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公開番号2025008503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110728
出願日2023-07-05
発明の名称フィルタおよびマルチプレクサ
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類H03H 7/075 20060101AFI20250109BHJP(基本電子回路)
要約【課題】通過帯域から離れた周波数帯での減衰特性を改善できるフィルタを提供する。
【解決手段】フィルタ100は、入力端子Tinと、出力端子Toutと、グランド端子Tgと、一端が入力端子Tinに接続され、他端が入力端子Tinと出力端子Toutを接続する経路12に接続されたインダクタL11と、経路12上に直列接続されたキャパシタC11およびインダクタL12と、キャパシタC11およびインダクタL12に並列接続されたインダクタL13と、を備え、インダクタL11と出力端子Toutの間に位置する並列回路10と、グランド端子Tgと経路12の間に直列に接続されたキャパシタC12とインダクタL14を備え、インダクタL11と並列回路10の間に位置する直列回路20とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1端子と、
第2端子と、
グランド端子と、
一端が前記第1端子に接続され、他端が前記第1端子と前記第2端子を接続する経路に接続された第1インダクタと、
前記経路上に直列接続された第1キャパシタおよび第2インダクタと、前記第1キャパシタおよび前記第2インダクタに並列接続された第3インダクタと、を備え、前記第1インダクタと前記第2端子の間に位置する第1回路と、
前記グランド端子と前記経路の間に直列接続された第2キャパシタと第4インダクタを備え、前記第1インダクタと前記第1回路の間に位置する第2回路と、を備えるフィルタ。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記フィルタは通過帯域を有するローパスフィルタであり、
前記第1回路および前記第2回路は、前記通過帯域より高い周波数に減衰極を形成する、請求項1に記載のフィルタ。
【請求項3】
前記第1回路は、前記通過帯域より高い周波数に第1減衰極の第1極小を形成し、
前記第2回路は、前記第1極小と前記通過帯域との間の周波数に第2減衰極の第2極小を形成する、請求項2に記載のフィルタ。
【請求項4】
前記第2インダクタは、前記第1インダクタ、前記第3インダクタ、および前記第4インダクタよりインダクタンスが小さい、請求項1または2に記載のフィルタ。
【請求項5】
前記第2キャパシタと前記第4インダクタの間に素子は接続されていない、請求項1または2に記載のフィルタ。
【請求項6】
前記第1キャパシタと前記第2インダクタの間に素子は接続されていない、請求項1または2に記載のフィルタ。
【請求項7】
複数の誘電体層が積層された積層体を備え、
前記第1インダクタ、前記第2インダクタ、前記第3インダクタ、前記第4インダクタ、前記第1キャパシタ、および前記第2キャパシタは、前記積層体内に形成される、請求項1または2に記載のフィルタ。
【請求項8】
前記第2インダクタを形成する線路を流れる電流の向きと前記第4インダクタを形成する線路を流れる電流の向きとは逆向きである、請求項7に記載のフィルタ。
【請求項9】
前記第1キャパシタを形成する1つの電極と前記第2インダクタを形成する線路は、前記複数の誘電体層のうちの1つの誘電体層の同じ面に設けられている、請求項7に記載のフィルタ。
【請求項10】
前記グランド端子と前記経路の間に直列に接続される第3キャパシタと第5インダクタを備え、前記第1回路と前記第2端子の間に位置する第3回路を備え、
前記第3回路は、前記第1極小より高い周波数に第3減衰極の第3極小を形成する、請求項3に記載のフィルタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フィルタおよびマルチプレクサに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
入力端子と出力端子との間にインダクタとLC並列回路が直列接続され、インダクタとLC並列回路の間のノードとグランド端子との間にLC直列回路が接続されたローパスフィルタが知られている(例えば特許文献1)。また、入力端子と出力端子との間にLC並列回路が接続され、LC並列回路の両側それぞれに位置するノードとグランド端子との間にキャパシタが接続されたローパスフィルタが知られている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-154419号公報
特開2010-141859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通過帯域から離れた周波数帯での減衰特性の改善が求められている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、通過帯域から離れた周波数帯での減衰特性を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、第1端子と、第2端子と、グランド端子と、一端が前記第1端子に接続され、他端が前記第1端子と前記第2端子を接続する経路に接続された第1インダクタと、前記経路上に直列接続された第1キャパシタおよび第2インダクタと、前記第1キャパシタおよび前記第2インダクタに並列接続された第3インダクタと、を備え、前記第1インダクタと前記第2端子の間に位置する第1回路と、前記グランド端子と前記経路の間に直列接続された第2キャパシタと第4インダクタを備え、前記第1インダクタと前記第1回路の間に位置する第2回路と、を備えるフィルタである。
【0007】
上記構成において、前記フィルタは通過帯域を有するローパスフィルタであり、前記第1回路および前記第2回路は、前記通過帯域より高い周波数に減衰極を形成する構成とすることができる。
【0008】
上記構成において、前記第1回路は、前記通過帯域より高い周波数に第1減衰極の第1極小を形成し、前記第2回路は、前記第1極小と前記通過帯域との間の周波数に第2減衰極の第2極小を形成する構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記第2インダクタは、前記第1インダクタ、前記第3インダクタ、および前記第4インダクタよりインダクタンスが小さい構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記第2キャパシタと前記第4インダクタの間に素子は接続されていない構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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