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公開番号
2025017130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120032
出願日
2023-07-24
発明の名称
画像検査装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
21/88 20060101AFI20250129BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ワークを撮影した撮影画像に対するマスクの範囲の再設定を自動的に行って検査を行う。
【解決手段】画像検査装置は、ワークを撮影して撮影画像を取得する画像取得部11と、複数のマスク画像をあらかじめ記憶する記憶部12と、画像取得部11で取得された撮影画像に対応するマスク画像において、撮影画像にマスク処理を行う優先度が高いマスク部21と、マスク処理を行う優先度が低いマスク候補部22と、を設定した優先度画像を生成する優先度設定部13と、画像取得部で取得された撮影画像においてハレーションが発生している範囲を抽出した前処理画像を生成する前処理部14と、優先度設定部13で設定されたマスク候補部22の範囲に、前処理画像で抽出されているハレーションが発生している範囲がある場合に、ハレーションが発生している範囲をマスク部21として設定するマスク追加部17と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークを撮影して撮影画像を取得する画像取得部と、
複数のマスク画像をあらかじめ記憶する記憶部と、
前記画像取得部で取得された撮影画像に対応する前記マスク画像において、前記撮影画像にマスク処理を行う優先度が高いマスク部と、マスク処理を行う優先度が低いマスク候補部と、を設定した優先度画像を生成する優先度設定部と、
前記画像取得部で取得された撮影画像においてハレーションが発生している範囲を抽出した前処理画像を生成する前処理部と、
前記優先度設定部で設定されたマスク候補部の範囲に、前記前処理画像で抽出されているハレーションが発生している範囲がある場合に、前記ハレーションが発生している範囲を優先度が高い前記マスク部として設定するマスク追加部と、を備える、
画像検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像検査装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、AIを利用した画像検査を活用して、車両への付着物やキズを検査する需要が高まっている。例えば、このようなAIを利用した画像検査を行う画像検査装置では、対象物に対して照明を照射した状態で画像を取得し、その後に判定処理を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-203584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AIや機械学習(ML)を利用した画像検査には、検査対象のワークは特徴量が十分なものでなければ適用できない。特に、ワークが2色以上で構成されていたり、ワークに線が設けられている等の特徴がない場合には、ワークの位置がずれた際に、基準の位置合わせが難しくなるという問題がある。
【0005】
また、このような検査装置において、撮影画像中に照明や環境光によって撮影画像にハレーションが生じている場合には、ワークが不良品であるものと誤検知される場合がある。
【0006】
ここで、照明等のハレーションによる誤検知を抑制する方法の一つとして、撮影画像のマスク処理がある。すなわち特許文献1に記載されているように、検査装置では、撮影画像に対してマスク処理を行うことで、ハレーションを取り除いた画像を用意しておき、AIを利用した画像検査を行うことが可能となる。
【0007】
しかしながら、ワークの搬送の際の搭載ずれ等により、ワークに対するマスクの位置がずれてしまう場合には、ハレーションに起因する誤検知の改善ができなくなる場合があり、マスクの位置を再設定する必要がある。この場合には、作業者による作業工数が増加することから、コストが増加することとなる。そのため、ワークを撮影した撮影画像に対するマスクの範囲の再設定を、自動的に行うことが望まれていた。
【0008】
本開示は、ワークを撮影した撮影画像に対するマスクの範囲の再設定を自動的に行って検査を行う画像検査装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示にかかる画像検査装置は、ワークを撮影して撮影画像を取得する画像取得部と、複数のマスク画像をあらかじめ記憶する記憶部と、前記画像取得部で取得された撮影画像に対応する前記マスク画像において、前記撮影画像にマスク処理を行う優先度が高いマスク部と、マスク処理を行う優先度が低いマスク候補部と、を設定した優先度画像を生成する優先度設定部と、前記画像取得部で取得された撮影画像においてハレーションが発生している範囲を抽出した前処理画像を生成する前処理部と、前記優先度設定部で設定されたマスク候補部の範囲に、前記前処理画像で抽出されているハレーションが発生している範囲がある場合に、前記ハレーションが発生している範囲を優先度が高い前記マスク部として設定するマスク追加部と、を備える。
これにより、複数定めたマスク範囲に優先順位を設け、検査結果からマスク範囲を自動的に再設定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示よれば、ワークを撮影した撮影画像に対するマスクの範囲の再設定を自動的に行って検査を行う画像検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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