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公開番号
2025014746
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117549
出願日
2023-07-19
発明の名称
端子および端子付き電線
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
4/02 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電線接続部の強度向上と導通性向上を図る。
【解決手段】1枚の金属素材プレート1Aの2つ折りにより電線の導体が超音波接合される電線接続部4が設けられた高電圧接続用端子1において、電線接続部4を構成する第1配線プレート部12と第2配線プレート部22の互いに対向する内面のいずれか一方に、電線の導体の超音波接合の際に相手側の対向内面に頂面が密着する凸部17bが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
1枚の金属素材プレートの2つ折りにより板面を対向させて配置された2枚の帯板状のプレートである、第1端子プレート及び第2端子プレートと、
前記第1端子プレート及び前記第2端子プレートの長手方向の一端側に設けられた、相手端子を接続可能な電気接続部と、
前記長手方向の他端側に設けられた、電線の導体が超音波接合される電線接続部と、を備え、
前記電線接続部が、前記第1端子プレートの長手方向他端側の第1配線プレート部と、前記第2端子プレートの長手方向他端側の第2配線プレート部との重ね合わせで構成され、前記第1配線プレート部の外面が、前記電線の導体を配置して当該導体を接続する導体接続面とされ、
前記第1配線プレート部と前記第2配線プレート部の互いに対向する内面のいずれか一方に、前記導体を接続する際に相手側の対向内面に頂面が密着する凸部を有する、
端子。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記凸部の頂面が、相手側の対向内面に平行なフラット面に形成されている、
請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記第1端子プレートと第2端子プレートとが、第1配線プレート部及び第2配線プレート部の周側縁に配されたブリッジ部を介して一体に連結されている、
請求項1に記載の端子。
【請求項4】
前記凸部が前記第1配線プレート部の内面に設けられており、
前記第1配線プレート部の外面における前記凸部に対応する位置に、凹部が設けられている、
請求項1に記載の端子。
【請求項5】
前記凹部が、前記電線の長手方向と交差する方向に延在する溝状を有し、前記溝状の前記凹部が複数平行に設けられている、
請求項4に記載の端子。
【請求項6】
前記第2配線プレート部の内面に前記凸部が設けられている、
請求項1に記載の端子。
【請求項7】
前記第2配線プレート部の内面に、前記凸部とは非干渉な箇所に位置する複数の位置決めボスが突設され、かつ、前記第1配線プレート部の前記位置決めボスと対応する位置に、当該位置決めボスが嵌まることで、前記第1配線プレート部と前記第2配線プレート部の相互の位置決めを行う位置決め貫通孔が設けられている、
請求項1に記載の端子。
【請求項8】
前記電気接続部は、前記第1端子プレートと前記第2端子プレートとの間に前記相手端子を収容可能な挿入スロットを有する、
請求項1に記載の端子。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の端子と、
前記端子の前記電線接続部に前記導体が接合された前記電線と、を備えた、
端子付き電線。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子および端子付き電線に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
図9は、特許文献1に記載された高電圧接続用端子である。
図9に示すように、この高電圧接続用端子101は、1枚の金属素材プレート101Aの2つ折りにより板面を対向させて配置された2枚の帯板状の第1端子プレート10、第2端子プレート20で構成されている。高電圧接続用端子101の長手方向の一端側には、相手端子を挿入可能な挿入スロット3aを有する相手端子挿入部3が設けられている。高電圧接続用端子101の長手方向の他端側には、電線Wの導体Waが超音波接合される電線接続部4が設けられている。接続される電線Wの端末では、被覆Wbが除去されることで所定寸法だけ導体Waが露出している。電線Wの導体Waの例としては、一般的に、複数本の素線Wa1を束ねた芯線が挙げられる。
【0003】
高電圧接続用端子101の相手端子挿入部3は、第1端子プレート10の長手方向一端側の第1挿入プレート部11と、第2端子プレート20の長手方向一端側の第2挿入プレート部21とで構成されている。第1挿入プレート部11と第2挿入プレート部21との間に、相手端子を挿入する挿入スロット3aが確保されている。
【0004】
電線接続部4は、第1端子プレート10の長手方向他端側の第1配線プレート部12と、第2端子プレート20の長手方向他端側の第2配線プレート部22との重ね合わせで構成される。電線接続部4は、第1配線プレート部12の外面(図中の上面)が、電線Wの導体Waを配置して超音波接合により導体Waを接続する導体接続面4aとされている。
【0005】
第1端子プレート10の長手方向中間部には、第1配線プレート部12に対して第1挿入プレート部11の板厚方向の高さを違える段差確保のための屈曲部13が設けられている。この屈曲部13を設けることで、第1挿入プレート部11と第2挿入プレート部21の間に挿入スロット3a用のスペースが確保されている。
【0006】
また、1枚の金属素材プレート101Aを2つ折りにするために、第1配線プレート部12と第2配線プレート部22の短手方向の一側縁には、第1配線プレート部12と第2配線プレート部22を一体に連結するブリッジ部30が設けられている。このブリッジ部30を曲げて金属素材プレート101Aを2つ折りにすることで、第1配線プレート部12と第2配線プレート部22とを重ね合わせている。
【0007】
また、電線接続部4を構成する図中下側の第2配線プレート部22には、第1配線プレート部12側に向けて複数の位置決めボス25や位置決め凸部108が設けられている。一方、図中上側の第1配線プレート部12には、位置決めボス25の嵌まる位置決め貫通孔15や位置決め凸部108の嵌まる位置決め開口107が設けられている。
【0008】
この高電圧接続用端子101に対して電線Wの導体Waを接続する場合は、電線接続部4を構成する第1配線プレート部12の外面である導体接続面4aに、矢印Yで示すように、電線Wの端末の導体Waを載せる。そして、その状態で超音波接合、即ち、加圧しながら超音波を印加することにより、導体Waを電線接続部4に接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2022-104904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、1枚の金属素材プレート101Aを2つ折りにして高電圧接続用端子101を構成した場合、幾つかの利点が得られるものの、その反面、第1配線プレート部12と第2配線プレート部22の重ね合わせ部(対向内面間)に隙間が生じやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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