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公開番号
2025018430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122125
出願日
2023-07-27
発明の名称
ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】外装部材を配索材に取り付ける際における配索材のばらけを抑制し、配索材が外装部材からはみ出すことを抑制すること。
【解決手段】導電性を有する配索材Wと、複数の配索材Wを覆って配索材Wと一体で設けられる配索材Wの外装部材であるモールド成形部材1と、モールド成形部材1の内側に配置される複数の配索材Wを束ねる巻きテープ10と、を備える。このため、複数の配索材Wを覆うモールド成形部材1を、金型20を用いてモールド成形部材1の成形を行うことによって配索材Wに取り付ける際に、複数の配索材Wが束ねられた状態を維持しながら取り付けることができる。これにより、モールド成形部材1を配索材Wに取り付ける際における配索材Wのばらけを抑制することができ、配索材Wがモールド成形部材1からはみ出すことを抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性を有する配索材と、
複数の前記配索材を覆って前記配索材と一体で設けられるモールド成形部材と、
前記モールド成形部材の内側に配置される複数の前記配索材を束ねる巻きテープと、
を備えることを特徴とする、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記巻きテープは、前記配索材の延在方向において前記モールド成形部材のゲート部分が形成される位置と同じ位置を含んで配置される請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記巻きテープは、前記配索材の延在方向における前記モールド成形部材の端部の位置を含んで配置される請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
導電性を有する複数の配索材を束ねて巻きテープを巻き付ける工程と、
前記巻きテープが巻き付けられた複数の前記配索材の周囲に射出成形によってモールド成形部材を設ける工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ワイヤハーネスには、車両の鉄板等の外部構造物から電線を保護するため外装材は必要不可欠となっている。従来のワイヤハーネスでは、電線を保護するための外装材にはいろいろな種類のものが用いられている。例えば、特許文献1に記載のワイヤハーネスは、電線束と、電線束の軸線方向の一部である取付部に一体的に設けられた成形体と、を備えており、成形体は、熱可塑性樹脂から構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-160568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のワイヤハーネスでは、外装部材にはいろいろな種類のものがあるため、電線に対して人の手でないと取り付けが困難なものも数多く存在している。つまり、外装部材にはいろいろな種類のものがあるが、外装部材の中には、電線等の配索材に外装部材を取り付ける際に配索材がばらけてしまい、場合によっては、ばらけた配索材の一部が外装部材からはみ出てしまうことがある。このため、従来のワイヤハーネスでは、外装部材に対する配索材の配置を人の手によって調整しながら外装部材の取り付けを行う必要があるものがあり、配索材に対する外装部材の取り付けの観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外装部材を配索材に取り付ける際における配索材のばらけを抑制し、配索材が外装部材からはみ出すことを抑制することのできるワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、複数の前記配索材を覆って前記配索材と一体で設けられるモールド成形部材と、前記モールド成形部材の内側に配置される複数の前記配索材を束ねる巻きテープと、を備える。
【0007】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、導電性を有する複数の配索材を束ねて巻きテープを巻き付ける工程と、前記巻きテープが巻き付けられた複数の前記配索材の周囲に射出成形によってモールド成形部材を設ける工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法は、外装部材であるモールド成形部材の内側に配置される配索材は、複数の配索材に巻きテープが巻かれて複数の配索材が巻きテープによって束ねられた状態で外装部材の内側に配置される。このため、複数の配索材を覆う外装部材を、金型を用いて外装部材の成形を行うことによって配索材に取り付ける際に、複数の配索材が束ねられた状態を維持しながら取り付けることができる。この結果、外装部材を配索材に取り付ける際における配索材のばらけを抑制することができ、配索材が外装部材からはみ出すことを抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係るワイヤハーネスの模式図である。
図2は、複数の配索材に巻きテープを巻き付けた状態を示す模式図である。
図3は、図2に示す配索材を金型に配置した状態における金型の断面図である。
図4は、図3に示す金型に樹脂材料を充填した状態を示す模式図である。
図5は、複数の配索材に巻きテープを巻かないで金型の成形部の内側に配索材を通した状態を示す模式図である。
図6は、複数の配索材Wに巻きテープを巻かないでモールド成形部材の成形を行ったワイヤハーネスの模式図である。
図7は、実施形態2に係るワイヤハーネスの模式図である。
図8は、実施形態2において複数の配索材に巻きテープを巻き付けた状態を示す模式図である。
図9は、図8に示す配索材を金型に配置した状態を示す説明図である。
図10は、複数の配索材に巻きテープを巻かないで金型に配索材を配置した状態を示す説明図である。
図11は、複数の配索材に巻きテープを巻かないでモールド成形部材の成形を行ったワイヤハーネスの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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