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公開番号
2025014920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117872
出願日
2023-07-19
発明の名称
水中移動体用採水器
出願人
株式会社東京久栄
代理人
個人
主分類
G01N
1/10 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 開閉アームを有する水中ドローンに取り付け可能で、大量の海水等を一瞬でサンプリングすることができ、ボトリングも容易である、水中移動体用採水器を提供する。
【解決手段】 筒状の採水容器11の両端に、弾性体13によって引っ張られる閉鎖蓋12が各々位置し、弾性体13を引き伸ばした状態で閉鎖蓋12を保持するロック状態の際は、閉鎖蓋12と採水容器11との間に隙間Sを有しており、ロック解除の際は、採水容器11の両端を閉鎖蓋12が閉鎖することで採水を行う、採水容器1を備えると共に、開閉可能な作業アーム21を有する、水中ドローン2への装着手段3と、水中ドローン2の作業アーム21の開閉に連動する、連動手段4と、連動手段4によりロック解除を行う、ロック手段5とを備え、ロック手段5により、閉鎖蓋12が、採水容器11の両端を閉鎖する閉鎖動作を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状の採水容器の両端に、弾性体によって互いに引っ張られる閉鎖蓋が各々位置し、
弾性体を引き伸ばした状態で閉鎖蓋を保持するロック状態の際は、閉鎖蓋と採水容器との間に隙間を有しており、
ロック解除の際は、採水容器の両端を閉鎖蓋が閉鎖することで採水を行う、採水容器を備えると共に、
作業アームを有する、水中ドローンへの装着手段と、
水中ドローンの作業アームの動作に連動する、連動手段と、
連動手段によりロック解除を行う、ロック手段とを備えていることを特徴とする、水中移動体用採水器。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記採水容器の両端に、採水容器の外径より大きい外径を有する収納筒が各々取り付けられ、
前記閉鎖蓋が、収納筒内に位置することを特徴とする、請求項1に記載の水中移動体用採水器。
【請求項3】
前記連動手段が、
内側線体と、該内側腺体を移動自在に内部に収めた外側菅とによる線状体とで構成され、
該線状体の一端側を水中ドローンの作業アーム側に取り付け、他端側を採水容器側に取り付けたものであることを特徴とする、請求項2に記載の水中移動体用採水器。
【請求項4】
前記ロック手段が、
先端側に引掛環を有すると共に、他端側が閉鎖蓋の外側に取り付けられ、閉鎖蓋の後方に位置する滑車ローラによって向きが変えられるボールチェーンと、
前記連動手段の内側腺体が中央に取り付けられ、動作プレートと、
該動作プレートの右側に位置し、中央を内側腺体が貫通する、右側プレートと、
該動作プレートの左側に位置する、左側プレートと、
該動作プレートの内側腺体の取り付け位置を基準として左右対称の位置に、動作プレートを貫通し、動作プレートがスライド自在に移動する、固定ガイドピンと、
これらの固定ガイドピンに隣接する各々の位置に、動作プレートに固定され、動作プレートと共に移動可能であり、左端が左側プレートから突出可能で、右端が右側プレートから突出可能な、連動ピンと、
固定ガイドピンと組み合う、弾性体とを備えていることを特徴とする、請求項3に記載の水中移動体用採水器。
【請求項5】
採水容器の上側にエア取込口を設けると共に、下側に取出口を設けることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の水中移動体用採水器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中移動体用採水器に関し、詳細には、開閉可能な作業アームを備えた水中ドローンに装着可能で、作業アームの動きを利用して採水容器の閉鎖動作を行う、水中移動体用採水器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
水中移動可能な市販のドローンの開閉アームの動作を利用し、任意の水深でのサンプリングを可能とする水中移動体用作業装置として、特許文献1に記載の装置が知られている。
【0003】
該装置は、図1に示すように、曲線状の開閉動作によるアーム1を備えた水中移動体2に取り付けるための取付手段と、直線状の作業動作によるシリンダ21とピストン22とを備えた作業手段20と、前記水中移動体2のアーム1の曲線状の開閉動作を、前記作業手段20の直線状の作業動作に変換する、リンク機構30とを備え、ピストン22の引き出し動作によって、シリンダ21内に任意の水深でのサンプリングを可能とするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-136346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、アームの開閉動作を変換したピストンの動作によってシリンダ内にサンプリングするので、採取量がアームの作業動作距離に限定され、大量の海水等を一瞬でサンプリングすることが難しかった。
【0006】
また、サンプリングした海水等を、外部の容器に取り出す際も、水中移動体のアームを操作してピストンを押し込むことでシリンダ外に排出するので、アームを操作する者に加えて、取り出し作業自体を行う者が必要なので、一人の作業員で採水器から容器に取り分けるボトリングを行うことができず、ボトリングが容易でなかった。
【0007】
したがって、本発明の解決しようとする課題は、開閉アームを有する水中ドローンに取り付け可能で、大量の海水等を一瞬でサンプリングすることができ、ボトリングも容易である、水中移動体用採水器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
【0009】
第1に、
筒状の採水容器の両端に、弾性体によって互いに引っ張られる閉鎖蓋が各々位置し、
弾性体を引き伸ばした状態で閉鎖蓋を保持するロック状態の際は、閉鎖蓋と採水容器との間に隙間を有しており、
ロック解除の際は、採水容器の両端を閉鎖蓋が閉鎖することで採水を行う、採水容器を備えると共に、
動作可能な作業アームを有する、水中ドローンへの装着手段と、
水中ドローンの作業アームの動作に連動する、連動手段と、
連動手段によりロック解除を行う、ロック手段とを備え、
ロック手段により、閉鎖蓋が、採水容器の両端を閉鎖する閉鎖動作を行うことを特徴とする、水中移動体用採水器。
【0010】
ここで使用する弾性体は、紐状ゴムの他に、シリコンチューブなどを採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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