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公開番号2025032504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137796
出願日2023-08-28
発明の名称増し撚り装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01B 13/02 20060101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】撚りほどき部を撚ることでツイスト線の端部の撚り部分を増加させることができる増し撚り装置を提供する。
【解決手段】増し撚り装置1は、一対の電線2a、2bが撚り合わされたツイスト部tsと、一対の電線2a、2bが撚り合わされていない撚りほどき部yhと、を有するツイスト線2の撚りほどき部yhを把持するチャック部18を備えている。さらに、ツイスト部ysのうち撚りほどき部yhとの境界部を把持するチャック部36と、チャック部18を、撚りほどき部yhについてツイスト部tsと連続するように撚り合わす方向に回転させるモータ12と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一対の電線が撚り合わされたツイスト部と、前記一対の電線が撚り合わされていない撚りほどき部と、を有するツイスト線の前記撚りほどき部を把持する第1把持部と、
前記ツイスト部のうち前記撚りほどき部との境界部を把持する第2把持部と、
前記撚りほどき部について前記ツイスト部と連続するように撚り合わす方向に前記第1把持部を回転させる回転駆動部と、
を備えたことを特徴とする増し撚り装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第1把持部の回転に伴って前記第2把持部を前記第1把持部に近づけるように移動可能な移動部を有することを特徴とする請求項1に記載の増し撚り装置。
【請求項3】
前記第1把持部は、前記一対の電線を同時に把持することを特徴とする請求項1に記載の増し撚り装置。
【請求項4】
前記回転駆動部が前記第1把持部を回転させる回数を算出する算出部を備え、
前記算出部は、前記撚りほどき部の長さと、撚り合わせの1ピッチ当たりの長さに基づいて前記回数を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の増し撚り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一対の電線が撚り合わされたツイスト線の端部の撚りほどき部を撚り合わせる増し撚り装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、二本の電線を撚り合わせてツイスト線を製造するために種々のツイスト線の製造装置が提案されている。例えば、特許文献1には、以下のようなツイスト線の製造装置が記載されている。特許文献1に記載のツイスト線の製造装置は、一対の電線の一端を固定するクランプを周方向の三つの面に有した第一の間欠回転体と、一対の電線の他端を固定するクランプと、クランプを周方向に回転させるモータとを周方向の三つの面に有した第二の間欠回転体と、第一及び第二の間欠回転体を1/3周ずつ間欠回転させる駆動手段とを備えている。そして、三つの面を電線セット面と電線対撚り面とツイスト線テープ巻き・払出し面とで構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-28197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に特許文献1に記載されたような製造装置で製造されたツイスト線は、両端部に撚り合わされていない撚りほどき部が形成される。この撚りほどき部の長さが長すぎると、ツイスト線におけるノイズ特性が低下してしまう。
【0005】
特許文献1に記載された製造装置は、第一の間欠回転体と、第二の間欠回転体と、の間に回転子が設けられており、この回転子が有する対撚り棒によって電線が対撚り加工される。そのため、回転子の分だけ撚りほどき部の長さが必要となってしまい、特許文献1に記載の製造装置においては撚りほどき部の短縮は困難であった。
【0006】
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、撚りほどき部を撚ることでツイスト線の端部の撚り部分を増加させることができる増し撚り装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するためになされた発明は、一対の電線が撚り合わされたツイスト部と、前記一対の電線が撚り合わされていない撚りほどき部と、を有するツイスト線の前記撚りほどき部を把持する第1把持部と、前記ツイスト部のうち前記撚りほどき部との境界部を把持する第2把持部と、前記撚りほどき部について前記ツイスト部と連続するように撚り合わす方向に前記第1把持部を回転させる回転駆動部と、を備えたことを特徴とする増し撚り装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ツイスト線の端部の撚りほどき部を撚り増すことができるため、ツイスト線のノイズ特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる増し撚り装置の斜視図である。
図1に示された増し撚り装置の別アングルからの斜視図である。
図1に示された増し撚り装置のチャック部が開いた状態の斜視図である。
図1に示された第1把持装置のチャック部の斜視図である。
図1に示された第1把持装置のチャック部の正面図である。
図1に示された第2把持装置のチャック部の斜視図である。
図1に示された第2把持装置のチャック部の正面図である。
図1に示された増し撚り装置の増し撚り動作のフローチャートである。
増し撚り前の状態を示した図である。
増し撚り後の状態を示した図である。
1ピッチの電線長さの算出についての説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1~図3は本発明の一実施形態にかかる増し撚り装置の斜視図である。図1と図2は、後述するチャック部が閉じた状態を示した図であり、図3はチャック部が開いた状態の図である。
(【0011】以降は省略されています)

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