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公開番号
2025006376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107129
出願日
2023-06-29
発明の名称
センサ部品
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01K
1/14 20210101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】形状の簡素化を図りつつ内部への流体の浸入の抑制を図ったセンサ部品を提供する。
【解決手段】センサ部品1は、取付け孔10aに圧入される棒状のセンサ本体2と、センサ本体2の取付け孔10aの圧入方向の側に設けられ、測定対象の物理量を検知する検知手段と、センサ本体2に設置されて取付け孔10aの内面に密着可能な一対のOリング4、5とを備え、センサ本体2は、一次成形により構成されて検知手段を埋設する一次成型部6と、二次成形により構成されているとともに、一次成型部6の取付け孔10aの圧入方向の逆側に設けられた二次成型部7と、一次成型部と二次成型部との境界部分8と、を有し、一次成型部6は、一対のOリングのうち一方4が設置される第1設置部63を有し、二次成型部7は、一対のOリングのうち他方5が設置される第2設置部74を有し、圧入方向に、第2設置部、境界部分、第1設置部の順で並んで設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体に設けられた取付け孔に圧入されて測定対象の物理量を検出するセンサ部品であって、
前記取付け孔に圧入される棒状のセンサ本体と、
該センサ本体における前記取付け孔の圧入方向の側に設けられて、測定対象の物理量を検知する検知手段と、
前記センサ本体に設置されて前記取付け孔の内面に密着可能な一対のOリングと、を備え、
前記センサ本体は二色成形により構成されたものであり、
前記センサ本体は、一次成形により構成されて前記検知手段を埋設する一次成型部と、二次成形により構成されているとともに、前記一次成型部の前記取付け孔の圧入方向の逆側に設けられた二次成型部と、前記一次成型部と前記二次成型部との境界部分と、を有し、
前記一次成型部は、前記一対のOリングのうち一方が設置される第1設置部を有し、
前記二次成型部は、前記一対のOリングのうち他方が設置される第2設置部を有し、
前記圧入方向に、前記第2設置部、前記境界部分、前記第1設置部の順で並んで設けられていることを特徴とするセンサ部品。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記境界部分は、互いに対向して設けられた前記一次成型部および前記二次成型部の各界面と、前記各界面の間に設けられた微小な隙間と、を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ部品。
【請求項3】
前記第1設置部は、前記一次成型部の外周面に対して凹の溝状に構成され、
前記第2設置部は、前記二次成型部の外周面に対して凹の溝状に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ部品。
【請求項4】
前記取付け孔における圧入方向の側に測定対象である水が収容され、前記取付け孔における圧入方向の逆側にオイルが収容された場合において、
前記一対のOリングのうち一方は、耐水性を有する材料で構成され、
前記一対のOリングのうち他方は、耐油性を有する材料から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ部品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば測定対象である機器筐体の温度を測定するためのセンサ部品が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載されたセンサ部品は、機器筐体に設けられた取付け孔に組付けられて、測定対象の温度を測定する。センサ部品は、温度測定部と、該温度測定部の一部を埋設した棒状の一次成型部と、該一次成型部を覆う二次成型部と、一次成型部の先端部に折れ曲がって圧着される金属キャップと、を備える。温度測定部は、一対のリード線と、該一対のリード線の間に電気的に接続されて、測定対象の温度を検知する温度検知素子と、を備える。温度検知素子は、一次成型部の先端部から露出して設けられているとともに、金属キャップにより覆われて、測定対象としての流体の温度を感知するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第2485023号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1に記載されたセンサ部品は、一次成型部と二次成型部との間(内部)への流体の浸入を防ぐために、一次成形部の外面に突起や細かい凹凸を設け、二次成形部で覆うように成形されているため、一次成形部の形状が複雑になって、一次成形部の樹脂量が多くなる場合があった。
【0005】
本発明は、形状の簡素化を図りつつ内部への流体の浸入の抑制を図ったセンサ部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、筐体に設けられた取付け孔に圧入されて測定対象の物理量を検出するセンサ部品であって、前記取付け孔に圧入される棒状のセンサ本体と、該センサ本体における前記取付け孔の圧入方向の側に設けられて、測定対象の物理量を検知する検知手段と、前記センサ本体に設置されて前記取付け孔の内面に密着可能な一対のOリングと、を備え、前記センサ本体は二色成形により構成されたものであり、前記センサ本体は、一次成形により構成されて前記検知手段を埋設する一次成型部と、二次成形により構成されているとともに、前記一次成型部の前記取付け孔の圧入方向の逆側に設けられた二次成型部と、前記一次成型部と前記二次成型部との境界部分と、を有し、前記一次成型部は、前記一対のOリングのうち一方が設置される第1設置部を有し、前記二次成型部は、前記一対のOリングのうち他方が設置される第2設置部を有し、前記圧入方向に、前記第2設置部、前記境界部分、前記第1設置部の順で並んで設けられていることを特徴とするセンサ部品である。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、形状の簡素化を図りつつ内部への流体の浸入の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態に係るセンサ部品を示す斜視図である。
図1に示されたセンサ部品の縦断面図である。
前記センサ部品が筐体の取付け孔に圧入された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図1~3に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るセンサ部品1を示す斜視図である。図2は図1に示されたセンサ部品1の縦断面図である。図3はセンサ部品1が筐体10の取付け孔10aに圧入された状態を示す断面図である。
【0010】
本実施形態のセンサ部品1は、図1、3に示すように、筐体10(図3に示す)に設けられた取付け孔10aに圧入されて、筐体10の内部に設けられた冷却水W(測定対象、図3に示す)の温度(物理量)を測定するために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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