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公開番号2025031883
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024227539,2021053454
出願日2024-12-24,2021-03-26
発明の名称配線部材
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01B 7/08 20060101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】細い線状伝送部材がより大きな引張荷重に耐えられるようにされ、かつ端末から遠い部分をフラットに保ちつつ端末に近い部分の幅寸法を小さくすることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、複数の線状伝送部材22と、前記複数の線状伝送部材22が固定された第1シート28と、前記複数の線状伝送部材22のうち少なくとも一部の線状伝送部材22が固定された第2シート30とを含む配線体20と、前記複数の線状伝送部材22の端部に設けられたコネクタ40と、を備える。前記第2シート30は、前記第1シート28と前記コネクタ40との間に設けられる。前記複数の線状伝送部材22のうち最も細い線状伝送部材22のすべてを含む2本以上の線状伝送部材22が前記第2シート30に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の線状伝送部材と、前記複数の線状伝送部材が固定された第1シートと、前記複数の線状伝送部材のうち少なくとも一部の線状伝送部材が固定された第2シートとを含む配線体と、
前記複数の線状伝送部材の端部に設けられたコネクタと、
を備え、
前記第2シートは、前記第1シートと前記コネクタとの間に設けられ、
前記複数の線状伝送部材のうち最も細い線状伝送部材のすべてを含む2本以上の線状伝送部材が前記第2シートに固定されている、配線部材。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記複数の線状伝送部材は、前記最も細い線状伝送部材として、導体断面積が0.35平方ミリメートルと同じかそれよりも小さい電線を含む、配線部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
前記コネクタと前記第2シートとの間隔が、120ミリメートル以上、260ミリメートル以下である、配線部材。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第1シートと前記第2シートとの間隔が、前記第1シートの端部における前記第1シートの幅寸法の3分の2以上である、配線部材。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第2シートの位置における前記配線体の幅寸法が、前記第1シートの位置における前記配線体の幅寸法よりも小さい、配線部材。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記複数の線状伝送部材のすべてが、前記第2シートに固定されている、配線部材。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記複数の線状伝送部材は、前記最も細い線状伝送部材である第1線状伝送部材と、前記第1線状伝送部材よりも太い第2線状伝送部材とを含み、
前記第2線状伝送部材のうち少なくとも1本は、前記第2シートに固定されていない、配線部材。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記複数の線状伝送部材は、前記最も細い線状伝送部材を複数本含み、
前記複数の最も細い線状伝送部材のみが前記第2シートに固定されている、配線部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、シート状に形成された機能性外装部材に電線が溶着されたワイヤーハーネスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フラットな配線部材のうち端末から遠い部分をフラットに保ちつつ端末に近い部分の幅寸法を小さくできることが望まれている。また、細い線状伝送部材がより大きな衝撃荷重に耐えられるようにされることが望まれている。
【0005】
そこで、細い線状伝送部材がより大きな引張荷重に耐えられるようにされ、かつ端末から遠い部分をフラットに保ちつつ端末に近い部分の幅寸法を小さくすることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、複数の線状伝送部材と、前記複数の線状伝送部材が固定された第1シートと、前記複数の線状伝送部材のうち少なくとも一部の線状伝送部材が固定された第2シートとを含む配線体と、前記複数の線状伝送部材の端部に設けられたコネクタと、を備え、前記第2シートは、前記第1シートと前記コネクタとの間に設けられ、前記複数の線状伝送部材のうち最も細い線状伝送部材のすべてを含む2本以上の線状伝送部材が前記第2シートに固定されている、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、細い線状伝送部材がより大きな引張荷重に耐えられるようにされ、かつ端末から遠い部分をフラットに保ちつつ端末に近い部分の幅寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す概略平面図である。
図2は図1の領域Aの拡大図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図1の領域Bの拡大図である。
図6は図5のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は実施形態1にかかる配線部材を製造する様子を示す説明図である。
図8は実施形態1にかかる配線部材を製造する様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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