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公開番号
2025028256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024220521,2022012601
出願日
2024-12-17,2022-01-31
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250220BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングが幅方向に大型化するのを回避できるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング12は、前後方向に延び、且つ幅方向に並んで配置される複数のキャビティ29と、幅方向に隣接するキャビティ29間に配置される共用壁34と、共用壁34から前方に突出し、幅方向に隣接するキャビティ29にそれぞれ対応して配置される一対のランス35A,35Bと、を有している。端子金具11は、キャビティ29内でランス35A,35Bに係止される。一対のランス35A,35Bは、共用壁34において、高さ方向に並んで配置され、ハウジング12は、一対のランス35A,35Bの前方を開放させた共用空間部41を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
雌側コネクタと雄側コネクタとを備え、
前記雌側コネクタはハウジングと端子金具とを有し、
前記雄側コネクタは相手側ハウジングと相手側端子とを有し、
前記ハウジングは、前後方向に延びるキャビティと、前記キャビティに対応して配置されるランスと、を有し、
前記端子金具は、前記キャビティ内で前記ランスに係止され、
前記ハウジングは、前記ランスの前方を開放させた共用空間部を有し、
前記相手側ハウジングは、前記ハウジングに嵌合可能なフードと、前記フード内に突出し、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合時に前記共用空間部に配置される仕切部と、前記フード内に突出して前記端子金具に接続可能な相手側端子と、を有し、
前記相手側端子の突出方向の先端は、前記仕切部の突出方向の先端よりも後方に引っ込んで配置されている、コネクタ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記キャビティは前記ハウジングにおいて幅方向に並んで複数配置され、
前記ハウジングは前記幅方向に隣接する前記キャビティ間に配置される共用壁を有し、
前記ランスは、前記共用壁から前方に突出し、前記幅方向に隣接する前記キャビティにそれぞれ対応して対をなし、前記共用壁に高さ方向に並んで配置されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合時に、前記仕切部の先端部は前記端子金具における前記ランスに係止可能な係止突起と前記幅方向に並んで配置される、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記端子金具は、同軸端子であって、内導体と、前記内導体を包囲する外導体と、前記内導体と前記外導体との間に配置される誘電体と、を有し、
前記外導体は、端子本体と、前記端子本体の後方に連なって電線のシールド部に接続されるシールドバレル部と、を有し、
前記端子本体は、前記相手側端子が嵌合可能な筒状部と、前記前後方向において前記筒状部と前記シールドバレル部との間に位置して前記ランスに係止可能な係止突起と、を有している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタは、プラグ端子と、プラグ端子を収容するプラグ本体と、を備えている。プラグ端子は、十文字状スリットで仕切られた4つの領域内に、それぞれ端子孔を有している。
【0003】
特許文献2に開示されたコネクタは、互いに嵌合可能なハウジングおよび相手側ハウジングを備える。ハウジングは、相手側ハウジングの後側ガイド凸部を挿入可能な後側嵌合溝を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-4281号公報
特開2014-107139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に、端子金具は、ハウジングのキャビティ内に配置され、ランスによって係止される。ハウジングの前面には、ランスの係止面を成形するための金型の引き抜きに起因する型抜き孔が開口して形成される。仮に、ランスが幅方向に隣接するキャビティ間を仕切る壁にそれぞれのキャビティに対応して形成されるとすると、ハウジングの前面にキャビティ毎の型抜き孔が多数開口し、ハウジングが幅方向に大型化する懸念がある。
【0006】
そこで、本開示は、ハウジングが幅方向に大型化するのを回避できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、ハウジングと、端子金具と、を備え、前記ハウジングは、前後方向に延び、且つ幅方向に並んで配置される複数のキャビティと、前記幅方向に隣接する前記キャビティ間に配置される共用壁と、前記共用壁から前方に突出し、前記幅方向に隣接する前記キャビティにそれぞれ対応して配置される一対のランスと、を有し、前記端子金具は、前記キャビティ内で前記ランスに係止され、一対の前記ランスは、前記共用壁において、高さ方向に並んで配置され、前記ハウジングは、一対の前記ランスの前方を開放させた共用空間部を有している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ハウジングが幅方向に大型化するのを回避できるコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、嵌合状態にある雌側コネクタおよび雄側コネクタの縦断面図である。
図2は、嵌合状態にある雌側コネクタおよび雄側コネクタの側断面図である。
図3は、嵌合状態にある雌側コネクタおよび雄側コネクタの、雌側コネクタ側の部分拡大平断面図である。
図4は、雌側コネクタの正面図である。
図5は、ハウジングの正面図と要部拡大図である。
図6は、ハウジングを斜め上方から見た斜視図である。
図7は、雄側コネクタを斜め前方から見た斜視図である。
図8は、端子金具を斜め上方から見た斜視図である。
図9は、ハウジングを斜め後方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)ハウジングと、端子金具と、を備え、前記ハウジングは、前後方向に延び、且つ幅方向に並んで配置される複数のキャビティと、前記幅方向に隣接する前記キャビティ間に配置される共用壁と、前記共用壁から前方に突出し、前記幅方向に隣接する前記キャビティにそれぞれ対応して配置される一対のランスと、を有し、前記端子金具は、前記キャビティ内で前記ランスに係止され、一対の前記ランスは、前記共用壁において、高さ方向に並んで配置され、前記ハウジングは、一対の前記ランスの前方を開放させた共用空間部を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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