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公開番号
2025032516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137816
出願日
2023-08-28
発明の名称
プロテクタユニットおよびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250305BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電子部品の嵌合作業の作業性をより高めることができるプロテクタユニットおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】プロテクタユニット1は、軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される挿通空間部13が設けられたプロテクタ部10と、プロテクタ部10の端部に設けられ、電子部品50が嵌合し当該電子部品50を保持する電子部品ホルダ部20と、プロテクタ部10に対して電子部品ホルダ部20を使用位置P1と嵌合作業位置P2との間で回動可能に連結し、電子部品ホルダ部20に対する電子部品50の嵌合方向を可変とするヒンジ部30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線方向に沿って配索材が挿通される挿通空間部が設けられたプロテクタ部と、
前記プロテクタ部の端部に設けられ、電子部品が嵌合し当該電子部品を保持する電子部品ホルダ部と、
前記プロテクタ部に対して前記電子部品ホルダ部を使用位置と嵌合作業位置との間で回動可能に連結し、前記電子部品ホルダ部に対する前記電子部品の嵌合方向を可変とするヒンジ部と、
を備えた、プロテクタユニット。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記プロテクタ部は、前記電子部品ホルダ部が前記使用位置にある状態で、前記電子部品ホルダ部を支持する支えリブを有する、
請求項1に記載のプロテクタユニット。
【請求項3】
前記電子部品ホルダ部と前記プロテクタ部とに渡って設けられ、前記電子部品ホルダ部が前記使用位置にある状態で、前記挿通空間部に挿通される前記配索材を覆う回動カバーを備える、
請求項1または2に記載のプロテクタユニット。
【請求項4】
前記電子部品ホルダ部が前記使用位置にある状態では、前記電子部品ホルダ部に対する前記電子部品の嵌合方向は、前記軸線方向と直交する幅方向に沿い、
前記電子部品ホルダ部が前記嵌合作業位置にある状態では、前記電子部品ホルダ部に対する前記電子部品の嵌合方向は、前記軸線方向および前記幅方向と直交する高さ方向と、前記幅方向と、の間の傾斜方向に沿う、
請求項1または2に記載のプロテクタユニット。
【請求項5】
導電性を有する配索材と、
前記配索材が挿通されるプロテクタユニットと、を備え、
前記プロテクタユニットは、
軸線方向に沿って前記配索材が挿通される挿通空間部が設けられたプロテクタ部と、
前記プロテクタ部の端部に設けられ、電子部品が嵌合し当該電子部品を保持する電子部品ホルダ部と、
前記プロテクタ部に対して前記電子部品ホルダ部を使用位置と嵌合作業位置との間で回動可能に連結し、前記電子部品ホルダ部に対する前記電子部品の嵌合方向を可変とするヒンジ部と、
を備えた、ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタユニットおよびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスのプロテクタユニットに関する技術として、例えば、特許文献1には、軸線方向に沿って配索材が挿通される挿通空間部が設けられたプロテクタ部と、プロテクタ部の端部に設けられ、電子部品が嵌合し当該電子部品を保持する電子部品ホルダ部と、を備えたプロテクタユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-114401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば、電子部品ホルダ部に対する電子部品の嵌合作業の作業性向上の点で、更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、電子部品の嵌合作業の作業性をより高めることができるプロテクタユニットおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るプロテクタユニットは、軸線方向に沿って配索材が挿通される挿通空間部が設けられたプロテクタ部と、前記プロテクタ部の端部に設けられ、電子部品が嵌合し当該電子部品を保持する電子部品ホルダ部と、前記プロテクタ部に対して前記電子部品ホルダ部を使用位置と嵌合作業位置との間で回動可能に連結し、前記電子部品ホルダ部に対する前記電子部品の嵌合方向を可変とするヒンジ部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプロテクタユニットおよびワイヤハーネスは、プロテクタ部に対して電子部品ホルダ部を使用位置と嵌合作業位置との間で回動可能に連結し、電子部品ホルダ部に対する電子部品の嵌合方向を可変とするヒンジ部を備える。この構成により、プロテクタユニットおよびワイヤハーネスは、例えば、ヒンジ部によって電子部品ホルダ部に対する電子部品の嵌合方向(取付方向)を可変とすることができる。この結果、プロテクタユニットおよびワイヤハーネスは、電子部品の嵌合作業の作業性をより高めることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプロテクタユニットが適用されるワイヤハーネスの例示的な斜視図であって、回動カバーが閉位置にありかつ電子部品ホルダ部が使用位置にある状態の図である。
図2は、実施形態に係るプロテクタユニットの例示的な斜視図であって、回動カバーが開位置にありかつ電子部品ホルダ部が使用位置にある状態の図である。
図3は、実施形態に係るプロテクタユニットの例示的な斜視図であって、回動カバーが開位置にありかつ電子部品ホルダ部が嵌合作業位置にある状態の図である。
図4は、図3のヒンジ部の近傍の例示的な拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るプロテクタユニット1が適用されるワイヤハーネスWHの斜視図であって、回動カバー40が閉位置P11にありかつ電子部品ホルダ部20が使用位置P1にある状態の図である。図1に示される本実施形態のプロテクタユニット1は、車両に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wが挿通されるプロテクタユニット1と、を備えている。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメットや、電気接続箱、固定具、コネクタなど種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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