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公開番号
2025031456
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023209920
出願日
2023-12-13
発明の名称
電池パック
出願人
株式会社AESCジャパン
代理人
個人
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】底部保護板への高温高圧物質の腐食や直接的な影響が軽減され、底部保護板が貫通される危険性も低減される電池パックを提供する。
【解決手段】電池パックは、ケースと、ケース内に配置されるセルアセンブリと、を含む。ケースは、熱交換板5と、熱交換板の下に配置される底部保護板7と、を含む。各セルアセンブリは複数のセルを含み、各セルの熱交換板に面する一側には、防爆弁が配置される。熱交換板には、防爆弁に対応する圧力解放貫通孔が配置される。熱交換板と底部保護板との間には補強部材6が配置され、各補強部材は、底部保護板上に配置されるベース部と、ベース部に接続され、底部保護板と前記熱交換板との間で支持される支持部とを含む。電池パックの高さ方向において、圧力解放貫通孔の投影は、ベース部の投影と少なくとも部分的に重なる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、前記ケース内に配置されるセルアセンブリと、を備え、前記ケースは、熱交換板と、前記熱交換板の下に配置される底部保護板とを含み、前記セルアセンブリは、前記熱交換板上に配置され、
各前記セルアセンブリは、複数のセルを含み、各前記セルの前記熱交換板に面する一側には、防爆弁が配置され、前記熱交換板には、前記防爆弁に対応する圧力解放貫通孔が配置され、
前記熱交換板と前記底部保護板との間には、補強部材が配置され、各前記補強部材は、ベース部と、前記ベース部に接続された支持部とを含み、前記ベース部は、前記底部保護板上に配置され、前記支持部は、前記底部保護板と前記熱交換板との間で支持され、前記電池パックの高さ方向において、前記圧力解放貫通孔の投影は、前記ベース部の投影と少なくとも部分的に重なる、電池パック。
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【請求項2】
前記圧力解放貫通孔は、前記電池パックの幅方向に沿って順に配置され、各前記ベース部は長尺のストリップ状であり、前記電池パックの幅方向に沿って延伸する、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
各前記支持部は、前記電池パックの幅方向に沿って延伸する長尺のストリップ状であり、前記支持部は、前記電池パックの長さ方向において前記ベース部の両側に沿って配置され、各前記圧力解放貫通孔は、2つの前記支持部の間に配置される、請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記支持部の前記熱交換板に近い縁上には、前記電池パックの前記幅方向に沿って延伸する昇降部がさらに配置され、前記昇降部は前記熱交換板に取り付けられる、請求項3に記載の電池パック。
【請求項5】
2つの前記支持部には前記昇降部が配置され、2つの前記昇降部は、互いに離れて延伸する、請求項4に記載の電池パック。
【請求項6】
前記ベース部と各前記支持部との間の夾角は、鈍角である、請求項5に記載の電池パック。
【請求項7】
2つの前記昇降部は互いに向けて延伸し、前記昇降部には、前記圧力解放貫通孔に対応する受け入れ貫通孔が配置される、請求項4に記載の電池パック。
【請求項8】
前記受け入れ貫通孔の数は、前記圧力解放貫通孔の数よりも少なく、前記受け入れ貫通孔のうちの1つは、複数の前記圧力解放貫通孔に対応して配置され、又は、前記受け入れ貫通孔の数は、前記圧力解放貫通孔の数に対応し、前記受け入れ貫通孔と前記圧力解放貫通孔は、1対1で配置される、請求項7に記載の電池パック。
【請求項9】
前記セルアセンブリが複数配置され、複数の前記セルアセンブリは、前記熱交換板上で前記電池パックの長さ方向に沿って順に並べて配置され、前記補強部材が複数配置され、前記補強部材は、前記セルアセンブリに対応して並べて配置される、請求項1~8のいずれか一項に記載の電池パック。
【請求項10】
前記熱交換板の前記底部保護板から離れた一側には、前記電池パックの幅方向に沿って延伸する分離梁が配置され、前記各分離梁は、隣接する2つの前記セルアセンブリの間に位置する、請求項9に記載の電池パック。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エネルギー貯蔵装置の技術分野に属し、特に、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電池パックは、ケースと、ケース内に配置されるセルアセンブリと、を含み、セルアセンブリのセルには、防爆弁が配置される。1つのセルが熱暴走を起こすと、セルの内圧と温度が防爆弁の安全閾値を超え、防爆弁が開き、セル内の圧力が解放される。防爆弁から排出される高温高圧物質は、周囲のセルの連鎖的な熱暴走を引き起こして電池パック全体の安全を危険にさらさないように、適時に放出され、ケースの外に排出される必要がある。電池パックの軽量化と高エネルギー密度の要求により、底部保護板などのケース内部の構造は、通常、薄くて軽くなり、これらの構造の強度、耐衝撃性、耐高温性などの特性は劣ったものとなる。高温高圧物質が排出される際、高温高圧物質がケースの底部保護板などの内部構造に接触すると、これらの物質によりケースが腐食しやすくなり、ケースの構造を損傷したり、場合によってはケースを貫通したりするため、安全上の問題が発生する可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術に見られる上述の欠点を考慮して、本発明は、セルの防爆弁が開いた後、高温高圧の物質によりケースが腐食されやすいという従来技術の課題を解決した電池パックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記及び他の関連する目的を達成するために、本発明は、ケースと、ケース内に配置されるセルアセンブリと、を含む電池パックを提供する。ケースは、熱交換板と、熱交換板の下に配置される底部保護板とを含み、セルアセンブリは、熱交換板上に配置される。各セルアセンブリは、複数のセルを含み、各セルの熱交換板に面する一側には、防爆弁が配置され、熱交換板には、防爆弁に対応する圧力解放貫通孔が配置される。熱交換板と底部保護板との間には、補強部材が配置され、各補強部材は、ベース部と、ベース部に接続された支持部とを含む補強部材が配置される。ベース部は、底部保護板上に配置され、支持部は、底部保護板と熱交換板との間で支持される。電池パックの高さ方向において、圧力解放貫通孔の投影は、ベース部の投影と少なくとも部分的に重なる。
【0005】
任意で、圧力解放貫通孔は、電池パックの幅方向に順に配置され、各ベース部は、電池パックの幅方向に延伸する長尺のストリップ状である。
【0006】
任意で、各支持部は、電池パックの幅方向に延伸する長尺のストリップ状である。支持部は、ベース部の電池パックの長さ方向における両側に配置され、各圧力解放貫通孔は、2つの支持部の間に配置される。
【0007】
任意で、支持部の熱交換板に近い縁上には、電池パックの幅方向に延伸する昇降部がさらに配置され、昇降部は熱交換板に取り付けられる。
【0008】
任意で、2つの支持部には昇降部が配置され、2つの昇降部は、互いに離れて延伸する。
【0009】
任意で、ベース部と各支持部との間の夾角は、鈍角である。
【0010】
任意で、2つの昇降部は互いに向けて延伸し、昇降部には、圧力解放貫通孔に対応する受け入れ貫通孔が配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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