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公開番号2025027905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023133150
出願日2023-08-17
発明の名称枠組みユニット
出願人Reegle株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20250220BHJP(建築物)
要約【課題】 組立てが非常に容易であるとともに、構成部材の収納スペースの確保も容易であり、また、間仕切り用の枠組みとしての利用方法以外にも活用することができる枠組みユニットを提供する。
【解決手段】 複数のL型柱板材10と、複数のI型梁板材20とを含んで構成され、L型柱板材10が、長尺の柱部11と、柱部11の一方の端部11aから、柱部11の長手方向に対して直角方向に突出した突出部12とを含んで成り、突出部12における柱部11と反対側の端縁12aの中央部から、柱部11の長手方向に対して直角方向に柱側嵌合凹部13が形成され、柱部11における一方の端部11aにほぞ穴14が形成され、I型梁板材20が、長尺の梁部21と、梁部21の一方の端縁21aに形成されたほぞ22とを含んで成り、梁部21の他方の端縁21bの中央部から、梁部21の長手方向に梁側嵌合凹部23が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のL型柱板材と、
複数のI型梁板材と、
を含んで構成され、
前記L型柱板材が、長尺の柱部と、該柱部の一方の端部から、該柱部の長手方向に対して直角方向に突出した突出部とを含んで成り、
前記突出部における前記柱部と反対側の端縁の中央部から、前記柱部の長手方向に対して直角方向に柱側嵌合凹部が形成され、
前記柱部における前記一方の端部にほぞ穴が形成され、
前記I型梁板材が、長尺の梁部と、該梁部の一方の端縁に形成されたほぞとを含んで成り、
前記梁部の他方の端縁の中央部から、前記梁部の長手方向に梁側嵌合凹部が形成されていることを特徴とする枠組みユニット。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記柱側嵌合凹部が、前記突出部の両側面に貫通する柱側貫通凹部と、該柱側貫通凹部からその奥行き方向に、前記突出部の一方の側面に延設された柱側側面溝部とから構成され、
前記梁側嵌合凹部が、前記梁部の両側面に貫通する梁側貫通凹部と、該梁側貫通凹部からその奥行き方向に、前記梁部の一方の側面に延設された梁側側面溝部とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の枠組みユニット。
【請求項3】
前記柱部の長手方向の端面、及び前記梁部の長手方向の端面に、斜め上方に向かって1乃至複数の係止溝を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の枠組みユニット。
【請求項4】
前記柱部及び前記梁部に、複数の連結孔を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の枠組みユニット。
【請求項5】
前記柱部及び前記梁部に、複数の連結孔を備えることを特徴とする請求項3に記載の枠組みユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は枠組みユニットに関し、特に災害時の避難場所やイベントスペースにおいて容易に間仕切り用の枠組みを形成可能な枠組みユニットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、災害時の避難場所においてプライバシーを確保する観点から、種々の簡易的なパーティションや間仕切り用ユニットが開示されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照。)。特許文献1に開示された組立式パーティションは、複数の柱部材と複数の桟部材とを有し、該柱部材と該桟部材とを選択的に組み合わせ、互いに着脱可能に連結して枠体を形成し、該枠体により空間部を仕切ることを特徴とする。この特許文献1に開示された組立式パーティションによると、体育館や公民館などの広い室内や広場を仕切って多数の小部屋などを形成することができるため、広い室内や広場を多数の被災者が共用しながらの避難生活を送る場合に、共通の広い空間内での生活であっても、プライバシーができるだけ確保され、被害者にとってストレスが軽減される旨、記載されている。
【0003】
また、複数の柱部材と複数の桟部材とを選択的に組み合わせて、互いに着脱可能に連結して枠体を形成し、該枠体により室内などを仕切るものであるため、柱部材と桟部材のままで、設置場所に容易に運搬することができ、また、単に、柱部材に桟部材を差し込むなどして連結するだけで組み立てが完了するため、速やかに、かつ、熟練を要せず、簡便に組み立てることができ、柱部材と桟部材を足していくだけで、次々に枠体からなる小部屋などを増やしていくことができる旨、記載されている。
【0004】
特許文献2に開示された間仕切り用ユニットは、角紙管からなる四角筒状の構造体を備え、前記構造体どうしを連結するジョイント機構を備え、前記ジョイント機構は、前記構造体において互いに連結される第一構造体および第二構造体の何れか一方に取り付けられた第三構造体と前記第一構造体および前記第二構造体の何れか他方とが嵌め込み可能に設けられた機構であることを特徴とする。
【0005】
この特許文献2に開示された間仕切り用ユニットによると、間仕切りに丸紙管からなる円筒状の部材が用いられるのと比較して、部材のユニットが転がりにくく、ユニットを安定して載置や保管することが可能となり、間仕切りの取扱性を高めることができる旨、記載されている。また、同等の強度を有する丸紙管よりも軽量の角紙管が部材に用いられることから、丸紙管からなる円筒状の部材が用いられた間仕切りと比較して、間仕切りを軽量化することができ、更に、第二部材を第三部材に嵌め込むだけで第一部材と第二部材とを連結させることができ、間仕切りは組立性が高まる旨、記載されている。
【0006】
特許文献3には、少なくとも第1から第3の辺を有する多角形の形状を有し、前記第1から第3の辺のそれぞれの縁部に沿って配置された溝部または穴を有する床板と、板状の形状を有し、下端部が前記溝部または前記穴に嵌め込まれ、前記床板の前記第1から第3の辺の縁部にそれぞれ垂設される少なくとも第1から第3の壁板と、を備えるパーティションにおいて、前記床板および前記壁板は、それぞれの長辺の長さを、短辺の長さの2倍とし、かつ、この床板の前記長辺には、前記壁板の前記短辺が二枚垂設される構成を利用し、この床板は、第1の床板~第nの床板で、この壁板は、第1の壁板~第nの壁板とするとともに、この第1の床板~第nの床板は、第1から第4の辺を有する四角形の形状であって、前記第1の床板の長辺には、前記第1の壁板および第2の壁板が垂設され、この第1の床板の短辺には、第3の壁板が垂設され、第2の床板の長辺には、第4の壁板、および第5の壁板が垂設されるとともに、この第2の床板の短辺には、第6の壁板が垂設され、第3の床板の短辺には、第7の壁板が垂設されるとともに、この第3の床板の長辺には、第8の壁板、および第9の壁板が垂設され、前記第1の壁板は、前記第2の壁板と接続され、前記第2の壁板は、前記第3の壁板と接続され、前記第3の壁板は、前記第4の壁板と接続され、同様に第n-2の壁板は、第n-1の壁板と、および前記第n-1の壁板は、前記第nの壁板と接続されるとともに、前記第nの壁板と前記第1の壁板との間で、かつ前記第nの床板の垂設壁板無しの辺部に空間が設けられることを特徴とするパーティションが開示されている。
【0007】
この特許文献3に開示されたパーティションによると、プライバシーの保護が図れ、持運び、組み立てが簡単、容易であって、かつ速やかにできること、または再利用可能で、清潔に保てるパーティションを提供することが可能になる旨、記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2011-132665号公報
特開2020-90886号公報
特許第6940855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に開示された組立式パーティションや特許文献2に開示された間仕切り用ユニットによると、容易に間仕切り用の枠組みを組み立てることができるものと思料する。また、特許文献3に開示されたパーティションによっても、比較的容易に間仕切りを設置することができるものと思料する。
【0010】
しかしながら、間仕切りとして使用しないとき、特許文献1や特許文献2に開示された組立式パーティション等に係る構成部材の保管場所を確保することが困難である。一般的には、学校の体育館等が災害時の避難場所として利用されるが、通常時において、組立式パーティション等に係る構成部材を保管するスペースを確保すること難しく、体育館から離れた倉庫等に保管している場合も少なくない。避難場所と保管場所が離れていると、使用時に構成部材の運搬作業が別途必要となり、避難者の負担も増大することとなる。
(【0011】以降は省略されています)

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