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公開番号2025033631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139477
出願日2023-08-30
発明の名称画像形成装置及び複合機
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ぱてな
主分類B41J 11/70 20060101AFI20250306BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置を大型化させることなく、移動刃ホルダをカッターキャリッジに着脱する作業を容易に実施できる画像形成装置及び複合機を提供する。
【解決手段】画像形成装置1において、カッター機構4は、カッターフレーム400と、カッターフレーム400に固定された固定刃411と、固定刃411に摺接しながら移動する移動刃412と、移動刃412を回転可能に支持する移動刃ホルダ460と、移動刃ホルダ460を着脱可能に保持し、カッターフレーム400によって切断方向DC1に案内されるカッターキャリッジ420と、を有する。筐体10、30、50は、カッターフレーム400よりも切断方向DC1の一方に位置する側壁56と、側壁56を貫通する着脱開口54であって、切断方向DC1に沿って見て、カッターキャリッジ420に保持された移動刃ホルダ460の少なくとも一部と重なる着脱開口54と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
搬送方向に搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
画像が形成されたシートを前記搬送方向と直交する切断方向に切断するカッター機構と、
前記画像形成部及び前記カッター機構を収容する筐体と、
を備え、
前記カッター機構は、前記切断方向に延びるカッターフレームと、前記カッターフレームに固定され、前記切断方向に延びる固定刃と、前記固定刃に摺接しながら移動する移動刃と、前記移動刃を回転可能に支持する移動刃ホルダと、前記移動刃ホルダを着脱可能に保持し、前記カッターフレームによって前記切断方向に案内されるカッターキャリッジと、を有し、
前記筐体は、前記カッターフレームよりも前記切断方向の一方に位置する側壁と、前記側壁を貫通する着脱開口であって、前記切断方向に沿って見て、前記カッターキャリッジに保持された前記移動刃ホルダの少なくとも一部と重なる前記着脱開口と、を有していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記筐体は、前記カッター機構によって切断された後に排出されるシートを支持する排出トレイを有し、
前記排出トレイは、前記排出トレイにおける前記搬送方向の上流端から前記搬送方向の下流に向かって上り傾斜する上流部分と、前記上流部分に接続し、前記搬送方向の下流に向かって略水平に延びる下流部分と、を有し、
前記着脱開口は、前記排出トレイよりも前記切断方向の前記一方に位置している請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
原稿の画像を読み取る画像読取部を備え、
前記筐体は、前記画像形成部及び前記カッター機構よりも上方において前記画像読取部を収容し、
前記筐体は、前記カッター機構によって切断されたシートを前記画像形成部と前記画像読取部との間に排出するための排出空間を有し、
前記着脱開口は、前記排出空間よりも前記切断方向の前記一方に位置している請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記側壁に支持されて前記着脱開口を開閉可能な着脱開口カバーを有している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記着脱開口カバーの開閉状態を検出可能な開閉センサを備えている請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記移動刃ホルダは、前記着脱開口に向かって突出する取っ手を有している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カッターキャリッジは、前記移動刃ホルダを前記カッターキャリッジに着脱するときに前記移動刃ホルダを案内する案内部を有し、
前記移動刃ホルダは、前記案内部に案内される被案内部を有している請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記案内部は突起であり、前記被案内部は溝である請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記溝の一端は開いており、
前記溝の他端は閉じており、
前記移動刃ホルダが前記カッターキャリッジに装着されるときに、前記突起が前記一端から前記溝に進入して前記溝を案内し、
前記移動刃ホルダが前記カッターキャリッジに装着された状態で、前記突起が前記他端に当接して前記移動刃ホルダを位置決めする請求項8記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記カッターキャリッジは、前記カッターフレームによって前記切断方向に案内されるキャリッジベースと、前記切断方向と平行な揺動軸心周りに揺動可能に前記キャリッジベースに支持されたキャリッジカバーと、を有し、
前記キャリッジベースは、前記移動刃ホルダを保持するホルダ保持部を有し、
前記キャリッジカバーは、前記移動刃ホルダの前記ホルダ保持部に対する着脱を許容するアンロック位置と、前記移動刃ホルダを前記ホルダ保持部に固定するロック位置と、に揺動する請求項9記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置及び複合機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタが開示されている。このインクジェットプリンタにおいて、ヘッドは、レールに沿う往復移動により、搬送方向に搬送されるシート材に画像を形成する。切断装置は、画像が形成されたシート材を搬送方向と直交する切断方向に切断する。
【0003】
より詳しくは、切断装置は、切断方向に延びるフレームと、フレームに固定され、切断方向に延びる固定刃と、固定刃に摺接しながら移動する丸刃と、丸刃を回転可能に支持する丸刃ホルダと、丸刃ホルダを着脱可能に保持し、フレームによって切断方向に案内される移動台と、を有している。
【0004】
丸刃ホルダを搬送方向に沿って移動台に挿入した後、丸刃ホルダをロック方向に回転させることにより、丸刃ホルダが移動台に装着される。その一方、移動台に装着された丸刃ホルダをロック方向とは逆向きに回転させた後、丸刃ホルダを搬送方向に沿って移動台から引き抜くことにより、丸刃ホルダが移動台から取り外される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-268225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記のインクジェットプリンタにおいて、画像が形成されたシート材は、切断装置よりも搬送方向の下流に位置する部分が下方に垂れた状態で、切断装置によって切断される。このため、このインクジェットプリンタは、移動台に装着された丸刃ホルダに搬送方向に沿って手を届かせるときに切断されたシートに阻害され難く、丸刃ホルダを移動台に着脱する作業を容易に実施できる。
【0007】
この点、一般的なカットシートを取り扱う画像形成装置は、切断されたカットシートを装置上面に形成された排出トレイに排出するように構成されることが多い。このため、上記のインクジェットプリンタのように、画像形成部及びカッター機構を筐体に収容しようとすると、カッター機構によって切断されたシートをカッター機構よりも搬送方向の下流において複数枚積層させることになる。
【0008】
カッター機構が、上記の切断装置に係るフレーム、固定刃、丸刃、丸刃ホルダ及び移動台に相当するカッターフレーム、固定刃、移動刃、移動刃ホルダ及びカッターキャリッジを有しているとすると、カッターキャリッジに装着された移動刃ホルダに搬送方向に沿って手を届かせるときに切断されたシートに阻害され易く、移動刃ホルダをカッターキャリッジに着脱する作業を容易に実施できなくなるおそれがある。
【0009】
また、切断されたシートが排出・積層される排出トレイの範囲外で、移動刃ホルダをカッターキャリッジに着脱しようとすると、上方から着脱することも考えられる。特に、上方に原稿の画像を読み取る画像読取部が配置される複合機においては、移動刃ホルダを上方から着脱するためのスペースを排出トレイの上方に十分に確保しようとすると、装置全体が大きくなるといった欠点がある。
【0010】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、装置を大型化させることなく、移動刃ホルダをカッターキャリッジに着脱する作業を容易に実施できる画像形成装置及び複合機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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