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公開番号2025003074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103539
出願日2023-06-23
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/405 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、端子のホルダに対する保持力の向上を図ったコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、基板のスルーホールに電気的に接続されるものであって、少なくとも1本の端子2と、該端子を保持するホルダ10と、を備え、端子は、長方形板状の端子本体20と、該端子本体の両端から該端子本体の長手方向に延びて形成されて、スルーホールに電気的に接続される一対の電気接触部3、3と、を有し、端子本体には、該端子本体に連続するとともに、端子本体から折れ曲がって端子本体の厚さ方向に延びて形成されて、ホルダに係止可能な係止片5F、5Bが設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
基板のスルーホールに電気的に接続されるコネクタであって、
少なくとも1本の端子と、該端子を保持するホルダと、を備え、
前記端子は、長方形板状の端子本体と、該端子本体の両端から該端子本体の長手方向に延びて形成されて、前記スルーホールに電気的に接続される一対の電気接触部と、を有し、
前記端子本体には、該端子本体の幅方向に連続するとともに、前記端子本体の厚さ方向に折れ曲がって形成されて、前記ホルダに係止可能な係止片が設けられていることを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記端子は、前記係止片を一対有し、
前記一対の係止片は、前記端子本体の長手方向に互いに位置をずらして設けられ、
前記一対の係止片のうち一方は、前記端子本体の幅方向一方側の端面に連続して設けられ、前記一対の係止片のうち他方は、前記端子本体の幅方向他方側の端面に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ホルダは、前記端子本体が挿入される凹溝状の第1収容部と、該第1収容部の幅方向の両側に突出して設けられているとともに、前記係止片が挿入される第2収容部と、を有し、
前記第2収容部は、前記係止片が収容される第2収容部本体と、該第2収容部本体の底から離れた側に連続する導入開口部と、を有し、
前記導入開口部は、前記第2収容部本体の底から離れるにしたがって、前記第1収容部が延在する方向に広くなるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記係止片の先端部は、先端に向かうにしたがって、前記長手方向の寸法が小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記一対の係止片の各先端部は、前記端子本体よりも、前記端子本体の厚さ方向側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記端子は、前記端子本体の幅方向の両側に突出して設けられて、前記ホルダの端面に当接可能な当接部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
プリント基板のスルーホールに電気的に接続されるコンタクトを有する両端プレスフィット用コネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に開示された両端プレスフィット用コネクタは、複数本のプレスフィットコンタクトと、該複数本のプレスフィットコンタクトの中央部に設けられた絶縁ハウジングと、を備える。
【0004】
各プレスフィットコンタクトは、金属板に打ち抜き加工が施されて形成されたものであり、板状のコンタクト本体と、該コンタクト本体の長手方向の両端から延びて形成されて、プリント基板のスルーホールに圧入される一対のプレスフィット部と、を備える。コンタクト本体には、板幅方向に延出して設けられて、絶縁ハウジングの圧入孔の内面に係合可能な抜止め手段が設けられている。
【0005】
絶縁ハウジングは、一対の分割体を有し、各分割体は、それぞれ、当該分割体を貫通して構成されているとともに、各プレスフィットコンタクトのコンタクト本体が挿入される挿入孔を有して構成されている。
【0006】
このような両端プレスフィット用コネクタを組み立てる際には、一対の分割体の一方が、プレスフィットコンタクトの一端に近付いて一方の挿入孔に挿入され、一対の分割体の他方が、プレスフィットコンタクトの他端に近付いて他方の挿入孔に挿入されることにより、各プレスフィットコンタクトの抜止め手段が、挿入孔の内面に係合するとともに、これらの一対の分割体同士が接触した状態で維持されることにより、両端プレスフィット用コネクタは組み立てられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-53090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら従来の両端プレスフィット用コネクタは、各プレスフィット部がプリント基板のスルーホールに圧入される際に、各プレスフィットコンタクトの抜止め手段による絶縁ハウジングの挿入孔に対する係合が外れて、プレスフィットコンタクト(端子)が絶縁ハウジング(ホルダ)の挿入孔から脱落する懸念があった。
【0009】
本発明は、端子のホルダに対する保持力の向上を図ったコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、基板のスルーホールに電気的に接続されるコネクタであって、複数本の端子と、該複数本の端子を保持するホルダと、を備え、前記端子は、長方形板状の端子本体と、該端子本体の両端から該端子本体の長手方向に延びて形成されて、前記スルーホールに電気的に接続される一対の電気接触部と、を有し、前記端子本体には、該端子本体に連続するとともに、前記端子本体から折れ曲がって前記端子本体の厚さ方向に延びて形成されて、前記ホルダに係止可能な係止片が設けられていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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