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公開番号2025085446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199331
出願日2023-11-24
発明の名称マルチプレクサ
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類H03H 9/25 20060101AFI20250529BHJP(基本電子回路)
要約【課題】フィルタの放熱性を向上させること。
【解決手段】デュプレクサ100は、基板10と、基板10上に設けられ、直列共振器S21~S23及び並列共振器P21、P22を含む受信フィルタ40と、基板10上に受信フィルタ40に並んで設けられ、直列共振器S11~S14及び並列共振器P11~P14を含む送信フィルタ30と、基板10上に設けられ、基板10との間に受信フィルタ40及び送信フィルタ30が位置する空隙18を挟むリッドと、空隙18内における基板10とリッドの間で受信フィルタ40の領域42に設けられた柱状体80bと、空隙18内における基板10とリッドの間で送信フィルタ30の領域32に設けられ、柱状体80bより本数が多い柱状体80aとを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板上に設けられ、弾性波共振器を含む受信フィルタと、
前記基板上に前記受信フィルタに並んで設けられ、弾性波共振器を含む送信フィルタと、
前記基板上に設けられ、前記基板との間に前記受信フィルタ及び前記送信フィルタが位置する空隙を挟むリッドと、
前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記受信フィルタの領域に設けられた1又は複数の第1柱状体と、
前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記送信フィルタの領域に設けられ、前記第1柱状体より本数が多い第2柱状体と、を備えるマルチプレクサ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記基板の上方から見た平面視での前記第2柱状体の合計面積は、前記平面視での前記第1柱状体の合計面積より大きい、請求項1に記載のマルチプレクサ。
【請求項3】
前記第2柱状体のうち少なくとも1つは、前記第1柱状体より前記基板の上方から見た平面視において幅が大きい、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項4】
前記基板と前記リッドとの間に前記基板の上方から見た平面視において前記受信フィルタと前記送信フィルタの周囲に設けられた枠体を備え、
前記第1柱状体と前記第2柱状体からなる複数の柱状体は、前記リッドの前記枠体より内側に位置する内側領域の重心を通り且つ前記リッドの長手方向に延びる直線及び短手方向に延びる直線の少なくとも一方に対して線対称に設けられる、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項5】
前記基板と前記リッドとの間に前記基板の上方から見た平面視において前記受信フィルタと前記送信フィルタの周囲に設けられた枠体を備え、
前記第1柱状体と前記第2柱状体からなる複数の柱状体は、前記リッドの長手方向及び短手方向の少なくとも一方に等間隔に並んで設けられる、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項6】
前記送信フィルタ及び前記受信フィルタが設けられた前記基板の第1面とは反対側の第2面に設けられ、共通端子、受信端子、及び送信端子を含む複数の端子を備え、
前記受信フィルタは、前記共通端子と前記受信端子との間の経路に接続され、
前記送信フィルタは、前記共通端子と前記送信端子との間の経路に接続され、
前記第1柱状体と前記第2柱状体は、前記基板の上方から見た平面視において前記複数の端子から離れて設けられる、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項7】
前記第2柱状体のうち少なくとも1つは、前記送信フィルタの前記弾性波共振器に接続する配線上に設けられる、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項8】
前記第1柱状体及び前記第2柱状体のうち少なくとも1つは、前記リッドに接触している、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項9】
前記受信フィルタ及び前記送信フィルタは、前記空隙を介して前記リッドと向かい合う、請求項1または2に記載のマルチプレクサ。
【請求項10】
基板と、
前記基板上に設けられ、弾性波共振器を含む第1フィルタと、
前記基板上に前記第1フィルタに並んで設けられ、弾性波共振器を含み、前記第1フィルタよりも大電力が印加される第2フィルタと、
前記基板上に設けられ、前記基板との間に前記第1フィルタ及び前記第2フィルタが位置する空隙を挟むリッドと、
前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記第1フィルタの領域に設けられた1又は複数の第1柱状体と、
前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記第2フィルタの領域に設けられ、前記第1柱状体より本数が多い第2柱状体と、を備えるマルチプレクサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチプレクサに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
基板上に弾性波共振器と弾性波共振器を囲む枠体とが設けられ、且つ、枠体上に基板との間に空隙が形成されるようにリッドが設けられ、このリッドによって空隙内に弾性波共振器が封止された構成が知られている(例えば特許文献1)。また、リッドが撓むことを抑制するために、空隙内において基板とリッドとの間に柱状体を設ける構成が知られている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-143640号公報
特開2021-52359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マルチプレクサにおいて、複数の第1弾性波共振器を含む受信フィルタと複数の第2弾性波共振器を含む送信フィルタとが基板上に並んで設けられることがある。送信フィルタには大電力の高周波信号が印加されるため、送信フィルタは発熱量が大きくなり第2弾性波共振器に損傷が生じることがある。
【0005】
本発明は、フィルタの放熱性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、基板と、前記基板上に設けられ、弾性波共振器を含む受信フィルタと、前記基板上に前記受信フィルタに並んで設けられ、弾性波共振器を含む送信フィルタと、前記基板上に設けられ、前記基板との間に前記受信フィルタ及び前記送信フィルタが位置する空隙を挟むリッドと、前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記受信フィルタの領域に設けられた1又は複数の第1柱状体と、前記空隙内における前記基板と前記リッドの間で前記送信フィルタの領域に設けられ、前記第1柱状体より本数が多い第2柱状体と、を備えるマルチプレクサである。
【0007】
上記構成において、前記基板の上方から見た平面視での前記第2柱状体の合計面積は、前記平面視での前記第1柱状体の合計面積より大きい構成とすることができる。
【0008】
上記構成において、前記第2柱状体のうち少なくとも1つは、前記第1柱状体より前記基板の上方から見た平面視において幅が大きい構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記基板と前記リッドとの間に前記基板の上方から見た平面視において前記受信フィルタと前記送信フィルタの周囲に設けられた枠体を備え、前記第1柱状体と前記第2柱状体からなる複数の柱状体は、前記リッドの前記枠体より内側に位置する内側領域の重心を通り且つ前記リッドの長手方向に延びる直線及び短手方向に延びる直線の少なくとも一方に対して線対称に設けられる構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記基板と前記リッドとの間に前記基板の上方から見た平面視において前記受信フィルタと前記送信フィルタの周囲に設けられた枠体を備え、前記第1柱状体と前記第2柱状体からなる複数の柱状体は、前記リッドの長手方向及び短手方向の少なくとも一方に等間隔に並んで設けられる構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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