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公開番号2025032502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137794
出願日2023-08-28
発明の名称情報処理装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01B 11/02 20060101AFI20250305BHJP(測定;試験)
要約【課題】ツイスト線を検査する。
【解決手段】2本の電線L1、L2が撚れられたツイスト線TWを写った二次元画像IMを取得し、前記二次元画像IMに基づいて、前記ツイスト線TWのピッチ長LPを測定する。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
2本の電線が撚れられたツイスト線を写った二次元画像を取得する画像取得処理部と、
前記二次元画像に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を測定するピッチ長測定処理部と、を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記二次元画像において、前記ツイスト線が延びる方向が前後方向であり、当該前後方向に垂直な方向が左右方向であり、
前記ピッチ長測定処理部は、
前記二次元画像において、前後方向の第1の間隔ごとに、前記ツイスト線が占める領域の左右方向の長さである第1のツイスト線幅を算出するツイスト線幅算出部と、
前記第1のツイスト線幅が減少から増加に変化する位置を第1の谷として検出する谷検出処理部と、
前記第1の谷に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を算出するピッチ長算出部と、有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
ツイスト幅算出部は、前記第1の谷を含む前記前後方向の範囲である検索幅を設定し、当該検索幅において、前記第1の間隔より短い第2の間隔ごとに、前記ツイスト線が占める領域の左右方向の長さである第2のツイスト線幅を算出し、
前記谷検出処理部は、前記検索幅の各々において、前記第2のツイスト線幅が減少から増加に変化する位置を第2の谷として検出し、
前記ピッチ長算出部は、前記第2の谷に基づいて、前記ツイスト線のピッチを算出する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記二次元画像に基づいて、前記ツイスト線の撚りほどき部分と撚り部分を分ける位置である境界位置を測定する境界位置測定処理部をさらに有し、
前記二次元画像において、前記撚りほどき部分が写っている側が前側であり、前記撚り部分が写っている側が後ろ側であり、
前記ツイスト線幅算出部は、前記二次元画像において、前記境界位置より後ろ側において、前記第1の間隔ごとに、前記第1のツイスト線幅を算出する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記撚り部分において、隣り合う前後方向の2つの位置における前記第1のツイスト線幅の差が第4の差を超えたならば、前記撚り部分に異物が存在すると判断する異物検出処理部をさらに有する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記二次元画像において、前記ツイスト線が延びる方向が前後方向であり、当該前後方向に垂直な方向が左右方向であり、
前記ピッチ長測定処理部は、
前記二次元画像において、第1の間隔ごとに、前記ツイスト線が占める領域の左右方向の長さである第1のツイスト線幅を算出するツイスト線幅算出部と、
前記第1のツイスト線幅が増加から減少に変化する位置を第1の山として検出する山検出処理部と、
前記第1の山に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を算出するピッチ長算出部と、有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記二次元画像において、前記ツイスト線が延びる方向が前後方向であり、当該前後方向に垂直な方向が左右方向であり、
前記ピッチ長測定処理部は、
前記二次元画像において、前記二次元画像の右側または左側から前記ツイスト線までの左右方向の距離である側方距離を算出する側方距離算出部と、
前記側方距離が増加から減少に変化する位置を第1の谷として検出する谷検出処理部と、
前記第1の谷に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を算出するピッチ長算出部と、有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理装置と、
前記ツイスト線の撚りほどき部分の端部を保持する第1の保持部と、
前記ツイスト線の撚り部分の少なくとも一部を保持する第2の保持部と、
前記ツイスト線を撮影し、前記二次元画像を生成するカメラと、を有する検査装置。
【請求項9】
コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
2本の電線が撚れられたツイスト線を写った二次元画像を取得する画像取得処理工程と、
前記二次元画像に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を測定するピッチ長測定処理工程と、を有する、情報処理方法。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
2本の電線を撚ることで構成されるツイスト線を検査する装置が開発されている。例えば、特許文献1は、ツイスト線のピッチ長を測定する装置を開示している。特許文献1に開示された装置では、ツイスト線が延びる方向に移動するセンサにより、ツイスト線の表面の位置を検出し、この検出されたツイスト線の表面の位置に基づいて、ツイスト線のピッチ長を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-54478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、ツイスト線の撚りほどき部分の長さ(撚りほどき長)の測定がされていない。また、特許文献1に開示された装置では、ツイスト線が曲がっている場合に、ツイスト線のピッチ長の測定ができない。また、特許文献1に開示された装置では、ツイスト線の撚り方向が測定されていない。
【0005】
そこで、本発明は、ツイスト線を検査することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、2本の電線が撚れられたツイスト線を写った二次元画像を取得する画像取得処理部と、前記二次元画像に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を測定するピッチ長測定処理部と、を有する。
【0007】
本発明の一実施形態に係る検査装置は、上記情報処理装置と、前記ツイスト線の撚りほどき部分の端部を保持する第1の保持部と、前記ツイスト線の撚り部分の少なくとも一部を保持する第2の保持部と、前記ツイスト線を撮影し、前記二次元画像を生成するカメラと、を有する。
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、2本の電線が撚れられたツイスト線を写った二次元画像を取得する画像取得処理工程と、前記二次元画像に基づいて、前記ツイスト線のピッチ長を測定するピッチ長測定処理工程と、を有する。
【0009】
本発明の一実施形態に係る情報処理プログラムは、上記情報処理方法をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ツイスト線を検査することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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