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公開番号
2025032640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138040
出願日
2023-08-28
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
35/02 20060101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】組付けの作業性を向上できるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、第1コネクタ2から複数の可撓電線3が延びる第1電線ユニット4と、複数の可撓電線3ごとに単線化して形成されるとともに、各々の一端に第2コネクタ10が設けられたソリッドコア電線5を複数有する第2電線ユニット6と、を備える。複数の可撓電線3の各々は、複数の可撓電線3の先端に設けられた第1接続部9を、ソリッドコア電線5の各々の他端に設けられた第2接続部11に組付けることにより、電気接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コネクタから複数の可撓電線が延びる第1電線ユニットと、
前記複数の可撓電線ごとに単線化して形成されるとともに、各々の一端に第2コネクタが設けられたソリッドコア電線を複数有する第2電線ユニットと、を備え、
前記複数の可撓電線の各々は、前記複数の可撓電線の先端に設けられた第1接続部を、前記ソリッドコア電線の各々の他端に設けられた第2接続部に組付けることにより、電気接続されている、ワイヤハーネス。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記複数の可撓電線は、撚り線である、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第1接続部および前記第2接続部の組付けは、締結機構によって固定される構造が使用されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第1接続部および前記第2接続部の組付けは、オスメスのコネクタを嵌合する構造が使用されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記第1接続部および前記第2接続部を内部に収容することによって保護するプロテクタを備える、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記プロテクタは、組付対象に組付けられるときの位置のばらつきを吸収する位置調整機構を有する、請求項5に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記ソリッドコア電線の径は、前記可撓電線の径よりも大きく形成されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記第1コネクタは、外部の充電ケーブルが接続される充電インレットコネクタであり、
前記充電インレットコネクタの前記可撓電線の前記第1接続部は、前記ソリッドコア電線の前記第2接続部が接続され、
前記ソリッドコア電線の前記第2コネクタは、組付対象に設けられたバッテリに接続される、請求項1に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、一対の高電力シールドバスバーが周知である。一対の高電力シールドバスバーには、例えば、アルミニウムや銅などの剛性ソリッドコア押出加工品が使用されている。一対の高電力シールドバスバーの各端部には、電気接続のためのレシーバが設けられている。このように、一対の高電力シールドバスバーの各々の端部は、2本セットのバスバーを共通に固定するレシーバによって保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-517714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような高剛性の高電力シールドバスバーは、車体の配策経路に沿って曲げ加工される。しかし、曲げ加工の加工形状によっては、加工公差が大きくなる場合がある。このため、高電力シールドバスバーを車体に組付ける場合には、剛性の高い高電力シールドバスバーを、大きな力で位置合わせする必要がある。よって、組付け作業に手間や時間がかかる懸念があった。
【0005】
また、高剛性の高電力シールドバスバーを、加工公差分、無理に位置合わせして車体に組付けると、高電力シールドバスバーのレシーバに大きな応力がかかってしまう。このため、レシーバの耐久性の懸念もあった。さらに、一対の高電力シールドバスバーの端部を1つのレシーバで保持する場合、それぞれの高電力シールドバスバーの加工公差を、1つのレシーバで支持する必要がある。このため、一対の高電力シールドバスバーからレシーバに大きな応力がかかるので、この点からもレシーバの耐久性が懸念される。
【0006】
本開示の目的は、組付けの作業性を向上できるワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するワイヤハーネスは、第1コネクタから複数の可撓電線が延びる第1電線ユニットと、前記複数の可撓電線ごとに単線化して形成されるとともに、各々の一端に第2コネクタが設けられたソリッドコア電線を複数有する第2電線ユニットと、を備え、前記複数の可撓電線の各々は、前記複数の可撓電線の先端に設けられた第1接続部を、前記ソリッドコア電線の各々の他端に設けられた第2接続部に組付けることにより、電気接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、組付けの作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るワイヤハーネスの外観を示す斜視図である。
図2は、第1接続部および第2接続部の構造例を示す斜視図である。
図3は、第1接続部および第2接続部の構造例を示す斜視図である。
図4(a)、図4(b)は、プロテクタの組付けの概要を示す手順図である。
図5は、ワイヤハーネスの組付手順を示す工程図である。
図6は、第1電線ユニットと第2電線ユニットの組み合わせ例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のワイヤハーネスは、第1コネクタから複数の可撓電線が延びる第1電線ユニットと、前記複数の可撓電線ごとに単線化して形成されるとともに、各々の一端に第2コネクタが設けられたソリッドコア電線を複数有する第2電線ユニットと、を備え、前記複数の可撓電線の各々は、前記複数の可撓電線の先端に設けられた第1接続部を、前記ソリッドコア電線の各々の他端に設けられた第2接続部に組付けることにより、電気接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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