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公開番号2025018594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122446
出願日2023-07-27
発明の名称ノイズフィルター
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H03H 7/01 20060101AFI20250130BHJP(基本電子回路)
要約【課題】コンデンサを容易に脱着できるノイズフィルターを提供する。
【解決手段】自動車に装備されるノイズフィルター1は、ベース5と、ベース5に保持された端子3及びブラケット4a,4bと、端子3及びブラケット4a,4bに電気接続されるコンデンサ2と、ベース5に着脱可能に設けられ、ベース5に取り付けられてコンデンサ2を覆うカバー6と、を備えている。端子3は、コンデンサ2の一方の端子部26が挿入されて該端子部26と電気接続される挿入部31を有している。ブラケット4a,4bは、コンデンサ2の他方の端子部26が挿入されて該端子部26と電気接続される挿入部44を有している。コンデンサ2は、端子3の挿入部31及びブラケット4a,4bの挿入部44に挿抜可能に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
前記ベースに保持された端子及びブラケットと、
前記端子及び前記ブラケットに電気接続されるコンデンサと、
前記ベースに着脱可能に設けられ、前記ベースに取り付けられて前記コンデンサを覆うカバーと、を備え、
前記コンデンサは、板状の端子部を一対有し、
前記端子は、前記コンデンサの一方の端子部が挿入されて該端子部と電気接続される挿入部を有し、
前記ブラケットは、前記コンデンサの他方の端子部が挿入されて該端子部と電気接続される挿入部を有し、
前記コンデンサは、前記端子の挿入部及び前記ブラケットの挿入部に挿抜可能に設けられている
ことを特徴とするノイズフィルター。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ブラケットは、一枚の金属板で構成され、角筒状に曲げられた前記挿入部と、平板状に形成され、ボルト挿通孔が形成された接地部と、を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルター。
【請求項3】
前記端子は、一枚の金属板で構成され、角筒状に曲げられた前記挿入部と、板状に形成された一対の外部導体接続部と、を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルター。
【請求項4】
前記ベースの上面側に前記端子の挿入部及び前記ブラケットの挿入部が配置され、
前記ベースの下面側に前記一対の外部導体接続部が配置されている
ことを特徴とする請求項3に記載のノイズフィルター。
【請求項5】
前記ベースは、その下面から凹に形成された一対の凹部を有し、これら各凹部内に前記各外部導体接続部が配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載のノイズフィルター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ノイズフィルターに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気回路に乗った電気的なノイズを軽減するノイズフィルターが知られている。ノイズフィルターの一例として、特許文献1には、車体パネルに接地される接地導体と、ワイヤハーネスの電線に接続される第1導体と、コンデンサと、これらを収容した筐体と、を備えたノイズフィルターが開示されている。コンデンサは、一対のリード端子を有しており、その一方が接地導体に溶接されており、他方が第1導体に溶接されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-208487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ノイズフィルターは、コンデンサのリード端子が接地導体と第1導体に溶接された構造であるがゆえに、コンデンサを取り外したり、交換したりすることが難しいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、コンデンサを容易に脱着できるノイズフィルターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ベースと、前記ベースに保持された端子及びブラケットと、前記端子及び前記ブラケットに電気接続されるコンデンサと、前記ベースに着脱可能に設けられ、前記ベースに取り付けられて前記コンデンサを覆うカバーと、を備え、前記コンデンサは、板状の端子部を一対有し、前記端子は、前記コンデンサの一方の端子部が挿入されて該端子部と電気接続される挿入部を有し、前記ブラケットは、前記コンデンサの他方の端子部が挿入されて該端子部と電気接続される挿入部を有し、前記コンデンサは、前記端子の挿入部及び前記ブラケットの挿入部に挿抜可能に設けられていることを特徴とするノイズフィルターである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コンデンサは、端子の挿入部及びブラケットの挿入部に挿抜可能に設けられているので、容易に脱着できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態にかかるノイズフィルターを示す図である。
図1のノイズフィルターの背面側を示す図である。
図1のノイズフィルターの下面側を示す図である。
図1のノイズフィルターの分解図である。
図1のノイズフィルターのカバーを外した状態を示す図である。
図5のコンデンサを外した状態を示す図である。
図4のコンデンサのみを示す図である。
図7のコンデンサの分解図である。
図2のカバーのみを示す図である。
図4のベースの上面側を示す図である。
図4のコンデンサと端子とブラケットの電気接続構造を説明する説明図である。
図1のノイズフィルターが装備された自動車を示す図である。
図12のノイズフィルターが構成するノイズ除去回路である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる「ノイズフィルター」について、図1~13を参照して説明する。
【0010】
本例のノイズフィルター1は、AMラジオ用のノイズフィルターであり、図12に示すように自動車10に装備されて、例えば図13に示すノイズ除去回路を構成する。図12中の符号11は車体パネル、符号12はAMラジオアンテナ、符号13はリヤウインドデフォガ、符号14はハイマウントストップランプ、破線矢印Nはノイズを表している。また、符号7は、ワイヤハーネスの幹線から分岐した分岐線であり、ノイズフィルター1に電気接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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