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公開番号
2025011578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113768
出願日
2023-07-11
発明の名称
メスコネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】自動機械による製造を可能にするメスコネクタ構造を提供する。
【解決手段】メスコネクタ1は、電線11の端末に接続されたメス端子5と、メス端子5を収容した端子収容室31が設けられたメスハウジング下部品3と、メスハウジング下部品3に係止したメスハウジング上部品4と、を備えている。端子収容室31は、上面3a、前面3c、後面3dの三方向に開口した樋状である。メス端子は、嵌合部51と、芯線加締め片52と、被覆加締め片53と、嵌合部51と芯線加締め片52との間の連結壁54と、を備えている。メスハウジング上部品4は、メスハウジング下部品3の上面3aに重ねられた板部41と、板部41の下面41bから突出した突出部43と、を備えている。突出部43は、端子収容室31内における連結壁54の上方に配置されてメス端子5の後方への抜けを規制している。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端末に接続されたメス端子と、
前記メス端子を収容した端子収容室が設けられたメスハウジング下部品と、
前記メスハウジング下部品に係止したメスハウジング上部品と、を備え、
前記端子収容室は、前記メスハウジング下部品の上面、前面、後面の三方向に開口した樋状であり、
前記メス端子は、角筒状に形成され、オス端子が嵌合する嵌合部と、前記電線に電気接続された電線接続部と、前記嵌合部と前記電線接続部との間の中間部と、を備え、
前記嵌合部が前記端子収容室の前半部に配置され、前記電線が前記端子収容室の後端から導出されており、
前記メスハウジング上部品は、前記メスハウジング下部品の上面に重ねられた板部と、該板部の下面から突出した突出部と、を備え、
前記突出部は、前記端子収容室内における前記中間部の上方に配置されて前記メス端子の後方への抜けを規制している
ことを特徴とするメスコネクタ。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記メスハウジング下部品は、前記嵌合部の前端が当接した前壁と、該前壁を切り欠いて形成されたオス端子挿入口と、を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のメスコネクタ。
【請求項3】
複数の前記端子収容室が前記メスハウジング下部品の左右方向に並んで設けられており、
隣接した前記端子収容室間の壁に切り欠き部が形成されており、
前記突出部は、前記左右方向にリブ状に延びており、当該突出部の一部が前記切り欠き部内に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のメスコネクタ。
【請求項4】
前記メスハウジング上部品は、前記板部の下面から下垂した一対の下垂板部を備え、
前記メスハウジング下部品の左右両側面に、上下方向に延び、前記下垂板部が配置された溝が形成されており、
前記溝の内面から突出した係止突起が前記下垂板部に形成された係止部内に配置されていることで前記メスハウジング上部品と前記メスハウジング下部品とが係止している
ことを特徴とする請求項1に記載のメスコネクタ。
【請求項5】
前記下垂板部の下端が前記メスハウジング下部品の下面よりも上側に配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載のメスコネクタ。
【請求項6】
前記下垂板部の下端部にテーパが形成され、当該テーパと前記溝の内面との間に隙間が形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のメスコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メス端子を備えたメスコネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電線の端末に接続されたメス端子と、メス端子を収容した合成樹脂製のメスハウジングと、を備えたメスコネクタが公知である。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されたメスコネクタは、メスハウジングが、メス端子を収容した端子収容室と、メス端子に係止したメス端子抜け止め用の係止ランスと、を備えている。前記端子収容室はメスハウジングの前面及び後面の二方向に開口しており、メス端子は後面側から端子収容室内に挿入されて組み付けられている。当該メスコネクタは、オス端子を備えたオスコネクタと嵌合する。嵌合時は、オス端子がメスハウジングの前面側から端子収容室内に挿入されてメス端子と嵌合する。また、当該メスコネクタは、製造時にメス端子の挿入不足による端子中途挿入状態が生じているか否かを外から視認できない構造であり、専用の治具をメスハウジング内に挿入して確認する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-170487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された上記メスコネクタは、次の2点の理由により、自動機械で製造を行うことが難しかった。1点目は、端子収容室にメス端子を挿入する作業を自動機械で実施しようとすると精度が高い作業が必要になることである。2点目は、端子中途挿入状態の有無を確認する際に専用の治具をメスハウジングの狭い空間に挿入する必要があることである。
【0006】
そこで、本発明は、自動機械による製造を可能にするメスコネクタ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、電線の端末に接続されたメス端子と、前記メス端子を収容した端子収容室が設けられたメスハウジング下部品と、前記メスハウジング下部品に係止したメスハウジング上部品と、を備え、前記端子収容室は、前記メスハウジング下部品の上面、前面、後面の三方向に開口した樋状であり、前記メス端子は、角筒状に形成され、オス端子が嵌合する嵌合部と、前記電線に電気接続された電線接続部と、前記嵌合部と前記電線接続部との間の中間部と、を備え、前記嵌合部が前記端子収容室の前半部に配置され、前記電線が前記端子収容室の後端から導出されており、前記メスハウジング上部品は、前記メスハウジング下部品の上面に重ねられた板部と、該板部の下面から突出した突出部と、を備え、前記突出部は、前記端子収容室内における前記中間部の上方に配置されて前記メス端子の後方への抜けを規制していることを特徴とするメスコネクタである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、上記のとおり、メス端子と、メスハウジング下部品と、メスハウジング上部品と、を備えているので、自動機械によるメスコネクタの製造を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかるメスコネクタとオスコネクタの分解図である。
図1のメスコネクタとオスコネクタの嵌合状態を示す断面図である。
図2中のA-A線に沿った断面図である。
図1のメスハウジング上部品の平面図である。
図4のメスハウジング上部品の正面図である。
図5中のB-B線に沿った断面図である。
図1のメスハウジング下部品の平面図である。
図7中のC-C線に沿った断面図である。
図7のメスハウジング下部品の正面図である。
図9中のD-D線に沿った断面図である。
図1のメス端子をメスハウジング下部品の端子収容室内に載置する様子を示す図である。
図11のメス端子が端子収容室内にセットされた状態を示す図である。
図12のメスハウジング下部品にメスハウジング上部品を係止させる様子を示す図である。
図13のメスハウジング下部品にメスハウジング上部品を係止させた状態を示す図である。
図14中のE-E線に沿った断面図である(メス端子は1つのみ示し、他は省略している)。
図14中のF-F線に沿った断面図である。
図16のメス端子が端子収容室に中途挿入されている場合のメスコネクタの断面図である。
図15のメスハウジング下部品とメスハウジング上部品との隙間に治具を挿入した状態を示す図である。
図18の治具を操作して下垂板部を外側に撓ませた状態を示す図である。
図19の下垂板部が係止突起から外れた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる「メスコネクタ」について、図1~20を参照して説明する。図1~3に示すように、メスコネクタ1は、相手コネクタであるオスコネクタ2と嵌合されるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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