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公開番号
2025032664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138077
出願日
2023-08-28
発明の名称
サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
67/562 20220101AFI20250305BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】新たなサービスに対応する際であっても変換マップを更新して、シグナル通信ECUに操作指示を行なうサービスに対応可能な、サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法を提供する。
【解決手段】サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法は、データベースにて、機能とサービスを関連付け、機能を備えるサーバ、及び、サービスを要求するクライアントを特定するマップテーブルを記憶する。コントローラにより、クライアントと第1通信で接続された第1通信部を介して、サービスの実行を要求するサービス実行指示をクライアントから受信する。サーバと第2通信で接続された第2通信部を介して、サービスに関連付けられた機能の実行結果をサーバから受信する。そして、第1通信部を介して、サービス実行指示及びマップテーブルに基づいて、サービスに関連付けられた機能の実行結果をクライアントに送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
クライアントと第1通信で接続された第1通信部と、
サーバと第2通信で接続された第2通信部と、
データベースと、
コントローラと、
を備えるサービス代行装置であって、
前記データベースは、
機能とサービスを関連付け、前記機能を備える前記サーバ、及び、前記サービスを要求する前記クライアントを特定するマップテーブルを記憶し、
前記コントローラは、
前記第1通信部を介して、前記サービスの実行を要求するサービス実行指示を前記クライアントから受信し、
前記第2通信部を介して、前記サービスに関連付けられた前記機能の実行結果を前記サーバから受信し、
前記第1通信部を介して、前記サービス実行指示及び前記マップテーブルに基づいて、前記サービスに関連付けられた前記機能の実行結果を前記クライアントに送信する、
サービス代行装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記データベースは、
前記サーバに関連付けて前記機能の利用可否を特定するサーバ管理テーブルを記憶し、
前記コントローラは、
前記第2通信部を介して、
前記機能の利用可否を確認する機能確認指示を前記サーバに対して送信し、
前記機能確認指示に基づいて前記サーバから送信された回答データを受信し、
前記回答データに基づいて前記サーバ管理テーブルを更新する、
請求項1に記載のサービス代行装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記サーバ管理テーブルに基づいて、前記サービス実行指示に係る前記サービスに関連付けられた前記機能の利用可否を判定し、
前記機能が利用可能であると判定された場合に、前記実行結果を前記クライアントに送信する、
請求項2に記載のサービス代行装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記第1通信部を介して、前記実行結果を前記サーバから受信し、
前記機能と前記実行結果を関連付けて、前記サーバ管理テーブルを更新する、
請求項2に記載のサービス代行装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記サービス実行指示に係る前記サービスに関連付けられた前記機能の実行を要求する機能実行指示を、前記機能を備える前記サーバに送信し、
前記機能実行指示に基づいた前記実行結果を、前記サーバから受信する、
請求項1に記載のサービス代行装置。
【請求項6】
前記データベースは、
前記クライアントに関連付けて前記クライアントが要求する前記サービスを特定するクライアント管理テーブルを記憶し、
前記コントローラは、
前記第1通信部を介して、前記サービスの有無を確認するサービス確認指示を前記クライアントから受信し、
前記サービス確認指示及び前記マップテーブルに基づいて、前記サービスに対応する前記機能が存在するか否かを判定し、
前記サービスに対応する前記機能が存在する場合に、
前記サービス確認指示に基づいて前記クライアント管理テーブル及び前記マップテーブルを更新する、
請求項1に記載のサービス代行装置。
【請求項7】
前記クライアントと、
前記サーバと、
請求項1~6のいずれか一項に記載されたサービス代行装置と、
を備えるサービス提供システム。
【請求項8】
クライアントと第1通信で接続された第1通信部と、
サーバと第2通信で接続された第2通信部と、
データベースと、
コントローラと、
を備えるサービス代行装置に係るサービス代行方法であって、
前記データベースは、
機能とサービスを関連付け、前記機能を備える前記サーバ、及び、前記サービスを要求する前記クライアントを特定するマップテーブルを記憶し、
前記コントローラは、
前記第1通信部を介して、前記サービスの実行を要求するサービス実行指示を前記クライアントから受信し、
前記第2通信部を介して、前記サービスに関連付けられた前記機能の実行結果を前記サーバから受信し、
前記第1通信部を介して、前記サービス実行指示及び前記マップテーブルに基づいて、前記サービスに関連付けられた前記機能の実行結果を前記クライアントに送信する、
サービス代行方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、変換マップに基づいて、シグナル通信ECU(Electronic Control Unit)のデータをサービス通信ECUのデータに変換し、逆に、サービス通信ECUのデータをシグナル通信ECUのデータに変換する変換装置が開示されている。ここで、当該変換装置は、シグナル通信ECUおよびサービス通信ECUの少なくとも一方が更新されたことを検知した場合に、変換マップを自動更新することでデータの変換の態様を変更する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-064827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される変換装置によれば、データの類似性に基づいて自動で変換マップを更新する。新たなサービスに対応する際には類似するデータがないため、変換マップを更新できない可能性があり、さらに、シグナル通信ECUに操作指示を行なうサービスへの対応ができないという課題がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、新たなサービスに対応する際であっても変換マップを更新して、シグナル通信ECUに操作指示を行なうサービスに対応可能な、サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るサービス代行装置は、クライアントと第1通信で接続された第1通信部と、サーバと第2通信で接続された第2通信部と、データベースと、コントローラと、を備える。データベースは、機能とサービスを関連付け、機能を備えるサーバ、及び、サービスを要求するクライアントを特定するマップテーブルを記憶する。コントローラは、第1通信部を介して、サービスの実行を要求するサービス実行指示をクライアントから受信する。第2通信部を介して、サービスに関連付けられた機能の実行結果をサーバから受信する。第1通信部を介して、サービス実行指示及びマップテーブルに基づいて、サービスに関連付けられた機能の実行結果をクライアントに送信する。
【0007】
本発明の態様に係るサービス提供システムは、クライアントと、サーバと、上述のサービス代行装置と、を備える。
【0008】
本発明の態様に係るサービス代行方法は、クライアントと第1通信で接続された第1通信部と、サーバと第2通信で接続された第2通信部と、データベースと、コントローラと、を備えるサービス代行装置に係る。データベースは、機能とサービスを関連付け、機能を備えるサーバ、及び、サービスを要求するクライアントを特定するマップテーブルを記憶する。コントローラは、第1通信部を介して、サービスの実行を要求するサービス実行指示をクライアントから受信する。第2通信部を介して、サービスに関連付けられた機能の実行結果をサーバから受信する。第1通信部を介して、サービス実行指示及びマップテーブルに基づいて、サービスに関連付けられた機能の実行結果をクライアントに送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、新たなサービスに対応する際であっても変換マップを更新して、シグナル通信ECUに操作指示を行なうサービスに対応可能な、サービス代行装置、サービス提供システム、及び、サービス代行方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るサービス提供システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るサービス代行装置の構成を示すブロック図である。
マップテーブルの一例を示す図である。
サーバ管理テーブルの一例を示す図である。
クライアント管理テーブルの一例を示す図である。
起動時の処理を説明するシーケンスチャートである。
起動時の処理を説明するフローチャートである。
サービス問合せへの対応時の処理を説明するシーケンスチャートである。
サービス問合せへの対応時の処理を説明するフローチャートである。
通常時の処理を説明するシーケンスチャートである。
通常時の処理を説明するフローチャートである。
サービス代行時の処理を説明するシーケンスチャートである。
サービス代行時の処理を説明するフローチャートである。
取得処理を説明するフローチャートである。
実行処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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