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公開番号2025033197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138753
出願日2023-08-29
発明の名称計器装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01D 13/02 20060101AFI20250306BHJP(測定;試験)
要約【課題】文字板の組み付け性を良くすることができる計器装置を提供する。
【解決手段】計器装置1は、ケース2と、ケース2に取り付けられた文字板3と、を備えている。そして、文字板3の長手方向端部は凸部33が形成されており、凸部33の頂部33cは平坦であり、当該頂部33cには文字板3をケースへ固定するための切り欠き331が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ケースと、
前記ケースに取り付けられた文字板と、
を備え、
前記文字板の長手方向端部は凸形状に形成されており、前記凸形状の頂部は平坦であり、当該頂部には前記文字板を前記ケースへ固定するための切り欠きが形成されている、
ことを特徴とする計器装置。
続きを表示（約 250 文字）【請求項２】
前記端部は山形状に形成されており、前記山形状の頂部に前記切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項１に記載の計器装置。
【請求項３】
前記文字板には、前記切り欠きと異なる位置に孔が設けられ、
前記ケースには、前記孔に挿入されるピンが設けられている、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の計器装置。
【請求項４】
前記孔は、前記ピンが当該孔内部をスライド可能な形状となっていることを特徴とする請求項３に記載の計器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両等に設置されるメータ等の計器装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
車両等に設置されるメータ等の計器装置には、文字板が設けられている。この文字板は、計器装置が搭載された車両に関する情報に応じた種々の目盛、図柄、記号、文字、装飾等の意匠が描かれた部材であり、ケース等の部材に固定されている。
【０００３】
そして、文字板は、特許文献１に記載の突出片等によりケースに固定されている。特許文献１に記載の車両用表示装置は、表示板が４個の突出片を有し、表示板はケース体の保持部に差し込まれて固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－６１７１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載された車両用表示装置の表示板は突出片によりケース体と固定している。この種の表示板は、組み付け作業の際に意匠が表示された部分に触れないように周縁部を保持するが、表示板の厚みが増すと突出片が鋭利となり、作業者が扱いづらくなってしまう。その結果、表示板（文字板）の組み付け性が悪化する場合があった。
【０００６】
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、文字板の組み付け性を良くすることができる計器装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するためになされた発明は、ケースと、前記ケースに取り付けられた文字板と、を備え、前記文字板の長手方向端部は凸形状に形成されており、前記凸形状の頂部は平坦であり、当該頂部には前記文字板を前記ケースへ固定するための切り欠きが形成されている、ことを特徴とする計器装置である。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、文字板の長手方向端部を凸形状にして、その平坦な頂部に文字板をケースへ固定するための切り欠きが形成されるので、鋭利な突出はなく、作業者の扱いも容易であり、文字板の組み付け性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の一実施形態にかかる計器装置の斜視図である。
図１に示された文字板の端部の拡大図である。
図１に示された孔とピンの拡大図である。
図１に示されたケースと文字板との組み付け時を長手方向から見た図である。
図３に示された孔とピンを側面から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態にかかる計器装置の斜視図である。また、以降の説明において、ケース等の形状である長方形の長辺に沿う方向を左右方向、長方形の短辺に沿う方向を上下方向と便宜上定義する。左右方向は、計器装置が車両に設けられた際に車両の幅方向に相当する。また、上下方向は、計器装置が車両に設けられた際に車両の高さ方向に相当する。
（【００１１】以降は省略されています）

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