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公開番号2025017074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023119953
出願日2023-07-24
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 31/08 20060101AFI20250129BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インサート成形後もリベット止め部の外観検査を行うことが可能となるコネクタを提供する。
【解決手段】雄コネクタ2は、複数のタブ部31を有する導電性金属材料から形成されたアース端子部材8と、アース端子部材8の一部がインサート成形された樹脂製の雄ハウジング7とを備える。アース端子部材8は、車両に対して固定されるボディ固定部21と、ボディ固定部21から立ち上げられた首部22と、首部22に連設されたベース部32とを有する。ベース部32は、第1ベース部42と、第1ベース部42に重ね合わされ、タブ部31が形成されている第2ベース部43とを有する。第1ベース部42と第2ベース部43との重ね合わせた部分の一部を加締めて、リベット止め部33により第2ベース部43が第1ベース部42に対して固定されている。雄ハウジング7には、リベット止め部33を露出させる肉抜き部14が形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のタブ部を有する導電性金属材料から形成された接続部材と、
前記接続部材の一部がインサート成形された樹脂製のハウジングと、を備え、
前記接続部材は、
車両に対して固定される固定板部と、
前記固定板部から立ち上げられた支持板部と、
前記支持板部に連設されたベース部と、を有し、
前記ベース部は、第1ベース部と、前記第1ベース部に重ね合わされ、前記タブ部が形成されている第2ベース部と、を有し、
前記第1ベース部と前記第2ベース部との重ね合わせた部分の一部を加締めて、リベット止め部により前記第2ベース部が前記第1ベース部に対して固定されており、
前記ハウジングには、前記リベット止め部を露出させる露出部が形成されている、
コネクタ。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記リベット止め部が、前記ベース部の幅方向に一対形成され、これら一対の前記リベット止め部がそれぞれ樹脂によって覆われておらず、前記露出部によって露出している、請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複数本の電線を一括して車両のアース部位に接続するアースジョイントコネクタとして、複数のタブ部を有する導電性金属材料から形成された接続部材が樹脂製のハウジングに一体的に設けられたものがある(特許文献1参照)。この接続部材は、車両に対して固定される固定板部と、固定板部から立ち上げられた支持板部と、支持板部に連設され、複数のタブ部が突出形成されているベース部とを有して構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-212982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アースジョイントコネクタにおいて、接続部材のベース部は、第1ベース部と、第1ベース部に連設された第2ベース部とを有し、第2ベース部の根元部を折り返して第1ベース部と重ね合わされる。そして、第1ベース部と第2ベース部との重ね合わせた部分の一部を加締めるリベット止め部により第2ベース部が第1ベース部に対して固定される。このリベット止め部は、一般的にインサート成形後には樹脂(ハウジングの一部)で埋まってしまうため、インサート成形後にリベット止め部の外観検査を行うことができない。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、インサート成形後もリベット止め部の外観検査を行うことが可能となるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、複数のタブ部を有する導電性金属材料から形成された接続部材と、接続部材の一部がインサート成形された樹脂製のハウジングと、を備え、接続部材は、車両に対して固定される固定板部と、固定板部から立ち上げられた支持板部と、支持板部に連設されたベース部と、を有し、ベース部は、第1ベース部と、第1ベース部に重ね合わされ、タブ部が形成されている第2ベース部と、を有し、第1ベース部と第2ベース部との重ね合わせた部分の一部を加締めて、リベット止め部により第2ベース部が第1ベース部に対して固定されており、ハウジングには、リベット止め部を露出させる露出部が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、インサート成形後もリベット止め部の外観検査を行うことが可能となるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るアースジョイントコネクタの一例を示す斜視図である。
本実施形態に係るアースジョイントコネクタの一例を示す側面図である。
本実施形態に係るアースジョイントコネクタの一例を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る雄コネクタの一例を示す斜視図である。
本実施形態に係る雄コネクタの一例を示す正面図である。
図5のA-A線による断面図である。
図5のB-B線による断面図である。
アース端子部材の斜視図である。
図8とは反対側から見たアース端子部材の斜視図である。
アース端子部材の側面図である。
アース端子部材を成形する前のブランク材の斜視図である。
アース端子部材を成形する前のブランク材の平面図である。
アース端子部材に止水材を塗布する工程の説明図である。
アース端子部材に止水材を塗布する工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1から図3に示すように、アースジョイントコネクタ1は、コネクタ(雄コネクタ2)と相手側コネクタ(雌コネクタ3)とを組み合わせて構成される。本実施形態に係るコネクタ(雄コネクタ2)には、相手側コネクタ(雌コネクタ3)が嵌合される。
(【0011】以降は省略されています)

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