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公開番号
2025000122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023099785
出願日
2023-06-19
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20241224BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子を保護しつつ、コネクタハウジングを挿入する作業の作業性を向上できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、収容室を有するフレームと、オス端子と、タブ部を突出させた状態でオス端子を保持し、かつ収容室に挿入されるコネクタハウジング3と、コネクタハウジングに装着され、かつコネクタハウジングが収容室に挿入されるときにコネクタハウジングから離脱する筒状の保護カバー4と、を備え、フレームは、収容室の入口部に設けられた位置決めのガイド部22を有し、保護カバーは、スリット状の開口41を有し、かつコネクタハウジングに装着された状態でタブ部を収容し、保護カバーは、ガイド部が挿入される溝部43と、溝部に設けられた解除リブ44と、を有し、保護カバーは、解除リブがガイド部から受ける押圧力F1,F2により開口の開口幅Wdを広げるように変形してコネクタハウジングから離脱する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
収容室を有するフレームと、
タブ部を有するオス端子と、
前記タブ部を突出させた状態で前記オス端子を保持する貫通孔を有し、かつ前記オス端子を保持した状態で前記収容室に挿入されるコネクタハウジングと、
前記収容室に対して挿入される前の前記コネクタハウジングに装着され、かつ前記コネクタハウジングが前記収容室に挿入されるときに前記コネクタハウジングから離脱する筒状の保護カバーと、
を備え、
前記フレームは、前記収容室の入口部に設けられた位置決めのガイド部を有し、
前記保護カバーは、前記コネクタハウジングが前記収容室に挿入される挿入方向に延在するスリット状の開口を有し、かつ前記開口の開口幅を広げるように変形可能に構成され、
前記保護カバーは、前記挿入方向において前記コネクタハウジングを係止する係止部を有し、かつ前記コネクタハウジングに装着された状態で前記タブ部を収容する収容空間を形成し、
前記保護カバーは、前記保護カバーの先端に配置されており、かつ前記ガイド部が挿入される溝部と、前記ガイド部と接触するように前記溝部に設けられた解除リブと、を有し、
前記保護カバーは、前記解除リブが前記ガイド部から受ける押圧力により前記開口の開口幅を広げるように変形して前記コネクタハウジングから離脱する
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記保護カバーは、前記解除リブが前記ガイド部から受ける押圧力により前記係止部を解除位置まで移動させるように変形し、
前記係止部の前記解除位置は、前記コネクタハウジングを係止せず、前記収容室へ向かう前記コネクタハウジングの移動を許容する位置である
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記保護カバーは、二つの前記係止部を有し、
二つの前記係止部は、前記開口に対して前記保護カバーの幅方向の両側に配置されており、
二つの前記係止部は、前記収容室へ向けて移動する前記コネクタハウジングを前記幅方向の両側からガードして前記コネクタハウジングの位置ずれを規制する
請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタにおいて端子を保護する技術がある。特許文献1には、コネクタ用端子保護キャップが開示されている。このコネクタ用端子保護キャップは、端子金具と、端子金具をその前端側に設けられた接触部が露出する状態で保持するコネクタハウジングとを備えたコネクタに装着されて端子金具の接触部を保護する。コネクタ用端子保護キャップは、キャップ本体と、キャップ本体に設けられコネクタを相手方部品に取り付けるときに相手方部品に当接する当接部と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-119074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のコネクタ用端子保護キャップでは、端子保護キャップが相手方部品に対してずれてしまうことがある。端子保護キャップがずれてしまうと、コネクタハウジングを正しく挿入できないことなどにより、作業性の低下を招くことがある。
【0005】
本発明の目的は、端子を保護しつつ、コネクタハウジングを挿入する作業の作業性を向上できるコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコネクタは、収容室を有するフレームと、タブ部を有するオス端子と、前記タブ部を突出させた状態で前記オス端子を保持する貫通孔を有し、かつ前記オス端子を保持した状態で前記収容室に挿入されるコネクタハウジングと、前記収容室に対して挿入される前の前記コネクタハウジングに装着され、かつ前記コネクタハウジングが前記収容室に挿入されるときに前記コネクタハウジングから離脱する筒状の保護カバーと、を備え、前記フレームは、前記収容室の入口部に設けられた位置決めのガイド部を有し、前記保護カバーは、前記コネクタハウジングが前記収容室に挿入される挿入方向に延在するスリット状の開口を有し、かつ前記開口の開口幅を広げるように変形可能に構成され、前記保護カバーは、前記挿入方向において前記コネクタハウジングを係止する係止部を有し、かつ前記コネクタハウジングに装着された状態で前記タブ部を収容する収容空間を形成し、前記保護カバーは、前記保護カバーの先端に配置されており、かつ前記ガイド部が挿入される溝部と、前記ガイド部と接触するように前記溝部に設けられた解除リブと、を有し、前記保護カバーは、前記解除リブが前記ガイド部から受ける押圧力により前記開口の開口幅を広げるように変形して前記コネクタハウジングから離脱することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタにおいて、保護カバーは、位置決めのガイド部が挿入される溝部と、ガイド部と接触するように溝部に設けられた解除リブと、を有する。保護カバーは、解除リブがガイド部から受ける押圧力により開口の開口幅を広げるように変形してコネクタハウジングから離脱する。本発明に係るコネクタによれば、端子を保護しつつ、コネクタハウジングを挿入する作業の作業性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係るサブコネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るフレームの斜視図である。
図4は、実施形態に係る保護カバーの斜視図である。
図5は、実施形態のカバー装着工程を説明する図である。
図6は、コネクタハウジングおよび保護カバーの断面斜視図である。
図7は、実施形態の端子挿入工程の斜視図である。
図8は、実施形態に係る組み付け用のユニットの斜視図である。
図9は、実施形態の位置決め工程の斜視図である。
図10は、実施形態の離脱工程の側面図である。
図11は、実施形態の離脱工程の斜視図である。
図12は、変形した保護カバーの断面図である。
図13は、実施形態のコネクタ挿入工程の断面である。
図14は、コネクタハウジングの誤挿入を規制するフレームを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図、図2は、実施形態に係るサブコネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係るフレームの斜視図、図4は、実施形態に係る保護カバーの斜視図、図5は、実施形態のカバー装着工程を説明する図、図6は、コネクタハウジングおよび保護カバーの断面斜視図、図7は、実施形態の端子挿入工程の斜視図、図8は、実施形態に係る組み付け用のユニットの斜視図、図9は、実施形態の位置決め工程の斜視図、図10は、実施形態の離脱工程の側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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