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公開番号
2025017894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121240
出願日
2023-07-26
発明の名称
車両用表示装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】液晶表示素子の温度を精度良く検出することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置1は、車両100に設けられたウインドシールド101で反射させる表示光Lを出射する液晶表示素子20と、液晶表示素子20の背面20bに接着させて配置されるサファイアガラス21と、サファイアガラス21に設けられ、液晶表示素子20の温度を検出する温度検出体24とを備える。液晶表示素子20で発生した熱は、サファイアガラス21を介して温度検出体24に伝わる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられた透明な反射部材で反射させる表示光を出射する液晶表示素子と、
前記液晶表示素子の表示面または背面のいずれかに接着させて配置される透明な板状の熱伝導部材と、
前記熱伝導部材に設けられ、前記液晶表示素子の温度を検出する温度検出体と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記温度検出体は、
温度検出素子と、
前記温度検出素子が設けられ、熱伝導性を有する金属材料で形成されたプリント基板と、を含んで構成され、
前記プリント基板は、
前記温度検出素子と導通接続される温度検出回路を形成し、
前記温度検出素子は、
前記プリント基板、及び、熱伝導性を有するシート部材を介して前記熱伝導部材に設けられている
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記液晶表示素子は、
当該液晶表示素子の平面方向と直交する方向から視て矩形状に形成され画像を表示する画像表示領域と、
前記画像表示領域を構成する四辺のうちの一辺である第一表示辺を挟んで前記平面方向に沿って前記画像表示領域の反対側に設けられた画像非表示領域と、を有し、
前記熱伝導部材は、
当該熱伝導部材が前記液晶表示素子の前記背面に接着させた状態において、前記画像非表示領域と対向する位置に画像非表示領域対向領域を有し、
前記プリント基板は、
前記画像非表示領域対向領域と対向する位置に配置され、前記第一表示辺に沿って延在して形成され、
前記温度検出素子は、
前記プリント基板において、前記画像非表示領域対向領域の延在方向における中央部と対応する位置に配置される
請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記液晶表示素子、前記熱伝導部材、及び前記温度検出体を収容する収容空間を有する筐体をさらに備え、
前記筐体は、
熱伝導性を有する金属材料で形成された外周壁を有し、
前記外周壁は、
内側壁面から前記収容空間側に突出して形成され、前記液晶表示素子の背面に接着させて配置された前記熱伝導部材を支持する支持部を有し、
前記支持部は、
前記熱伝導部材を支持する第一支持面と、
前記第一支持面と連続して形成され、かつ前記熱伝導部材を前記プリント基板及び前記シート部材を介して支持する第二支持面と、有する
請求項2または3に記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記温度検出体は、
温度検出回路と導通接続される温度検出素子で構成され、
前記温度検出素子は、
前記熱伝導部材に対して直接接触している
請求項1に記載の車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の車両用表示装置には、TFT(Thin Film Transistor)の温度を検出するために、TFTパネル上にサーミスタを設けているものがある(特許文献1参照)。また、従来の車両用表示装置には、TFTの駆動回路が形成されたFPC(Flexible Printed Circuits)上にサーミスタを設けているものがある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-130236号公報
特開2006-235252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の車両用表示装置では、例えば、TFTやFPCの熱伝導率が低いことから、これらの温度上昇に対して、TFTの温度が精度よく検出する点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、液晶表示素子の温度を精度良く検出することができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、車両に設けられた透明な反射部材で反射させる表示光を出射する液晶表示素子と、前記液晶表示素子の表示面または背面のいずれかに接着させて配置される透明な板状の熱伝導部材と、前記熱伝導部材に設けられ、前記液晶表示素子の温度を検出する温度検出体と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用表示装置によれば、液晶表示素子の温度を精度良く検出することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両用表示装置の構成例を示す模式図である。
図2は、実施形態に係る車両用表示装置の表示器の外観を示す斜視図である。
図3は、図2に示す表示器のAA断面図である。
図4は、図3の部分拡大図である。
図5は、図2に示す表示器のBB断面図である。
図6は、図2に示す表示器の平面図である。
図7は、実施形態の変形例に係る表示器の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1に示す車両用表示装置1は、例えば自動車等の車両100に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置である。車両用表示装置1は、例えば、車両100のウインドシールド101に表示画像を投影する。車両用表示装置1は、ウインドシールド101に表示画像を投影して、ドライバ(不図示)のアイポイントEPの前方に虚像を表示する。ウインドシールド101は、反射部材の一例であり、入射する光の一部を反射し、他の一部を透過させる半透過性を有する。ウインドシールド101は、車両100の前景を透過させながら、車両用表示装置1から投影される表示画像を表示光LとしてドライバのアイポイントEPに向けて反射する。本実施形態の車両用表示装置1は、ケース2と、2つの反射ミラー3,4と、表示器5と、表示制御部6とを含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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