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公開番号2025027215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131821
出願日2023-08-14
発明の名称信号変換装置、光ファイバ無線システム、及び、信号変換方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H03G 3/30 20060101AFI20250219BHJP(基本電子回路)
要約【課題】エネルギーの損失を低減し、信号品質の劣化を抑制することができる、信号変換装置、光ファイバ無線システム、及び、信号変換方法を提供する。
【解決手段】信号変換装置及び信号変換方法は、無線信号を受信する受信アンテナからの電気信号を増幅させて第1信号を生成する増幅器と、第1信号を減衰させて第2信号を生成する減衰器と、第2信号の強度を測定する測定器と、増幅器及び減衰器を制御するコントローラと、第2信号を、光ファイバを介して伝送する光信号に変換する変換部と、に係る。コントローラは、強度が規定値より大きい場合に、増幅器の利得が所定閾値より大きいか否かを判定し、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定された場合に、増幅器の利得を減少させ、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定されなかった場合に、減衰器の利得を減少させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
無線信号を受信する受信アンテナからの電気信号を増幅させて第1信号を生成する増幅器と、
前記第1信号を減衰させて第2信号を生成する減衰器と、
前記第2信号の強度を測定する測定器と、
前記増幅器及び前記減衰器を制御するコントローラと、
前記第2信号を、光ファイバを介して伝送する光信号に変換する変換部と、
を備え、
前記コントローラは、
前記強度が規定値より大きい場合に、前記増幅器の利得が所定閾値より大きいか否かを判定し、
前記増幅器の利得が前記所定閾値より大きいと判定された場合に、前記増幅器の利得を減少させ、
前記増幅器の利得が前記所定閾値より大きいと判定されなかった場合に、前記減衰器の利得を減少させる、信号変換装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記所定閾値は前記増幅器の最低利得である、請求項1に記載の信号変換装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記増幅器のゲート電圧を制御することで前記増幅器の利得を制御する、請求項1に記載の信号変換装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の信号変換装置と、
前記受信アンテナと、
前記光ファイバと、
を備える光ファイバ無線システム。
【請求項5】
増幅器が、無線信号を受信する受信アンテナからの電気信号を増幅させて第1信号を生成し、
減衰器が、前記第1信号を減衰させて第2信号を生成し、
測定器が、前記第2信号の強度を測定し、
前記増幅器及び前記減衰器を制御するコントローラが、
前記強度が規定値より大きい場合に、前記増幅器の利得が所定閾値より大きいか否かを判定し、
前記増幅器の利得が前記所定閾値より大きいと判定された場合に、前記増幅器の利得を減少させ、
前記増幅器の利得が前記所定閾値より大きいと判定されなかった場合に、前記減衰器の利得を減少させ、
変換部が、前記第2信号を、光ファイバを介して伝送する光信号に変換する、信号変換方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号変換装置、光ファイバ無線システム、及び、信号変換方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基地局から無線中継装置まで無線信号が伝搬する際の伝搬損失値、及び、基地局のカバーエリア内に存在する通信中の通信端末装置の数を反映したシステムマージンに基づいて、無線中継装置での増幅利得を制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4971332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術によれば、無線中継装置での増幅利得を制御するために、低雑音増幅器から出力された信号を、可変減衰器における減衰率を可変させて減衰させている。そのため、増幅した信号を熱に変えてエネルギーの損失が生じると共に、信号品質が劣化するという課題がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、エネルギーの損失を低減し、信号品質の劣化を抑制することができる、信号変換装置、光ファイバ無線システム、及び、信号変換方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る信号変換装置は、無線信号を受信する受信アンテナからの電気信号を増幅させて第1信号を生成する増幅器と、第1信号を減衰させて第2信号を生成する減衰器と、第2信号の強度を測定する測定器と、増幅器及び減衰器を制御するコントローラと、第2信号を、光ファイバを介して伝送する光信号に変換する変換部と、を備える。そして、コントローラは、強度が規定値より大きい場合に、増幅器の利得が所定閾値より大きいか否かを判定し、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定された場合に、増幅器の利得を減少させ、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定されなかった場合に、減衰器の利得を減少させる。
【0007】
本発明の態様に係る光ファイバ無線システムは、上述の信号変換装置と、受信アンテナと、光ファイバと、を備える。
【0008】
本発明の態様に係る信号変換方法において、増幅器が、無線信号を受信する受信アンテナからの電気信号を増幅させて第1信号を生成し、減衰器が、第1信号を減衰させて第2信号を生成し、測定器が、第2信号の強度を測定する。そして、増幅器及び減衰器を制御するコントローラが、強度が規定値より大きい場合に、増幅器の利得が所定閾値より大きいか否かを判定し、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定された場合に、増幅器の利得を減少させ、増幅器の利得が所定閾値より大きいと判定されなかった場合に、減衰器の利得を減少させ、変換部が、第2信号を、光ファイバを介して伝送する光信号に変換する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、エネルギーの損失を低減し、信号品質の劣化を抑制することができる、信号変換装置、光ファイバ無線システム、及び、信号変換方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る光ファイバ無線システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る信号変換装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る信号変換装置の処理を示すフローチャートである。
信号変換装置による信号の強度変化を示す図である。
信号変換装置による信号及びノイズの強度変化を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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