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公開番号2025000329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100128
出願日2023-06-19
発明の名称車載装置、プログラム及び情報処理方法
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 12/28 20060101AFI20241224BHJP(電気通信技術)
要約【課題】接続された外部機器に対する認証に関する処理を効率的に行う車載装置等を提供する。
【解決手段】車載装置は、車両に搭載され、外部機器が接続される接続ポートと、前記接続ポートに接続される前記外部機器に関する処理を行う処理部とを備える車載装置であって、前記処理部は、前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、外部機器が接続される接続ポートと、
前記接続ポートに接続される前記外部機器に関する処理を行う処理部とを備える車載装置であって、
前記処理部は、
前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、
取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する
車載装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記外部機器は、USBデバイスであり、
前記接続ポートは、USBポートであり、
前記USBデバイス及び前記USBポートは、USB2.0又はUSB1.1に準拠している
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記処理部は、
前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムの実行結果が肯定的認証結果である場合、前記外部機器から取得した機器定義情報に含まれるアプリ用デバイスクラスに対応した処理を、機能制限をかけることなく実行し、
前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムの実行結果が否定的認証結果である場合、前記外部機器から取得した機器定義情報に含まれるアプリ用デバイスクラスに対応した処理を、機能制限をかけて実行する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムの実行結果が否定的認証結果である場合、前記認証用デバイスクラスを含む機器定義情報を保存する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記接続ポートに前記外部機器が接続されたことを検出した場合、前記外部機器に対し、前記認証用デバイスクラスが含まれた機器定義情報に関する処理を実行した後、前記アプリ用デバイスクラスが含まれた機器定義情報に関する処理を実行する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項6】
前記処理部は、前記接続ポートに前記外部機器が接続されたことを検出した際に取得した機器定義情報が、前記認証用デバイスクラスを含んでいない場合、
前記外部機器は認証未対応デバイスであると判定し、
前記外部機器から取得した機器定義情報に含まれるアプリ用デバイスクラスに対応した処理を、機能制限をかけて実行する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項7】
前記処理部は、
前記車両の状態に関する状態情報を取得し、
前記状態情報が走行状態を示す場合、前記外部機器から送信される機器定義情報に関する処理における少なくとも一部の処理を保留する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項8】
車両に搭載される外部機器が接続される接続ポートを備えるコンピュータに、
前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、
取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する
処理を実行させるプログラム。
【請求項9】
車両に搭載される外部機器が接続される接続ポートを備えるコンピュータに、
前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、
取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する
処理を実行させる情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、例えば、ワイパー駆動装置、車両の内外の灯火装置、ドアロック装置、パワーウインドウ等のボディ系の装置の制御を統括して行う車載ECUであるボディECUが搭載されている(例えば特許文献1)。特許文献1のワイパー駆動装置は、車載ECU(ボデーECU)を含み、車載ECUに適用されている制御プログラムにより駆動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-224926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような車載ECUに対し、例えばUSBデバイス等の外部機器が接続されることが想定されるが、特許文献1の車載ECUにおいては、接続された外部機器に対する認証に関する処理を効率的に行う点について、考慮されていない。
【0005】
本開示は、接続された外部機器に対する認証に関する処理を効率的に行うことができる車載装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車載装置は、車両に搭載され、外部機器が接続される接続ポートと、前記接続ポートに接続される前記外部機器に関する処理を行う処理部とを備える車載装置であって、前記処理部は、前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、接続された外部機器に対する認証に関する処理を効率的に行う車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
車載装置等による各処理の一態様を例示する説明図(シーケンス図)である。
車載装置の処理部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態2(単一の機器定義情報)に係る車載装置の処理部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態3(車両の状態)に係る車載装置の処理部の処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係る車載装置は、車両に搭載され、外部機器が接続される接続ポートと、前記接続ポートに接続される前記外部機器に関する処理を行う処理部とを備える車載装置であって、前記処理部は、前記接続ポートに接続された前記外部機器から、機器定義情報を取得し、取得した機器定義情報に認証用デバイスクラスが含まれている場合、前記認証用デバイスクラスに対応した認証プログラムを実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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