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公開番号
2025029083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-05
出願番号
2024209777,2021572072
出願日
2024-12-02,2020-06-04
発明の名称
送配電線ケーブル内のアルミニウム・カーボン・ナノチューブ(Al-CNT)ワイヤ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01B
1/02 20060101AFI20250226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】アルミニウム合金ワイヤの強度を伴い、かつアルミニウム・ベースのワイヤに比較して改善された耐クリープ性を有するアルミニウム・ベースのワイヤのための複合材料を提供する。
【解決手段】導線ワイヤ102を伴う送電線ケーブル100-1を含み、アルミニウム(Al)金属母材内に分散されたカーボン・ナノチューブ(CNT)の金属母材複合材料(MMC)導線であって、CNTの組成は、MMC導線の全体を通して一様である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
送電または配電線ケーブルであって、
アルミニウム(Al)金属母材内に均等に分散された複数のカーボン・ナノチューブ(CNT)を包含する無孔性構造を有する金属母材複合材料(MMC)導線を包含する複数の導線を包含し、
CNTの組成が、前記MMC導線の全体を通して差が20%を超えないように一様である、送電または配電線ケーブル。
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
架空電力線は、長距離にわたって電気エネルギを伝送する送配電に使用される構造である。それは、塔または柱によって懸架される1つまたは複数の導線(一般に、3の倍数)からなる。架空電力線は、絶縁の大部分が空気によって提供されることから、概して言えば、大量の電気エネルギのための電力分配のもっとも低コストな方法である。電力送配電線として架空アルミニウム導線が使用されている。全アルミニウム導線(AAC)、全アルミニウム合金導線(AAAC)、鋼材補強アルミニウム導線(ACSR)、鋼材支持アルミニウム導線(ACSS)、繊維補強アルミニウム導線(ACFR)、複合材料補強アルミニウム導線(ACCR)、および複合材料芯アルミニウム導線(ACCC)は、架空導線、送電導線、および配電導線のタイプである。概して言えば、全アルミニウム導線は、具体的な応用に応じてアルミニウムまたはアルミニウム合金ワイヤの1つまたは複数の撚り線から作られる。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
この開示の1つまたは複数の実施態様は、随伴する図面の図に限定されることなく、例を示す形で図解説明されるが、それにおいては、類似の符号が類似の要素を示す。
【図面の簡単な説明】
【0003】
複数の撚り導線、たとえば、アルミニウム、アルミニウム合金、またはアルミニウム・カーボン・ナノチューブ(Al-CNT)導線を含む送電線ケーブルおよび関連する断面を図解した概略図である。
撚り芯を形成する複数のワイヤと、芯周りに巻かれるか、または撚り合わされる複数の導線、たとえば、アルミニウム、アルミニウム合金、またはアルミニウム・カーボン・ナノチューブ(Al-CNT)導線を含む送電線ケーブルおよび関連する断面を図解した概略図である。
冷延伸によって所望の直径が獲得される初期直径を伴うアルミニウムとAl-CNTロッドの強度増加を示したグラフである。
AlとAl-0.5wt% CNT導線を多様な温度において加熱した後の終極引張り強度(UTS)の保持を示したグラフである。
送電線ケーブル用のAl-CNT複合材料導線を製造するためのプロセスのフローチャートである。
アクロン全アルミニウム合金導線(AAAC)ケーブルについての電線温度対電流容量を示したグラフである。
ビュートAAACケーブルについての電線温度対電流容量を示したグラフである。
トルコ鋼材補強アルミニウム導線(ACSR)ケーブルについての電線温度対電流容量を示したグラフである。
ドレイクACSRケーブルについての電線温度対電流容量を示したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0004】
このテクノロジのいくつかの実施態様を論じるとき、図面、いくつかの構成要素、および/または動作は、異なるブロックに分割することまたは単一のブロックに結合することが可能である。それに加えて、このテクノロジは、多様な修正および代替形式の影響を受けやすいが、例を示す形で具体的な実施態様を図面に示し、以下において詳細に説明する。しかしながら、この中に述べられている特定の実施態様にこのテクノロジを限定することは意図されていない。むしろその逆に、このテクノロジは、付随する請求項によって定義されるとおりのテクノロジの範囲内に入るあらゆる修正、均等、および代替を保護することが意図されている。
【0005】
以下に示されている実施態様は、この分野の当業者が実施態様を実施することを可能にするに必要不可欠な情報を表し、かつ実施態様を実施する最良の形態を図解説明する。随伴する図面に照らして以下の説明を読めば、この分野の当業者は、開示の概念を理解し、これらの概念の、この中に特段の扱いのない応用を認識することになるであろう。理解されるものとするが、これらの概念および応用は、この開示ならびに随伴する特許請求の範囲内に入る。
【0006】
この中に使用されている用語は、実施態様の説明のみを目的とし、この開示の範囲を限定することは意図されていない。文脈が許す場合には、単数または複数の形式を使用する単語が、それぞれ複数または単数の形式も含むことができる。
【0007】
用語
この中で使用されるとき、用語『約』は、列挙されている値の±10%を参照する。たとえば、約10メートルは、10メートル±1メートルを参照する。
【0008】
この中で使用されるとき、分布の文脈における『一様に』または『均等に』等の用語は、均質な分布を指すことが可能である。詳細については、後のセクションの中で説明する。
【0009】
この中で使用されるとき、用語『ワイヤ』は、導電性の金属または本質的に非導電性複合材料とすることができる材料の単一スタンドを参照することが可能である。
【0010】
この中で使用されるとき、用語『導線』は、金属ワイヤ等の電気伝導体を参照することが可能である。ワイヤを、それらの形状に起因して『撚り線』と呼ぶことも可能であるが、撚り線は、必ずしも導電性材料から形成されない。
(【0011】以降は省略されています)
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