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公開番号
2025012243
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114952
出願日
2023-07-13
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】製造し易いワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスWHは、複数の電線51、及び、複数の電線51の端部に設けられる電線側コネクタ52を有する電線モジュール5と、フレキシブル基板61、フレキシブル基板61の一方の端部に設けられ電線側コネクタ52と接続される第一基板側コネクタ62、及び、フレキシブル基板61の他方の端部に設けられ制御ユニット71のコネクタと接続される第二基板側コネクタ63を有する基板モジュール6と、を備え、フレキシブル基板61は、電線側コネクタ52及び第一基板側コネクタ62を介して複数の電線51のそれぞれと電気的に接続される複数の配線611Aを有する配線部611を有し、配線部611は、複数の配線611Aのうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部611Bを有するように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線、及び、前記複数の電線の端部に設けられる電線側コネクタを有する電線モジュールと、
フレキシブル基板、前記フレキシブル基板の一方の端部に設けられ前記電線側コネクタと接続される第一基板側コネクタ、及び、前記フレキシブル基板の他方の端部に設けられ電子機器のコネクタと接続される第二基板側コネクタを有する基板モジュールと、を備え、
前記フレキシブル基板は、前記電線側コネクタ及び前記第一基板側コネクタを介して前記複数の電線のそれぞれと電気的に接続される複数の配線を有する配線部を有し、
前記配線部は、前記複数の配線のうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部を有する、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記基板モジュールは、前記第二基板側コネクタに積層されて取り付けられる複数のフレキシブル基板と、前記複数のフレキシブル基板に対しそれぞれ取り付けられる複数の前記第一基板側コネクタと、を有し、
前記電線モジュールは、複数の前記第一基板側コネクタとそれぞれ接続される複数の前記電線側コネクタを有している、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記配線部は、前記複数の配線のうち少なくとも二つを相互につなぐスルーホールを有する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記電線モジュールは、車両のリンフォースに沿って設けられ、前記リンフォースの延在方向に対し交差する方向に配置される前記電子機器に向けて配索され、
前記基板モジュールは、前記電線モジュールと前記電子機器の間に設けられている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記フレキシブル基板は、厚さ方向に屈曲又は湾曲して設けられている、
請求項4に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスに関する技術として、例えば、特許文献1に記載されるように、車両に搭載されるワイヤハーネスであって、被覆電線を束ねて構成されるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-117619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなワイヤハーネスにあっては、製造性の向上を図る上で改善の余地がある。例えば、上述したワイヤハーネスでは、被覆電線の導体同士を電気的に接続するジョイント部を含む場合がある。このジョイント部については製造の自動化が難しく、ワイヤハーネスが製造しにくいものとなってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、製造し易いワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るワイヤハーネスは、複数の電線、及び、前記複数の電線の端部に設けられる電線側コネクタを有する電線モジュールと、フレキシブル基板、前記フレキシブル基板の一方の端部に設けられ前記電線側コネクタと接続される第一基板側コネクタ、及び、前記フレキシブル基板の他方の端部に設けられ電子機器のコネクタと接続される第二基板側コネクタを有する基板モジュールと、を備え、前記フレキシブル基板は、前記電線側コネクタ及び前記第一基板側コネクタを介して前記複数の電線のそれぞれと電気的に接続される複数の配線を有する配線部を有し、前記配線部は、前記複数の配線のうち少なくとも二つを相互につなぐジョイント部を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスによれば、製造の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの電線側コネクタの説明図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスのフレキシブル基板の説明図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの組付状態の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、ワイヤハーネスに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「延在方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、延在方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。延在方向Xは、ワイヤハーネスの幹線部の延在方向又は車両の車幅方向に相当する。幅方向Yは、幹線部の幅方向又は車両の前後方向の幅方向に相当する。高さ方向Zは、幹線部の高さ方向又は車両の高さ方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、延在方向Xと交差する交差方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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