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公開番号
2025028411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133215
出願日
2023-08-18
発明の名称
電気機器
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
31/56 20200101AFI20250221BHJP(測定;試験)
要約
【課題】機器に不要なストレスを与えることなく、適切に耐電圧試験を行うことが可能な電気機器を提供する。
【解決手段】電気機器は、直流電力を出力する出力回路に接続される直流配線と、接地端子と、直流配線と接地端子との間に設けられ、出力回路の地絡を検出する地絡検出回路と、直流配線の少なくとも一部、接地端子、および地絡検出回路を収納する筐体と、筐体の外部から操作可能に設けられ、直流配線と接地端子との電気的な接続および非接続を切替える切替部とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
直流電力を出力する出力回路に接続される直流配線と、
接地端子と、
前記直流配線と前記接地端子との間に設けられ、前記出力回路の地絡を検出する地絡検出回路と、
前記直流配線の少なくとも一部、前記接地端子、および前記地絡検出回路を収納する筐体と、
前記筐体の外部から操作可能に設けられ、前記直流配線と前記接地端子との電気的な接続および非接続を切替える切替部とを含む、電気機器。
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【請求項2】
前記筐体は開口部を有し、
前記切替部は、前記開口部を介して前記筐体の外部から操作可能に設けられ、
前記開口部を覆うカバー部材をさらに含む、請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記切替部は、短絡部材により前記直流配線と前記接地端子との電気的な接続および非接続を切替える切替器を含み、
前記切替器は、前記直流配線に電気的に接続される第1端子と、前記接地端子に電気的に接続される第2端子と、前記短絡部材とを含み、
前記短絡部材が前記切替器に挿入された状態においては、前記短絡部材を介して前記第1端子と前記第2端子とが短絡し、
前記短絡部材が前記切替器から抜かれた状態においては、前記第1端子と前記第2端子との電気的な接続が切り離される、請求項1または請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記切替部は、短絡部材により前記直流配線と前記接地端子との電気的な接続および非接続を切替える切替器を含み、
前記切替器は、前記直流配線に電気的に接続される第1端子と、前記接地端子に電気的に接続される第2端子と、前記短絡部材とを含み、
前記短絡部材は前記カバー部材に取り付けられており、
前記カバー部材が前記筐体に取り付けられることにより、前記短絡部材が前記切替器に挿入された状態となって、前記短絡部材を介して前記第1端子と前記第2端子とが短絡し、
前記カバー部材が前記筐体から取り外されることにより、前記短絡部材が前記切替器から抜かれた状態となって、前記第1端子と前記第2端子との電気的な接続が切り離される、請求項2に記載の電気機器。
【請求項5】
前記切替部は、前記直流配線と前記接地端子との電気的な接続および非接続を切替える開閉器を含む、請求項1または請求項2に記載の電気機器。
【請求項6】
前記カバー部材が前記筐体に取り付けられることにより、前記開閉器が閉状態となる、請求項5に記載の電気機器。
【請求項7】
前記切替部は、前記直流配線と前記地絡検出回路との間に設けられ、前記直流配線と前記地絡検出回路を介した前記接地端子との電気的な接続および非接続を切替える、請求項1または請求項2に記載の電気機器。
【請求項8】
前記出力回路は、交流電圧を直流電圧に変換して前記直流配線に出力する変換回路を含む、請求項1または請求項2に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
直流電源を供給する直流電源供給回路においては、直流電源供給回路の地絡故障を検出するための直流地絡検出回路が設置されている。後掲の特許文献1は、このような回路構成を開示する。直流地絡検出回路は、直流電源供給回路の直流母線の正極と負極とを抵抗分圧した分圧回路に設けられ、その分圧回路の分圧中点は抵抗を介して接地されている。
【0003】
直流地絡検出回路の設置が求められる電気機器において、所定の耐電圧性能を持つことが求められることがある。直流地絡検出回路が設置された状態において、耐電圧性能を確認するための耐電圧試験を実施すると、直流地絡検出回路に漏れ電流が流れて耐電圧試験に悪影響を与える。さらに、漏れ電流によって直流地絡検出回路に過剰なストレスを与えるという不都合も生じる。
【0004】
こうした不都合を回避するために、耐電圧試験においては、直流地絡検出回路を外した状態で耐電圧試験を実施することも許容されている。この場合、直流地絡検出回路にアクセスできるところまで電気機器を分解した上で直流地絡検出回路が切り離される。この状態において耐電圧試験が実施された後、再び電気機器が組み立てられる。その後、機能検査を経て電気機器が梱包され、出荷される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-60726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、このような従来の方法では、耐電圧試験後の再組立工程において耐電圧に影響を及ぼす何らかの不具合(例えば、絶縁不良)が生じるおそれがある。こうした不具合は耐電圧試験において検知できない。
【0007】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、本開示の1つの目的は、機器に不要なストレスを与えることなく、適切に耐電圧試験を行うことが可能な電気機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のある局面に係る電気機器は、直流電力を出力する出力回路に接続される直流配線と、接地端子と、直流配線と接地端子との間に設けられ、出力回路の地絡を検出する地絡検出回路と、直流配線の少なくとも一部、接地端子、および地絡検出回路を収納する筐体と、筐体の外部から操作可能に設けられ、直流配線と接地端子との電気的な接続および非接続を切替える切替部とを含む。
【0009】
本開示は、このような特徴的な構成を含む電気機器として実現できるだけではなく、電気機器を含むその他のシステム、装置、または、試験方法として実現することもできる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、機器に不要なストレスを与えることなく、適切に耐電圧試験を行うことが可能な電気機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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