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公開番号
2025005162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105220
出願日
2023-06-27
発明の名称
電線保持竿
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01B
13/012 20060101AFI20250108BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】分岐形状のワイヤーハーネスを、布線板を用いずに設備費用や製造コストを抑え、BCP対応のリードタイムを短縮して製造することができる電線保持竿を提供する。
【解決手段】電線保持竿11が、電線211の端部を保持する電線端保持部111と、竿状に形成され、少なくとも1つの電線端保持部111を移動可能に保持する竿本体部112と、を備え、竿本体部112が、電線端保持部111を移動可能に保持する交差保持レール112aと、交差保持レール112aを移動可能に保持する長さ保持レール112bと、長さ保持レールに設けられて竿本体部112を他の竿本体部112との合体状態で連結するための合体部112cと、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端部を保持する電線端保持部と、
竿状に形成され、その長さ方向、及び、当該長さ方向に対する交差方向のそれぞれについて、少なくとも1つの前記電線端保持部を移動可能に保持する竿本体部と、を備え、
前記竿本体部が、
前記交差方向に延在するレール部材であって、前記電線端保持部を移動可能に保持する交差保持レールと、
前記長さ方向に延在するレール部材であって、前記交差保持レールを移動可能に保持する長さ保持レールと、
前記長さ保持レールに設けられ、前記竿本体部を、他電線を保持する他竿本体部に対し前記交差方向に沿った合体方向に並んだ合体状態で連結するための合体部と、
を備えたことを特徴とする電線保持竿。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記電線端保持部が、前記電線の前記端部が接続されたコネクタを保持することで前記端部を保持するものであることを特徴とする請求項1に記載の電線保持竿。
【請求項3】
前記竿本体部は、少なくとも1本の前記電線の両端それぞれの前記端部が保持されるように、前記電線端保持部を少なくとも一対保持するものであることを特徴とする請求項1に記載の電線保持竿。
【請求項4】
前記合体部が、前記他竿本体部の一部が嵌め込まれることで前記他竿本体部に連結する連結受け部であることを特徴とする請求項1に記載の電線保持竿。
【請求項5】
前記連結受け部が、前記竿本体部の両端部それぞれに設けられ、前記他竿本体部の両端部それぞれを受入れることを特徴とする請求項4に記載の電線保持竿。
【請求項6】
前記連結受け部は、複数本の前記他竿本体部の各一部が、複数本の前記他竿本体部が前記合体方向に並ぶように嵌め込まれることを特徴とする請求項4に記載の電線保持竿。
【請求項7】
前記合体部が、前記他竿本体部の一部に嵌め込まれることで前記他竿本体部に連結する連結嵌入部であることを特徴とする請求項1に記載の電線保持竿。
【請求項8】
前記連結嵌入部が、前記竿本体部の両端部それぞれに設けられ、前記他竿本体部の両端部それぞれに嵌め込まれることを特徴とする請求項7に記載の電線保持竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ワイヤーハーネスの製造に用いられて電線を保持するための電線保持竿に関するものとなっている。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複雑な分岐形状を有することが多い自動車用のワイヤーハーネスを、布線板上で電線の配索を行って製造する技術が知られている(例えば特許文献1)。上記の布線板には、製造対象のワイヤーハーネスの分岐形状に応じて、複数の電線保持具が配置され、この電線保持具に電線を保持させ、適宜に結束したり外装材を取り付けたりすることでワイヤーハーネスが製造されることとなる。
【0003】
ここで、布線板を用いる技術では、製造対象のワイヤーハーネスの分岐形状に特化した専用の布線板が用いられる。このため、分岐形状が異なる複数種類のワイヤーハーネスを製造するためには、対象毎に専用の布線板が必要となり、設備費用が嵩みがちとなる。また、布線板上での電線の配索は、多くの場合、作業者の手作業によってなされることから、人件費等の製造コストも嵩みがちとなる。更に、いわゆるBCP(business continuity planning)の観点から代替設備を用意する際に代替用の布線板が必要となることから、この点での費用の増大に加え、BCP対応のリードタイムが長くなりがちとなる。
【0004】
他方、ワイヤーハーネスを製造する技術において電線を保持する部材としては、布線板の他に、電線保持竿が知られている(例えば特許文献2)。上記の電線保持竿は、竿状に形成され、その長さ方向について複数の電線の端部が配列された状態で保持するものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-319531号公報
特開2015-072861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献2に記載の技術では、電線保持竿による保持状態においてワイヤーハーネスの分岐形状の一部が形成されるのみとなっている。最終的な分岐形状の形成は、電線保持竿から布線板へと電線が移された後に、布線板上で配索作業が行われることによってなされる。そして、分岐形状のワイヤーハーネスを、布線板を用いずに設備費用や製造コストを抑え、BCP対応のリードタイムを短縮して製造することができる電線保持竿については、具体的な提案が未だなされていないのが現状である。
【0007】
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、分岐形状のワイヤーハーネスを、布線板を用いずに設備費用や製造コストを抑え、BCP対応のリードタイムを短縮して製造することができる電線保持竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、電線保持竿は、電線の端部を保持する電線端保持部と、竿状に形成され、その長さ方向、及び、当該長さ方向に対する交差方向のそれぞれについて、少なくとも1つの前記電線端保持部を移動可能に保持する竿本体部と、を備え、前記竿本体部が、前記交差方向に延在するレール部材であって、前記電線端保持部を移動可能に保持する交差保持レールと、前記長さ方向に延在するレール部材であって、前記交差保持レールを移動可能に保持する長さ保持レールと、前記長さ保持レールに設けられ、前記竿本体部を、他電線を保持する他竿本体部に対し前記交差方向に沿った合体方向に並んだ合体状態で連結するための合体部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記の電線保持竿によれば、分岐形状のワイヤーハーネスを、布線板を用いずに設備費用や製造コストを抑え、BCP対応のリードタイムを短縮して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るハーネス製造装置を示す模式図である。
図1に示されているハーネス製造装置を、図1中の矢印V11方向から見た模式的な側面図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いて製造されるワイヤーハーネスの一例を示す模式図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いたハーネス製造方法における電線保持竿セット工程を示す図である。
図4に示されている電線保持竿セット工程でセットされる3本の電線保持竿を、各電線保持竿に搭載されたサブハーネスとともに示す図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いたハーネス製造方法における搬送工程を示す図である。
図6に示されている外装機構によって端末外装材が電線に取り付けられる様子を示す模式図である。
図6に示されている電線牽引装置によって電線に対する牽引が行われる様子を示す模式図である。
図8に示されている電線牽引装置を、図8中の矢印V12方向から見た上面図である。
図9に示されている電線牽引装置を、図9中のV13-V13に沿った中間側面図で示した図である。
搬送工程において電線端移動機構が各電線保持竿における電線の端部の保持位置を移動する電線端移動工程を示す図である。
図11の電線端移動工程の実行前の3本の電線保持竿の状態を示す図である。
図11の電線端移動工程の実行後の3本の電線保持竿の状態を示す図である。
搬送工程によって終点位置まで搬送された3本の電線保持竿に対して合体工程が行われた様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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