電システム
3日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
11日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
11日前
矢崎総業株式会社
基板用コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
光トランシーバ
今日
矢崎総業株式会社
基板用コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ構造体
11日前
矢崎総業株式会社
ノイズフィルター
11日前
矢崎総業株式会社
車載ネットワーク
4日前
矢崎総業株式会社
ロック機構およびプロテクタ
4日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス及びクランプ
3日前
矢崎総業株式会社
クランプ及びワイヤハーネス
3日前
矢崎総業株式会社
ツイストチューブ自動取付装置
10日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱およびワイヤハーネス
11日前
矢崎総業株式会社
蓄電池制御装置、及び蓄電システム
11日前
矢崎総業株式会社
電源入力端子、及び、電子部品ユニット
3日前
矢崎総業株式会社
積載荷重計測装置、及び積載荷重計測方法
今日
矢崎総業株式会社
充電器、その制御方法および制御プログラム
3日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
11日前
続きを見る
他の特許を見る