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公開番号2025004303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023103895
出願日2023-06-26
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/631 20060101AFI20250107BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】相手方コネクタと適正に嵌合することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタ110と嵌合する嵌合部11Aを有する収容部材10と、収容部材10と共に固定壁面102に固定される固定部材20とを備える。固定部材20は、固定壁面102の締結孔104に締結されることで収容部材10と共に当該固定部材20を当該固定壁面102に固定する締結ボルト50の貫通孔23を有する。収容部材10は、上下方向Zに対して当該嵌合部11Aを挟んで固定部材20に設けられた貫通孔23の反対側に位置し、嵌合状態で固定壁面102側に向けて突出して形成される位置決め突起部33を有する。位置決め突起部33は、嵌合状態で挿抜方向Xに沿って固定壁面102に形成された壁面溝部105に挿入される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
端子を収容し、接続対象に設けられた相手方コネクタと嵌合する嵌合部を有する収容部材と、
前記嵌合部が前記相手方コネクタと嵌合した嵌合状態で、前記収容部材と共に前記接続対象の固定壁面に固定される固定部材と、を備え、
前記固定部材は、
前記嵌合状態で前記相手方コネクタに対する前記嵌合部の嵌合方向に沿って前記固定壁面に形成された締結孔に連通し当該締結孔に締結される締結ボルトが、前記固定部材に前記嵌合方向に沿って挿通される貫通孔を有し、
前記収容部材及び前記固定部材の一方は、
前記嵌合方向と交差する交差方向に対して前記嵌合部を挟んで前記貫通孔の反対側に位置し、前記嵌合状態で前記固定壁面側に向けて突出して形成される位置決め突起部を有し、
前記位置決め突起部は、
前記嵌合状態で前記嵌合方向に沿って前記固定壁面に形成された溝部に挿入される
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記収容部材は、
樹脂製のハウジングを含んで構成され、
前記固定部材は、
前記ハウジングの外側を覆う金属製のシールドシェルを含んで構成され、
前記貫通孔は、
前記シールドシェルと一体に形成され、
前記位置決め突起部は、
前記ハウジングと一体に形成される
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド車に搭載されるインバータやモータ等の機器同士は、電線の端部に取り付けられたコネクタによって互いに接続されている。コネクタは、相手方の機器に設けられた相手方コネクタと嵌合することで、相手方機器に対して電気的に接続される。
【0003】
例えば、特許文献1には、端子を収容し接続対象に設けられた相手方コネクタと嵌合する嵌合部と、嵌合部を収容するシールドシェルとを有し、嵌合部が相手方コネクタと嵌合した嵌合状態で、シールドシェルと接続対象の固定壁面とを締結ボルトで固定するコネクタが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-102307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のコネクタでは、例えば、シールドシェルと接続対象の固定壁面とを締結ボルトで固定する際に、相手方コネクタに対するコネクタの傾きが生じた場合、嵌合部内の端子が相手方コネクタに対してこじるおそれがあることから改善の余地がある。
【0006】
本発明は、相手方コネクタと適正に嵌合することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、端子を収容し、接続対象に設けられた相手方コネクタと嵌合する嵌合部を有する収容部材と、前記嵌合部が前記相手方コネクタと嵌合した嵌合状態で、前記収容部材と共に前記接続対象の固定壁面に固定される固定部材と、を備え、前記固定部材は、前記嵌合状態で前記相手方コネクタに対する前記嵌合部の嵌合方向に沿って前記固定壁面に形成された締結孔に連通し当該締結孔に締結される締結ボルトが、前記固定部材に前記嵌合方向に沿って挿通される貫通孔を有し、前記収容部材及び前記固定部材の一方は、前記嵌合方向と交差する交差方向に対して前記嵌合部を挟んで前記貫通孔の反対側に位置し、前記嵌合状態で前記固定壁面側に向けて突出して形成される位置決め突起部を有し、前記位置決め突起部は、前記嵌合状態で前記嵌合方向に沿って前記固定壁面に形成された溝部に挿入されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタによれば、相手方コネクタと適正に嵌合することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコネクタの概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの概略構成を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタを嵌合方向から視た正面図である。
図4は、実施形態に係るコネクタの概略構成を示す分解斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタの嵌合時を示す断面図である。
図6は、実施形態に係るコネクタの嵌合動作を示す断面図である。
図7は、実施形態に係るコネクタの嵌合動作を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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