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公開番号
2025005163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105221
出願日
2023-06-27
発明の名称
電線牽引装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
57/14 20060101AFI20250108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】搬送中の電線を真っ直ぐな状態に牽引して電線に対する処置に供することができる電線牽引装置を提供する。
【解決手段】電線牽引装置14が、電線211の外装位置P13(通過位置)に配置され、外装位置P13(通過位置)に対する電線211の進入側で、当該電線211を摺擦しつつ通過させるように突曲面141a-1どうしが最接近状態で対面した一対の回転体141と、突曲面141a-1における最接近状態の対面部分が、電線211の通過中に、牽引方向D21に移動しつつ電線211を摺擦することで当該電線211を牽引方向D21に牽引するように一対の回転体141を回転駆動する駆動部142と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
端部が保持されて線長方向と交差する搬送方向に搬送される電線の通過位置に配置され、当該通過位置に向かって凸の突曲面を各々が有し、前記線長方向及び前記搬送方向と交差する回転軸回りに各々が回転可能な一対の部材であって、前記通過位置に対する前記電線の進入側で、当該電線を摺擦しつつ通過させるように前記突曲面どうしが最接近状態で対面した一対の回転体と、
前記突曲面における前記最接近状態の対面部分が、前記電線の通過中に、前記端部とは反対側の牽引方向に移動しつつ前記電線を摺擦することで当該電線を前記牽引方向に牽引するように前記一対の回転体を回転駆動する駆動部と、
を備えたことを特徴とする電線牽引装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記一対の回転体は、一対の前記回転軸が前記搬送方向に凸のV字を形成するように傾いた姿勢で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電線牽引装置。
【請求項3】
前記一対の回転体それぞれが、
前記突曲面を有し、回転によって前記電線を牽引する牽引部と、
前記牽引部から前記回転軸に沿って棒状に突出し、前記駆動部からの駆動力を受ける軸棒部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電線牽引装置。
【請求項4】
前記突曲面が、球面又は円錐面の少なくとも一部であることを特徴とする請求項1に記載の電線牽引装置。
【請求項5】
前記一対の回転体が、前記電線が前記通過位置を通過するタイミングに合わせて前記通過位置に配置されるように、当該通過位置と所定の待機位置との間を移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線牽引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
電線を牽引する電線牽引装置に関するものとなっている。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複雑な分岐形状を有することが多い自動車用のワイヤーハーネスを製造するに当たり、電線の端部を電線保持竿に保持させた状態で電線に対する各種処置を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の技術では、電線保持竿の移動により電線を搬送しながら、電線保持竿から延出する電線に対し、被覆部分の着色等の処置が行われることとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-072861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述の特許文献2に記載の技術では、電線に対する処置を行う際には、電線が電線保持竿から真っすぐに延出するように牽引された状態で搬送されることが望ましい。しかしながら、特許文献2に記載の技術では、このような牽引を行う場合には作業者が手作業で引っ張ることで行う他なく、作業者にとって負担となる可能性がある。
【0005】
尚、ここまで、電線保持竿を介して処置対象の電線が搬送される技術を例に挙げ、処置時の電線を牽引する作業が作業者の負担となるという問題について説明した。しかしながら、このような問題は、搬送中の電線に対して何らかの処置を行う場合であれば、電線保持竿を介した搬送に限らずに生じ得るものである。
【0006】
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、搬送中の電線を真っ直ぐな状態に牽引して電線に対する処置に供することができる電線牽引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、電線牽引装置は、端部が保持されて線長方向と交差する搬送方向に搬送される電線の通過位置に配置され、当該通過位置に向かって凸の突曲面を各々が有し、前記線長方向及び前記搬送方向と交差する回転軸回りに各々が回転可能な一対の部材であって、前記通過位置に対する前記電線の進入側で、当該電線を摺擦しつつ通過させるように前記突曲面どうしが最接近状態で対面した一対の回転体と、前記突曲面における前記最接近状態の対面部分が、前記電線の通過中に、前記端部とは反対側の牽引方向に移動しつつ前記電線を摺擦することで当該電線を前記牽引方向に牽引するように前記一対の回転体を回転駆動する駆動部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上記の電線牽引装置によれば、搬送中の電線を真っ直ぐな状態に牽引して電線に対する処置に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るハーネス製造装置を示す模式図である。
図1に示されているハーネス製造装置を、図1中の矢印V11方向から見た模式的な側面図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いて製造されるワイヤーハーネスの一例を示す模式図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いたハーネス製造方法における電線保持竿セット工程を示す図である。
図4に示されている電線保持竿セット工程でセットされる3本の電線保持竿を、各電線保持竿に搭載されたサブハーネスとともに示す図である。
図1及び図2に示されているハーネス製造装置を用いたハーネス製造方法における搬送工程を示す図である。
図6に示されている外装機構によって端末外装材が電線に取り付けられる様子を示す模式図である。
図6に示されている電線牽引装置によって電線に対する牽引が行われる様子を示す模式図である。
図8に示されている電線牽引装置を、図8中の矢印V12方向から見た上面図である。
図9に示されている電線牽引装置を、図9中のV13-V13に沿った中間側面図で示した図である。
搬送工程において電線端移動機構が各電線保持竿における電線の端部の保持位置を移動する電線端移動工程を示す図である。
図11の電線端移動工程の実行前の3本の電線保持竿の状態を示す図である。
図11の電線端移動工程の実行後の3本の電線保持竿の状態を示す図である。
搬送工程によって終点位置まで搬送された3本の電線保持竿に対して合体工程が行われた様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、ハーネス製造装置、ハーネス製造方法、電線保持竿、及び電線牽引装置の一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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