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公開番号
2025005566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105783
出願日
2023-06-28
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/41 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングに端子金具を圧入する際、端子金具の外面の摩耗等に起因する不具合の発生を防止する。
【解決手段】コネクタ10は、圧入孔11Cを有するハウジング11と、圧入孔11Cに圧入される端子金具13とを備え、端子金具13は、上下方向において互いに反対を向く一対の第1面13Jと、左右方向において互いに反対を向く一対の第2面13Kと、各第2面13Kよりも左右方向に突出する一対のストッパ13Fとを有し、圧入孔11Cは、各第1面13Jに対向する一対の第1対向面11Dと、各第2面13Kに対向する一対の第2対向面11Eと、ストッパ13Fが後側から前側に向かう方向に接触可能な当て面11Fと、を有し、各第1対向面11Dは、傾斜前端位置Spから傾斜後端位置Epにかけて拡開するように傾斜する一対の第1誘い込み面11Jを有し、傾斜前端位置Spは、当て面11Fよりも前側に位置している。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
圧入孔を有するハウジングと、
前記圧入孔に圧入方向の後側から圧入されて前記ハウジングに保持される端子金具と、
を備え、
前記端子金具は、前記圧入方向と交差する第1方向において互いに反対を向く一対の第1面と、前記圧入方向と前記第1方向とに交差する第2方向において互いに反対を向く一対の第2面と、各前記第2面よりも前記第2方向に突出する一対のストッパと、を有し、
前記圧入孔は、各前記第1面に対向する一対の第1対向面と、各前記第2面に対向する一対の第2対向面と、前記ストッパが前記圧入方向に接触可能な当て面と、を有し、
各前記第1対向面は、傾斜前端位置から傾斜後端位置にかけて拡開するように傾斜する一対の第1誘い込み面を有し、
前記傾斜前端位置は、前記当て面よりも前記圧入方向の前側に位置している、コネクタ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記端子金具は、各前記第2面よりも前記第2方向に突出し、各前記ストッパよりも前記圧入方向の前側に位置する一対の係止部を有し、
前記ストッパが前記当て面に接触した状態において、前記係止部の頂部は、前記傾斜前端位置と前記圧入方向で同一位置、又は前記傾斜前端位置よりも前記圧入方向の前側に位置している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記圧入孔が開口する圧入面を有し、前記当て面は、前記圧入面より前記圧入方向の前側に位置し、
各前記第1誘い込み面は、前記圧入面に交差して連なる、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第2対向面と前記当て面との間には、前記端子金具を前記圧入孔に圧入する際に前記係止部と接触可能なテーパ状の第2誘い込み面が形成されている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
一対の前記第1面の間の寸法は、一対の前記第1対向面の間の寸法よりも小さい、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第2方向における前記第1面の寸法は、前記第1方向における前記第2面の寸法よりも大きい、請求項5に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1から3には、合成樹脂製のハウジングに形成された取付孔部に端子金具を圧入する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-59568号公報
特開2009-117064号公報
特開2021-72149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような構成を採用する際、ハウジングの強度の向上を狙い、ハウジングの樹脂材料にガラス繊維を添加することがある。この場合、添加されたガラス繊維の端部が取付穴部内に露出する可能性がある。このような場合、取付孔部に端子金具を圧入すると、露出したガラス繊維の端部によって端子金具の外面に形成されたメッキ層等が摩耗するおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、ハウジングに端子金具を圧入する際、端子金具の外面の摩耗等に起因する不具合の発生を防止できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、
圧入孔を有するハウジングと、
前記圧入孔に圧入方向の後側から圧入されて前記ハウジングに保持される端子金具と、
を備え、
前記端子金具は、前記圧入方向と交差する第1方向において互いに反対を向く一対の第1面と、前記圧入方向と前記第1方向とに交差する第2方向において互いに反対を向く一対の第2面と、各前記第2面よりも前記第2方向に突出する一対のストッパと、を有し、
前記圧入孔は、各前記第1面に対向する一対の第1対向面と、各前記第2面に対向する一対の第2対向面と、前記ストッパが前記圧入方向に接触可能な当て面と、を有し、
各前記第1対向面は、傾斜前端位置から傾斜後端位置にかけて拡開するように傾斜する一対の第1誘い込み面を有し、
前記傾斜前端位置は、前記当て面よりも前記圧入方向の前側に位置している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハウジングに端子金具を圧入する際、端子金具の外面が削り取られることに起因する不具合の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のコネクタの分解斜視図である。
図2は、回路基板に取り付けられたコネクタの背面図である。
図3は、圧入孔を拡大して示す拡大背面図である。
図4は、図2におけるA-A端面図である。
図5は、図2におけるB-B端面図である。
図6は、端子金具を示す斜視図である。
図7は、端子金具を示す正面図である。
図8は、図4に対応し、圧入孔に端子金具を圧入した状態を示す端面図である。
図9は、図5に対応し、圧入孔に端子金具を圧入した状態を示す端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)圧入孔を有するハウジングと、
前記圧入孔に圧入方向の後側から圧入されて前記ハウジングに保持される端子金具と、
を備え、
前記端子金具は、前記圧入方向と交差する第1方向において互いに反対を向く一対の第1面と、前記圧入方向と前記第1方向とに交差する第2方向において互いに反対を向く一対の第2面と、各前記第2面よりも前記第2方向に突出する一対のストッパと、を有し、
前記圧入孔は、各前記第1面に対向する一対の第1対向面と、各前記第2面に対向する一対の第2対向面と、前記ストッパが前記圧入方向に接触可能な当て面と、を有し、
各前記第1対向面は、傾斜前端位置から傾斜後端位置にかけて拡開するように傾斜する一対の第1誘い込み面を有し、
前記傾斜前端位置は、前記当て面よりも前記圧入方向の前側に位置している、コネクタ。
(【0011】以降は省略されています)
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